ぶちすけさんの映画レビュー・感想・評価

ぶちすけ

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機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

4.6

正直特報や予告段階ではほぼ興味がなく、映画に行く予定はなかった。
ガンダムは宇宙世紀かSEEDシリーズしか見たことがなく、今どきのアニメ絵に少し拒否感があったというのも理由だ。
だが、公開後の評価の高
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

3.8

原作を読んだのは随分前だったので、ストーリーは既に忘れていた。
だが、いろんな伏線が終盤に回収される様は明らかに伊坂幸太郎さんだ。
少し雑に感じるところもあるが、この様な終末の話も法螺話しとしてはいい
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サイレント・ナイト(2021年製作の映画)

3.7

前評判があまり良くないと聞こえてきたので、それほど期待せずに見たが、十分面白かった。
ただし話の展開がゆっくりで序盤はかなり退屈。
感覚としては、ドント・ルック・アップの密室劇版と言ったところ。
ラス
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.3

非常に心温まるいい映画だった。
3人の心が雪解けのように通い始める様は見ていて気持ちいい。
ラストの展開も、それぞれの成長を表している様でよかった。
序盤は少し退屈感があったことだけが残念だが、そこが
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.9

この様な硬派なSFは結構好きだが、サイエンスよりもヒューマンの描写が多く、かなり心理的に苦しい映画だった。
だが、アポロ計画の映画はやはり好きで、ハズレはない。

奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.7

何年か前に地上波で放送した映画を録画したままだったので見てみた。
結構苦しい描写が続き、見てて辛かった。
菅野美穂さんの笑顔に救われます。
山崎努さんが本当にいい親父です。

陰陽師0(2024年製作の映画)

3.5

序盤は結構面白いと思ったのだが、中盤はかなりの中弛み。
クライマックスも弱い。
豪華なキャストの割に盛り上がりにかけて残念な映画でした。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

予告の情報だけで見たが、これはかなり惹かれた。
序盤は世界観に入れず、中盤は過激な性描写に付いていけなかったが、ベラが急激に成長して物語の革新に入ってから本当に見やすく最高のラストに収まりました。
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ブリッツ ロンドン大空襲(2024年製作の映画)

2.5

太陽の帝国の様な映画かと思って見たが、何も余韻の残らない全く別の映画だった。
ただただ当時のロンドン市民の嫌な部分を見せられ続け、そして非常に退屈。
ひとつひとつのエピソードが中途半端に終わる。
親子
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.1

とても静かな映画だが、そこに何か共感できるものがあった。
出てくる人がとても優しくて、心が安らぎます。

碁盤斬り(2024年製作の映画)

4.3

下手な展開で先が読めるのだが、それでも物語に引き込まれ感情移入できる作品だった。
時代劇はやはり面白い。

あんのこと(2023年製作の映画)

4.1

胸糞映画であるが、エンタメ映画として非常に面白い。
だが、これを実話と聞いてしまうと意外にも感情移入できない。
女性週刊誌の書いた、膨らましすぎた記事の様だった。
監督は実話に忠実と書いているが、刑事
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.2

個人的には全く合わなかった。
夫婦で見て、2人とも中盤で寝てしまった。
子供向け映画なので、ハラハラドキドキはあっても悲劇はほぼ無いので、毒を求めない人向けかな。

レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.7

アクションバリバリのクリスマス映画。
総じて面白いのだが、何か物足りない。
及第点止まりのアメコミヒーロー映画の様だった。

インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

3.8

見ていて心が痛くなる。
感情移入はできるのだが、いい感情移入とは言えず悪いことばかり思い出してしまう。
それでも物語としては楽しめた。

クレイヴン・ザ・ハンター(2024年製作の映画)

4.0

前日に海外の批評サイトで酷評されていたので恐る恐る見てみたが、最高に面白かった。
自分はマダムウェブもかなり楽しめたので、耐性はついているのかもしれない。
ただし、初日のIMAXで10数人の観客動員で
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.1

時間が短いという理由だけで、前知識なしでなんとなく見てみた。
圧倒された。
どう解釈していいかわからない部分もあるが、良作なのはわかる。

室井慎次 生き続ける者(2024年製作の映画)

3.9

先行公開で鑑賞。
これは評価が難しい。
ただ、踊るではない。
柳葉さん主演の擬似家族ドラマだった。
終盤には涙が溢れた。
だがあの結末には愕然としたし、賛否が起こるだろう。
まずは楽しませていただきま
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

4.3

先行上映初日にIMAX鑑賞。
残念ながらパンフレットは無し。
結構モービウスやマダムウェブに好印象な自分としても刺さらなかった「レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の続きなので不安はあったが、それを払拭す
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ぼくが生きてる、ふたつの世界(2024年製作の映画)

