かさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

か

映画(319)
ドラマ(0)
アニメ(5)

るろうに剣心(2012年製作の映画)

3.6

剣心が逆刃刀で本当に断ち切りたいものを語るシーンは痺れた。けどこの作品において確実に触れちゃいけないことなんだけど逆刃刀が故に無双シーンの爽快感があんまなくないか…?
金が舞い散る中での戦いは笑った
>>続きを読む

ミッチェル家とマシンの反乱(2020年製作の映画)

4.7

良すぎた
ど傑作ファミリー映画
一見ギャグ映画なんだけど随所にハッとさせられる場面があったり風刺も効いてたりと脚本がえげつない
犬のブスな顔が伏線になるとは誰も思わんて笑
ファービーの場面はかつて遊ん
>>続きを読む

宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました(2022年製作の映画)

4.2

年末年始にぴったりの愛すべきバカ映画
今年見た映画で一番笑った
フォレストガンプの如く宙を舞う6億円がツボ
いい意味で変な伏線回収も最高
しかしそれだけでなく対立国同士のあるべき姿がきちんと描かれてお
>>続きを読む

シン・シティ(2005年製作の映画)

3.7

アメコミ実写化ブームの火付け役のうちの1本
映像がとにかくかっこいい
ギラギラした感じの背景とかモノクロ映えする照明の当て方とか最高
話はザ・ハードボイルドで「漢ッ!!!」って感じ
実写にも関わらず碇
>>続きを読む

エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

4.0

冒頭の映画館に明かりを灯していく場面から最高
制作期間がコロナ禍と被っていたこともあるのか、80年代を舞台とした映画にも関わらず内容や問題提起が現代社会とかなりリンクしてた
映写技師がファイ現象につい
>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

3.9

尖り散らかしてた
プライドが高すぎるが故に自分を客観視できない人の苦悩と挫折の話
C.ブランシェット見てて「宝塚にいそうだな〜」って思ってたら宝塚問題にも通ずる話になっていき国を問わずこういう問題はあ
>>続きを読む

クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

3.2

いくらモキュメンタリーとはいえ集中力が途切れるほど手ブレが酷かった
コワすぎシリーズみたいに撮影者をプロのカメラマン設定にしたらそこのストレスは減ったかも
ただ「記録映像」としてのリアリティは確かにあ
>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.8

全ショットが美しすぎ
動物含めほとんどの登場人物が常に悲しい表情してる映画
内戦による直接的な被害だけでなく、予期せぬ犠牲者や家を手放す選択をした人などの二次被害も縮図関係の中に描かれてて良かった
>>続きを読む

Saltburn(2023年製作の映画)

4.2

どぎつい
年末にとんでもないのぶっ込んできましたね
人物の背中を追う長回しが確か3箇所あるんだけど全て別映画に見えるほど作品内のテンションの差が激しい
監督の前作ではかなり善悪のはっきりした復讐劇だっ
>>続きを読む

私がやりました(2023年製作の映画)

4.0

フランス人の顔面偏差値高すぎてビビった
冤罪逆手に取って女優・弁護士のキャリアアップを目指すというストーリーがまず面白い
複雑に枝分かれした話がラストに集結してく流れも気持ちよかった
あとフランス映画
>>続きを読む

ゴーストライダー(2007年製作の映画)

3.7

予算のあるB級映画みたいな作品(褒めてる)
正月にこたつ入りながら観たら良さそう
厨二病心くすぐるシーン満載で、水上を走ったり炎に包まれた馬と並走するヘビメタ味強めの燃えたバイクにはさすがに惚れた
>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

王道シンデレラストーリー
ジュリア・ロバーツの役の振り幅すごい
エドワードの高所恐怖症設定があんな形で回収されるとは思わんかったw
この手の映画ではお馴染みの垢抜けシーンも最高🙌「Oh, Pretty
>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.4

こんなに美しくて切ないラストあります?
配給ロゴの時点から張られてた伏線回収があまりにも綺麗すぎる
ジョニー・デップの悲しい表情も奥行きがありエドワードの辛さがダイレクトに伝わってきた
中盤、剪定シー
>>続きを読む

素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

3.9

心温まる王道クリスマスムービー
まさかの天使がモニターしてる程で展開される話とは思わなかった
これはマルチバース物なのか?あとBTTF味もかなり感じた
ヒロイン役の女優めっちゃかわいい
やっぱりクリス
>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

ファーストカットからどぎつい
基本重い雰囲気で話が進んでくのに所々に微かなシュールコメディが挟まれてるのが監督らしくて好き
父さんの恥ずかしい過去がエグくて笑った
これを観て改めて思ったけどバリー・コ
>>続きを読む

L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.1

ラッセル・クロウにも細身の時代があったんだ
複雑に絡み合った人物をうまくまとめた脚本凄い
後半の人狼ゲーム的な展開にはずっとハラハラしたし、終盤に真実が明らかになってからは面白すぎてニヤけてた
「L.
>>続きを読む

スパイ・ファミリー(2020年製作の映画)

