軍曹さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

軍曹

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エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

視聴前は有名なホラー映画くらいのイメージだったが、内容はホラー要素以上に各登場人物の丁寧な心情描写に重きが置かれていて、深く感情移入ができる物語となっている。最初から最後まで目が離せない見応えのある傑>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.0

スタントアクションシーンのハラハラ感は初代以来のレベルで素晴らしい。

未知との遭遇(1977年製作の映画)

2.5

遭遇しに行くまでの家族とのゴタゴタパートが長すぎてやや退屈だった。終盤の映像演出はお見事。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

2.5

前作までとは異なり終盤の盛り上がりに欠ける。全体的にもアクションがもう少し欲しかった感。

劇場版 生徒会役員共(2017年製作の映画)

1.5

良くも悪くも展開が存在しないいつもの生徒会役員共。

BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)

2.5

登場人物の大半がアメリカ人で主役のセーラー服来た女の子が日本刀振り回してゾンビぶった斬るという、外国人が好きな要素てんこ盛り短編アニメ。劇中のほとんどの会話シーンが英語で行われるところからも海外市場を>>続きを読む

ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.0

劇伴がハンスジマーなだけあって圧巻のクオリティ。中盤まではダレていたものの終盤は前作を超える怒涛のアクションシーンの連続で引き込まれた。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.5

トム・クルーズがスパイミッションで走り回るだけのペラペラ作品かと思っていたが、実際は各登場人物の裏切りや隠れた思惑など意外とシナリオが複雑で追いかけるのが大変だった。劇伴のワクワク感は随一。

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

2.5

テレビ版同様のほんわか癒しストーリー。心地よすぎてちょっと寝ちゃいました。本業そっちのけでキャンプ場作りさせてくれる一行の所属企業優しすぎんだろと思ったがその辺の細かいことはご愛嬌ということで。

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

2.5

「おもちゃの自立」という命題に初めて真正面から挑んでいて映画としてはいい作品だが、トイストーリーシリーズであると考えるとその内容をかなり逸脱しているという攻めた作品。自分は映画好きである以上にトイスト>>続きを読む

からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前半は良かったのだが、後半からぽっと出のネコが話の主軸になってからかい成分がほとんどなかったのが腑に落ちない。そして散々ネコで話を引っ張った挙句、突然二人は結ばれてハッピーエンド、というオチをかまされ>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

序盤は毎日を懸命に生きるセルマの日常とそれを取り巻く登場人物たちを淡々と描きながら、徐々にそれぞれの人物が持つ"執着"にスポットが当てられていき、後半に向けてボルテージを高めていく上手い作り。ミュージ>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

2.5

起承転結がほとんどない映画なので特に起伏もなく平坦に進んでいく作品。丁寧に作り込まれているがやはりシナリオの退屈感は否めない。見る人の立場や価値観で共感できるか否かがかなり変わりそうではある。

ベニスに死す(1971年製作の映画)

3.5

音楽・セリフが圧倒的に少ない+アンドレセンが美形すぎて意識せずとも画面に見入っちゃう。場面カットの切り替えも独特なブツ切りで、これも画面に釘付けにさせる効果があったように感じた。疫病の蔓延が進むにつれ>>続きを読む

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(2022年製作の映画)

3.0

THE ORIGINにも言えることだがキャラクターの誇張演技をはじめとする、安彦ガンダム特有の雰囲気があまり好みでない。ただ後半にかけてのバトルアクションの盛り上がり等は見どころとしてとても良い。あと>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

前作も娯楽性に特化し、シナリオ以上に音楽やアクションなどのファッション性を追求していたが、本作ではそれがより突き抜けた形となっている。IMAXの大画面でみるラストバトルシークエンスの迫力はもはやアトラ>>続きを読む

シドニアの騎士 あいつむぐほし(2021年製作の映画)

2.0

シリーズを追うごとに作品内の緊張感が薄れていっているような感じがする。終わり方も、結構すんなりハッピーエンドに辿り着いてしまって逆に悲しい。映画よりTVシリーズでもっと時間をかけて完結を描いて欲しかっ>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

4.0

画作りと音楽に'80の香りがプンプンしてたまらん。主人公とメガネ野郎の演技がコメディにマッチしていて最高。長く愛される作品である理由を理解した。

プレステージ(2006年製作の映画)

3.0

最初は大丈夫か?と思ったが進んでいくにつれてノーラン節が炸裂。伏線の撒き方が変態級に上手い。2,3周必須。

バブル(2022年製作の映画)

4.5

荒木演出が炸裂しているパルクールシーンや澤野劇伴曲のクオリティの高さに圧倒される。シナリオもシンプルでありながら短い尺の制約の中、時折挿入される超絶神作画を挟みつつ進行することでキャラクター同士の交流>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

原作でのシナリオの評価が高いエピソードを上手いこと繋ぎ合わせつつ、現代風のリアリティに則した内容にすることでしっかりと一本の映画に仕上げていてお見事。登場人物の群像劇に重きを置いて、"友情"というテー>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

今までに観た作品の中でも屈指の胸糞の悪さ。母なる証明、パラサイトよりもエンタメ要素は薄めでリアリティに寄せていて、これはこれでおもしろい。

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.5

シリーズが進む毎に、シナリオが人間関係等のミニマムな問題にフォーカスするようになって行くのがあまり合わない…。2期以降の上下の絡みよりも、1期のような同期同士の絡みがもっと見たかったな。

レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

2.5

第1作ということで後続作品ほど冒険パートが少なく感じて物足りなかったのが正直なところ。オチの雑さで笑った。良くも悪くもやっぱりインディ・ジョーンズシリーズの原典だなと強く感じた。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

2.5

これで続編は詐欺やろ!と思ってHPみたらたしかに総集編っぽいこと書いてたわ。ただ最後の最後の新規パートで"映画感"出してきてやっぱりオッドタクシーだね〜と感じました。

音楽(2019年製作の映画)

3.0

映画そのものが劇中の音楽のような、いびつで素材感たっぷりの味のある作品。

ミスト(2007年製作の映画)

4.0

ホラーというよりパニックムービー。ほぼスーパー内の空間だけでしか話が展開されていないにも関わらず、登場人物同士の人間関係や心情描写の巧みさによって時間を忘れて作品世界に入り込める。そして有名なラストは>>続きを読む

アイアンマン(2008年製作の映画)

3.5

前半が随分ダラダラしていて大丈夫かと思ったが、アイアンマンが完成した辺りからようやく持ち直した印象。音楽ともしっかりマッチしていて良い。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

素晴らしい。シナリオは3つの軸、①聴覚障害をもつ家族との向き合い方 ②想い人との恋愛 ③自分のやりたい事の実現 から構成されていて一つ一つはシンプルだが、それぞれ相互に影響を与えつつ3つ全てが綺麗にま>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

シナリオの目的が明快で無駄なところも少ないのでノンストップで観れる。役者の演技も凄いが特に豪華黒人俳優陣の演技が素晴らしい。後半にはタランティーノお決まりの痛快バトルアクションもてんこ盛りで楽しい。久>>続きを読む

冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

加藤恵、ちゃんと選ばれてよかったねぇ、な話。全体として想像通りの内容すぎて特に驚かされるところはないが、ファンにとってはいいものなのだろう。詩羽先輩にほとんど触れられてなかったけどこれはTVシリーズの>>続きを読む

COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

3.5

素晴らしい。終盤のチェイスシーンなどは、初期マクロスシリーズにも引けを取らない圧巻のアニメーション。個人的には、SFサスペンスという同じ系統でよく名前の出る映画パトレイバー二作よりも完成度が高いように>>続きを読む