4.6

ずっと見たかった映画で、試写会にも応募していたが残念ながら外れた映画。
やっと見れました。
主演の吉沢亮さんもよかったが、母親役の忍足亜希子さんが最高だった。

コーダと言えば、「Coda コーダあい
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.0

ドラマ版をきちんと見てるわけではないので、人間関係などわからない部分もあるが、単純に物語として面白かった。
何も考えずにぼーっと見るのが正しい気もする。
やはり卒業が絡むともの悲しく感動してしまう。
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室井慎次 敗れざる者(2024年製作の映画)

3.9

地味だが、結構好きな地味さだった。
音楽も踊るとは少し違う気がして、風景も相まって、さながら「北の国から」のようでもあった。
小ネタや登場人物に踊るテイストは入れているが、それほど多くなく見やすくもあ
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劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ(2024年製作の映画)

3.7

ドラマはポツポツとしか見たことがなく、第3シーズンは見ていなかった。
映画も未見。
なので人間関係など理解できない点も多々あったが、この映画はのんびり見る分には最高だった。
イカ飯をすごく食べたくなっ
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.5

踊るは好きなのだが、この頃からふざけすぎの様な気がする。
もう少し真面目な映画作りをしても良かったのではないかな。
題材は好きなのでこの点数だが、コメディ部分はあまり評価できない。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.9

ストーリー、展開、殺陣、メタ構造と全てに上手い。
低予算映画と分かってしまう所もあるが、それを勝る終盤の殺陣がある。
こんなに満員のスクリーンはラストマイルでも無かった。
もう一度見たい映画です。

踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間!(1998年製作の映画)

3.8

やっぱり1作目が好きです。
TVシリーズに比べると、ドラマを映画化したときの悪いところがたくさん出ているが、それでも本広監督の良さが勝っている。
次作からは本広監督とフジテレビの悪いところがたくさん出
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容疑者 室井慎次(2005年製作の映画)

3.5

久しぶりすぎて話をすっかり忘れてた。
やはり爽快感が圧倒的に足りない。
クライマックスの解決パートもあっさりすぎて、弁護士も捜査官もあったもんじゃない。
灰島もスピンオフの制作が決まっていたからか、や
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トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

4.0

すごく分かりやすいストーリーで見やすい映画だった。
トランスフォーマーの事をもっと知ってたら最高に面白かったんだろうな。
だが、オプティマスとメガトロンの対立関係を知っているだけでワクワク出来た。
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

4.0

ここからデイビッドの暴走が面白くなってきた。と思ったが続編は無し。
本当に残念な事です。
エイリアン映画としては物足りなさがかなりありますが、世界観はかなり好きです。
ここで終わりは残念ですが、ロムル
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アビゲイル(2024年製作の映画)

3.9

「誘拐した少女が吸血鬼だった」
前にも似たような設定の映画を見たような。
ネトフリの「ブラッド・レッド・スカイ」だな。
ブラッド・レッド・スカイはハイジャックした乗客に吸血鬼がいたって密室劇だったけど
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ホーム・チーム(2022年製作の映画)

3.5

実話をベースにしているが、子どもがメインのためかなりのコメディになっている。
この部分が少し合わなかった。
楽しめた部分もあっただけに残念。

今日から俺は!! 劇場版(2020年製作の映画)

3.6

マンガもテレビドラマも見てない状態で映画版を鑑賞。
普通にツッパリ系の展開が少し懐かしく好きだった。
いかにもの福田監督演出がかなり鼻についたのがかなりのマイナス。

しあわせの隠れ場所(2009年製作の映画)

3.6

前日に見たアメリカン・アンダードッグがあまりにも感動的だったので、こちらはそこまでの感動や爽快感は得られなかった。
だが、黒人社会の問題を突いた作りにもなっており考えさせられる。
そして、何より物語以
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.2

アメフトはルールもそんなに知らないが、関係ないくらい感動した。
底辺からのサクセスストーリーだが、周りが本当にいい人で。
やっぱり泣きました。
特に目の不自由な息子が本当にいい。
日本だと、独立リーグ
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身代わり忠臣蔵(2024年製作の映画)

3.7

序盤は苦手なタイプのコメディかなと思ったが、中盤から結構面白くなり、なかなか良作に感じてしまった。
瑛太が最高の演技を見せてくれました。
結末は予想通りでしたが、爽やかな気持ちになるエンディングでした
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レベル・リッジ(2024年製作の映画)

3.8

「弱いと思った人が実は強かった!」って感じの痛快アクションかと思ったが、全くそうではなく意外にもクライムサスペンス色の強い映画だった。
展開が読めない楽しさがあって、見てて飽きなかった。
少し核心の部
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