かおりさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

かおり

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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

5.0

妻として、母としての自分しか認めてもらえない現状に不満を感じつつも、その役目を立派に果たそうとする健気なシャシ。
そんな彼女が英語を習得することで自信をつけていく話…だけど、もっと大きなテーマをもって
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スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!(2012年製作の映画)

2.0

長い割に内容がないっていうか、エピソードが詰め込まれてる割りには考えさせられたり得るものが少ないかな?
校長もそんなに悪い奴かな?って気もした。
いっそ単純にインド版ハイスクールミュージカルにしちゃっ
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ブルーノのしあわせガイド(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なんたって最後のシーン!!
街の人びとがブルーノに見えるところ。なぜか号泣。あのシーンのためだけにもう一度観たい。

あなたがいてこそ(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

仕事クビになったぜ!って踊り始める曲がとても良い。現代ボリウッドの垢抜けた感とはまた違って、素朴なんだけど動きはキレッキレ。
ヒロインは主人公にいつの間にかベタ惚れになってるけど、主人公はそれどころじ
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クリッシュ(2013年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

なんでもありか!って感じ。深く考えずにそのシーン毎に楽しんだもの勝ちかも。
カヤがクリッシュを好きになっちゃうとこは結構キュンときた。カングナー可愛いんだもん。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

一切の妥協なく、届けたいメッセージを伝えるために大事に作られた映画、という印象。色々詰め込まれているから長いことは長いけど、観終わったあとの爽やかな気持ちといったら!
人と人との温かい繋がりを感じられ
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恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム(2007年製作の映画)

5.0

私をボリウッドの世界に引き込んだ作品。もうDhoom Taanaを観た瞬間に、ドハマリを予感。そしてDeewangi Deewangiで確信。
ストーリーも面白いし、ダンスシーンは圧巻だし、出演者がま
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イタリア的、恋愛マニュアル(2005年製作の映画)

4.0

人間のいいところもだめなところも、まとめて全部認めて愛したくなるあったかい映画。
たまにはこういうのも観なきゃ!

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々(2005年製作の映画)

5.0

ゾフィーたちは結局ナチスの体制を揺るがすことは出来なかった。けれど、その勇姿が現代の私たちにまで伝わり称えられている。
人は死んでも、信念だけは生き続けるのだと実感する。
ゾフィーと同世代のうちに観て
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トリノ、24時からの恋人たち(2004年製作の映画)

5.0

この映画大好き。ほんとに好き。タイトルも最高。早くまた観なきゃ。

ヒトラー 〜最期の12日間〜(2004年製作の映画)

5.0

Führer、国を「率いる」人の最後の数日間。原題はDer Untergang、いわば「崩壊」。権力欲、出世欲での繋がりは醜く朽ちていく。ヒトラーに狂信的なゲッペルスの方が、まだましに見えるほど(実際>>続きを読む

グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

5.0

この映画について語ると2000字を軽く越えてしまう(大学のときのレポートで実証済み)。
ベルリンの壁崩壊という歴史の転換期。古い体制と新しい体制の狭間に立たされた家族のお話。

年号と起こったことを暗
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飛ぶ教室(2003年製作の映画)

5.0

力を合わせれば、子どもは大人以上の奇跡を起こせる。
中盤出てくるラップ調の曲がとても良かった!そしてなによりヨナタン愛くるしい。

ピノッキオ(2002年製作の映画)

3.0

ベニーニ自らピノッキオとは!
でも、大人も子どもも、実はそんなに変わらないのかも。なんて思う。

シカゴ(2002年製作の映画)

5.0

悪いことを悪いことと思わない、スターになりたい自己中な女たち。それがとっても魅力的。

マーサの幸せレシピ(2001年製作の映画)

3.6

他人同士が結婚するように、血が繋がってなくてもちゃんと親子になれる。

点子ちゃんとアントン(2000年製作の映画)

3.6

観たあと、こんなにも曇りなく幸せな気持ちになれる映画も珍しい。自分の周りの優しい人たちに観てもらいたくなる。
そしてPünkchen!って点子ちゃんを呼ぶドイツ語の響きが超かわいい。

ラン・ローラ・ラン(1998年製作の映画)

3.2

哲学的な映画。ローラの「走る」という行動はまっすぐ突き進むことの比喩のようにも思える。そしてもう長いこと、あんな風には走っていないような気がする。
モーリッツブライブトロイさんが若い!

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

出会いは病室。余命いくばくもない若い男たち。もうすぐ死んでしまうって現実を笑い飛ばすかのように、ハチャメチャやって騒ぎを起こす。天国(地獄?)の彼らからは、これでいいんだって自慢げな笑い声が聞こえてく>>続きを読む

バンディッツ(1997年製作の映画)

3.4

女囚人ロードムービー。とにかくヤスミン・タバタバイが超かっこいい。拗ねたドイツ語の発音も素敵。

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.5

ずーっと濃厚なまま、3時間!これを観て濃さに慣れておくと、ほかのインド映画には大抵驚かない。気がする。

グラン・ブルー完全版 -デジタル・レストア・バージョン-(1988年製作の映画)

3.0

海にはこんなにもたくさんの青があるんだなぁと知った。そしてその青は、深く深く潜ると人の力はまったく及ばない聖域になっている。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

5.0

ベルリンに行く前にこの映画を観なかったこと、後悔!観ていれば、ポツダム広場に対する感慨もまったく違う厚みがあったかもしれないのに。
あらすじだけでは、この映画の要素の半分も伝えられないと思う。憧憬、郷
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人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

5.0

仕事で悩んでいたとき観て、気持ちが前向きになれた映画。
自分の能力を活かせる場があるってすごく幸せなこと!働く理由は人によって様々だけど、そこに自分でしかできない意義を見出せたら最高。

フェリーニのローマ(1972年製作の映画)

5.0

とても語りきれない濃厚な作品。ローマの美しさを映画にするのは至極簡単なこと。完璧な舞台であるローマをただ撮ればいいだけだから、素人でもできる。そうではなくて、これはローマの醜さに対するフェリーニの視線>>続きを読む

ベニスに死す(1971年製作の映画)

5.0

美しさと若さを求める哀しい男の話。マーラーの交響曲が流れる、霧のヴェネツィアは夢のように幻想的。ビョルンアンデルセンの美しさについては私が言及するまでもないけれど、本当に彼だからこそ成立した映画だと思>>続きを読む

サテリコン(1969年製作の映画)

5.0

人間の理性は、現在指すところの理性とは、あくまで造られてきたもので、元来備わっていたわけではないんだろう。この映画を観て酒池肉林ってこういうことかと思った。キリスト教的倫理観が定着する前の、異教的・神>>続きを読む

カリガリ博士(1920年製作の映画)

4.0

歪んだ町の奇妙な出来事。古い映画ならではの、コマの少ないカタカタした動きが絶妙にマッチしてる。この映画が好きな人とは話が合う。

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