大豆さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.7

鬼太郎が誕生する前日譚として、目玉の親父と元兵士の人間が不気味な村で協力して謎を追う。

鬼太郎シリーズは観ていない状態で映画だけ鑑賞したけど、ストーリーに着いていけないということはなかった。

因習
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

3.7

指輪を捨てに行く仲間たちは3つに別れ、指輪を捨てるため進むフロド、人間の国を救うため闘うことになったアラルゴンたち、フロド達の元に戻ろうとするピピンたちがそれぞれ動く第2作。

ストーリーがかなり広が
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スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.9

一目惚れした女の子と付き合うために、地味な男子が元彼軍団と戦う。


漫画やゲームらしい演出を実写映画で上手く再現している。
テンポが良すぎて冒頭30分見た時点での情報量がすごいから、1時間以上見てる
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.7

世界に破滅をもたらす指輪を破壊するために仲間と旅をするファンタジー。

ストーリーはど真ん中の王道ファンタジーで、あまりにも王道に感じるから展開が読める部分はある。ただこの作品が後世に影響を与えた結果
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容疑者X(2023年製作の映画)

3.5

『容疑者Xの献身』のインド版リメイク。

基本的なストーリーは原作と同じだけど、原作のガリレオと刑事が1人の人物にまとめられてたり、殺される夫のキャラがかなり悪くなってたり、ラストが少し変わっている。
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.5

轢き逃げをした刑事が謎の人物に脅され始め、真相を追う。

主人公がまあまあな汚職警官で驚いた。
前半の轢き逃げを隠蔽するシーンは緊張感があったけど、あらすじから別にそこを見たいわけではなかったからちょ
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クロニクル(2012年製作の映画)

3.3

突然超能力を手に入れた高校生たちが段々変わっていく。

友達がいなかった主人公に超能力を得たことで友達が出来るけど、力に溺れ始めて友達も失っていく。
前半は主人公の手持ちカメラの映像が多くて、慣れるま
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伯爵(2023年製作の映画)

3.2

長年生きてチリの将軍になった吸血鬼が死のうとするけど、家族は遺産のありかを知ろうとしたりして…というコメディ風の映画。

雰囲気はとても良いんだけど、中盤の会話劇はちょっと飽きる。
設定や真相が明らか
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.8

男の子が暮らしていた小さな町がある日突然暴動の舞台になり、そんな中でも生活する人たちが子供の目線から描かれた映画。

イデオロギーの対立が暴動にまで発展した社会だから舞台は重たいけど、重苦しくならずに
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

ヴィーガンを殺して店で売り始める肉屋夫婦の話。

途中から妻がありとあらゆる人間を肉として見るようになっていくのが結構怖かった。
夫には良心が残っていたけど、結局は妻の言われるがままに殺してしまう。
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.6

殺しに失敗した代償で妻を傷つけられた暗殺者が報復をする話。

最初の暗殺のシーンは緊張感あって良かったんだけど、妻が襲われたあたりからジョン・ウィックがチラつき始めて、しかもジョン・ウィックほど強くな
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

終戦直後の日本にゴジラが現れ、軍がない状態の日本が帰還兵たちだけでゴジラに立ち向かう話。

映画館で観ると音響も相まってゴジラの迫力すごかった
ゴジラが海にいるシーンが多かったけどCGがめちゃくちゃリ
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イカロス(2017年製作の映画)

3.7

ロシアの国ぐるみのドーピングについてのドキュメンタリー。

自分がロシアにいた頃の話なので冷静に見れない気持ちがある。
ロシアのドーピング検査機関の所長が真面目に命が危ないからアメリカに渡航したことが
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.8

小さい広告代理店の社員たちが同じ1週間をループしていることに気がつき、どうにかして抜け出そうとする話。

テンポ良くて良かった。
会社のデスクから漫画出てくるのは唐突感あったけど、協力して物事を成し遂
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ブラックサン(2023年製作の映画)

3.6

怪奇現象が起こる修道院に聖少女と呼ばれた修練生がやってきて、怪奇現象を解き明かす。

ホラーと呼べるレベルだけど怖すぎず、悲しい話をベースしていてちょっとホラーみたい時にはちょうど良いレベル。

関連
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.9

ソマリアの内戦が始まった時、対立してた韓国と北朝鮮の大使館が協力してソマリアから脱出する話。

後半になってから協力して脱出する話が始まるので、前半は少し集中力を欠いた感じはある。
あれだけ協力したの
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.3

考古学を舞台にしたロマンス小説を書いていた作家が、舞台にした宝物探しのために拉致されるコメディ。

やたらと強くてカッコいいブラピがすぐ退場するのは笑った。
コメディとして軽く観るにはちょうどいい。

デリー・ゲリー(2011年製作の映画)

3.2

マフィアの密輸に巻き込まれた貧乏青年たちのドタバタコメディ。

設定は難しくないし笑わせようとしているポイントもわかるんだけど、全体的にストーリーの繋がりがイマイチな感じがする。
設定ありきの浅いとこ
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.5