3.7

テロリストに盗まれた生物兵器を奪還したものの敵に捕まってしまった凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼の“娘”はちちに鍛え上げられていた! “妻”は予算の都合上か割愛!? 互いに本音を隠した父子家族が、大学の>>続きを読む

私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.7

おばちゃんが年齢偽ってネット恋愛する話
若者がSNSトラブルに巻き込まれる話は多いけどおばちゃんを主役にしたことで新鮮味があった
人脈をうまく生かした二転三転するストーリーは見どころ
かなりドロドロな
>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.8

この映画のプリンセスは間違いなくマグニフィコ王
星と願いについてもっとメタ的に語る話かと思ったらそうでもなかった
スターのタプタプ感かわいい
作戦会議前の曲好き
字幕版だと歌詞の語感がよき
アーシャず
>>続きを読む

白雪姫(1937年製作の映画)

3.8

パッと見遺体の白雪姫に躊躇なくキスをする王子なかなかのやり手ですね
作品のクオリティは約90年前とは思えないほど高く、特に終盤の雨の描写は作画班の手が心配になるほど凄かった
動物や小人に使われるディズ
>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

3.9

まぎれもなく猫映画
話は小説の映画化だな〜って感じ
トム・ハンクスの顰めっ面が輝いてる
あとご飯を食べる演技が上手い
中盤の鬱展開が容赦なくてびっくりした
てか字幕なっちだったんだ。全然気づかんかった

プリンセスと魔法のキス(2009年製作の映画)

4.1

ニューオリンズっていいな〜
現実にもしっかり目を向けてる印象
特に主役2人の夢が両者お金絡みなのが身近に感じられて良かった
あと今までディズニーが積み上げてきた「星」の扱い方も斬新でびっくり
カエルの
>>続きを読む

2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.0

主役2人がまじで人造ナヴィ族とリンクしたトムホとクリプラにしか見えない
現実とファンタジーの入り混じる世界観はさすがピクサーなだけあって見応えあった
伏線回収も丁寧で気持ちいい
ラストに出てくるとある
>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

4.0

まさかのクリスマス除霊オカルト映画
ホラーではない
松たか子のオーラ凄い
柴田理恵の本職は多分除霊師
カプセルホテルで袴に着替える神職が最高すぎ
映像も独特で良かった
でも一番頭に残ってるのはシリアス
>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

4.0

コリン・ファレルが過去一情けない
狂気に満ちた話にも関わらずシュールコメディの雰囲気もある、いい意味で気持ち悪い作品
半強制的に付き合ったカップルの描写が妙にリアルで説得力凄い
ラストの突き放された感
>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.7

憎しみに満ちた密室会話劇
監督前作のジャンゴであれだけドンパチやってたから本作が大人しくて寒暖差すごい
モリコーネの壮大な音楽に乗せて雪山が映し出される冒頭や、足元だけ映して伝える演出など監督の手腕が
>>続きを読む

処刑人(1999年製作の映画)

4.0

デフォーのキャラが濃すぎて主役2人を食ってた
ロン毛のデフォー、泥酔のデフォー、怒鳴るデフォーなどデフォーの見本市のような映画
特に銃撃戦の中、讃美歌に乗せて指揮をするデフォーは最高
女装デフォーは謎
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

思ったよりがっつりミュージカルでファンタジーだった
敵が作品の雰囲気とは裏腹に容赦なさすぎて笑った
見終わったあとはマッドマックスFRと似たスッキリした後味
処刑シーンが映画史上最も美味しそう
R.ア
>>続きを読む

ブルービートル(2023年製作の映画)

4.1

心温まる個性強めのファミリームービー
有機的なアーマーと変身方法がたまらない
ヒーローの苦悩と移民の苦悩をリンクさせてるの良き
見栄を張るシーンが全て決まってて気持ちいい
終盤のとある乗り物もデザイン
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.1

めちゃおもろい
こんな先生いたら惚れちまう
落ち目の中年4人の中で一人だけオーラが消し切れてないマッツ
観客も危うく酔いそうになるほど飲酒シーンしかない
喪服着てるマッツの見た目が殺し屋なんよ
マッツ
>>続きを読む

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

4.1

国産ゾンビ映画の頂点
ゾンビになっても仕事のことが頭から離れないのとか日本を皮肉ってて好き
日本人のゾンビってなんであんなに怖いんだろう?
アウトレットの地形を活かした戦術や非銃社会ならではの猟銃に関
>>続きを読む

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.9

作風となっちのヘンテコ字幕が相まって趣深かった
イスや壺を使ったアクションはジャッキー・チェンならではのキレとユーモアがあり流石だな〜って感じ
ラストの救出方も凄い
ミッションインポッシブル7のハンド
>>続きを読む

ロープ(1948年製作の映画)

3.9

いきなり主人公たちが旧友を殺し、死体を箱に入れるところから始まるとんでもない映画
そんでその箱を机にして今は亡き旧友の親、恋人を招いてパーティー開いちゃうっていうね😱
いつ嘘がバレるか80分ずっとヒヤ
>>続きを読む