現代に蘇った5000年前の勇者と現代のヒーローたちの闘い。

エンタメ感強めで面白かったんだけど、JSAのヒーローたちが普通に出てくるけど全然わからなくて、どんなキャラなのか把握するのに時間かかった。
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.2

資産家と結婚した女性が異食症になっていく話。

異物を飲み込む時が本当に苦しそうだったのと、夫と義父の無自覚なモラハラ感がすごくて観ていて死んどかった。

主人公の出生の話が入ってくるのが唐突に感じた

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.5

ある特殊能力を得た男の生涯の話。

あまりにもウェスアンダーソンぽい映画だったから原作があるとは思わなかった。
童話ぽいストーリーとウェスアンダーソンぽい映像が合わさって良かったけど、盛り上がりは少な
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.3

農業での成功を夢見る韓国系移民の一家の父親と、その家族を描いた話。

エンタメ的なわかりやすいストーリーではなく、文学的な人物の内面を読み解くタイプのストーリー。
父親は時代的な理由を加味してもあまり
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

3.8

めちゃくちゃ強い刑事がベトナムにいる韓国人凶悪犯を追う話。

主演がマ・ドンソクなので強さに関しては安心して観れる。今作は凶悪犯ももかなり強いのでアクションが派手だし多いしで面白い。

そんなに長くな
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.8

高校卒業した殺し屋少女二人組が、社会に溶け込むためにバイト探したり殺したりする話。

主役2人が基本的にテンションが低くて、仲良い人といる時ってこんな感じという表現がリアルで良かった。
あとセリフに唐
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

自分以外ろう者の家族の中で1人だけ聴者として産まれた主人公の葛藤や音大進学への壁など。

普通の映画ならメインになるであろう発表会を父親が感じる世界で見せた後に、2人きりで歌うところは泣けた。ろう者と
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.4

デザイナーを夢見てロンドンにやってきた女の子が、60年代のロンドンの歌手を夢見る女の子の感情に囚われていく。

ジャンルがホラーになっていたけど、ホラー感はほぼない。女性が夢を追うことのしんどさみたい
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

演劇「アステロイドシティ」とその舞台裏を映し出すテレビ番組形式のストーリー。

最後の方は演劇と映画内の現実が混ざってきて難解になる。
演劇のストーリーは色彩が綺麗で少しコメディぽい話になっている。コ
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.4

子供が失踪する町の少年少女たちの成長の夏休み。

ペニーワイズめっちゃ嫌な感じの怪物で良い。
ペニーワイズのホラーぽさも良いんだけど、子供たちのそれぞれの家庭がジャンルの違うとても嫌な感じの家庭ばかり
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チャタレイ夫人の恋人(2022年製作の映画)

3.3

貴婦人と森番の許されない恋物語ととるか、階級差別をかなり強く描いた物語ととるか。

貴婦人と森番の許されない恋物語なんだけど、同じ階級に愛人を作るのは夫・姉・父親・近隣住民の全てから許されて、森番を愛
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.5

すっかりエディとの生活に馴染んだヴェノムがうっかり増えた同族殺人鬼とバトルする話。

ヴェノムがかわいい。
1を知ってる前提で始まるから、前作覚えてないとなんだっけ…となる。
最近の映画にしては短めな
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

砂漠にある美しい街での完璧な生活が少しずつ崩れて行く話。

不穏な空気が漂っている映画にフローレンス・ピューはめちゃくちゃ似合う。ストーリーも良かったんだけど、全体的にもう少し短くても良かったのではと
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N号棟(2021年製作の映画)

2.8

大学の卒業制作で心霊スポットを訪れた大学生たちがカルトに取り込まれていく映画。

和製ミッドサマーもどきみたいな話だった。
主人公が考えていることがよくわからないから、主人公の行動の理由が不明でついて
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アンホーリー 忌まわしき聖地(2021年製作の映画)

3.0

聖母マリアの奇跡で病気が治癒するようになり、マリアの代理人となった少女を中心に信仰が広まるが、実は聖母ではなく悪魔だった…みたいな話。

ホラー映画のお化け的な存在がゲームに出てくるクリーチャーぽいと
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

宮崎駿が作った不思議の国のアリスみたいな映画だった。

ちゃんと説明してくれるストーリーではなくて、古い海外児童文学みたいな感じ。
観た直後は咀嚼しきれてなくて、なんか分からないけど良かったと感じてい
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トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.6

麻薬捜査官になった新人警官と悪徳警官の話。

悪徳警官ぶっているだけど普通の警官なのかと思ったら、最後まで嫌な奴だった。
ただ中盤の何を考えているのか分からない感じや、心底共感しているような様子はすご
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バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

3.4

見たら自殺に追い込まれる何かが現れたバルセロナが舞台の物語。

前作が結構好みだったので、今作の立場を変えてきた前半は結構良かったけど、預言者側である良さがあまりないまま良い人になってしまったのは少し
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