るなさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

るな

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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

サムライミ節全開!MCUなのにホラー映画のようなテイストがストレンジにピッタリで楽しかった。ダニーエルフマンの音楽も良い。126分という尺もスッキリ納まっていて良かった。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.8

良い作品。大きな波があるわけではないけれど、見ている間ずっと暖かい気持ちだった。あぁそうだ、ジョニーデップって素敵な役者だったなって思い出せて嬉しかった。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.0

自分が親になってから見たので、物凄く泣いてしまった。果たしてこの立場になった時に同じ事が出来るだろうかとか、子供のその純粋な瞳に胸を打たれたりとか。冗長に思えた序盤が後半で全部意味のあるものとして出て>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

映画館でこんなに泣いたのは久しぶり。
シンプルに、とても良い映画。
話は分かりやすく、だからこそ世界に浸れる素晴らしい作品だった。
終盤の無音シーンは自分の想像を超える体験で、短い時間ながらも心に響い
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.4

ダンブルドアとグリンデルバルドの物語として見れば大満足なお話。
マッツミケルセンは大変な立場ながら素晴らしい演技だったしジュードロウは言わずもがな。
しかし全体を通して見ると色々と雑な印象は拭えず…。
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.0

音楽と、映画全体の空気がとにかく好みど真ん中。主演2人の現実離れした雰囲気も、夜の街の画もインテリアもヴィンテージギターも全部大好き。

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.2

テンポが良かったので楽しくは見れたが、ティーンの頃に見てたらまた印象が違っただろうな。

僕とカミンスキーの旅(2015年製作の映画)

3.3

普段の会話がドイツ語、芸術家同士や思い出話がフランス語というのが良かった。ここがあるから、Bon voyageが効いてくる。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

3.7

これはきっとハッピーエンドなんだと思う。色んな表情が唸ってしまうくらい良くて、役所広司は凄いな、と改めて。

ハイ・ライズ(2015年製作の映画)

3.3

話は確かに途中からどんどんよくわからなくなっていったけれど、あの時代をよく表す無骨なタワー、衣装、インテリア、どれもとても凝っていて見応えがあった。特にスーパーマーケット。画面作りもこだわりを感じて見>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

初のデンマーク映画。デンマーク語を聴くのは新鮮だし、劇中のインテリアがオシャレで、映画を通じて海沿いのあの国の空気感を感じる事が出来て楽しかった。4人、お酒を飲みながら真面目にとんでもない事を話してる>>続きを読む

白鯨との闘い(2015年製作の映画)

3.6

海への期待に胸が膨らむ前半と、海の過酷さ、人間の極限状態を描く後半との対比が凄まじくて釘付けになった。鯨の解体の様子は興味深い。最後の石油の台詞がまた諸行無常を感じて切ないような、なんとも言えない気持>>続きを読む

ライフ・アクアティック(2004年製作の映画)

3.4

バカらしいけど真面目で楽しい。
潜水艦の中を断面図のように進む場面構成が本当に最高。
ずっとデヴィッドボウイ歌ってるなーと思っていたら「ここでシガーロス来るか!」という音楽の使い方がまた良かった

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

とにかく情報量が多くて追いつくのが大変。英語とフランス語が飛び交い、セリフが多くて字幕を追ってしまうけれど、素敵な画面も出来る限りたくさん見たい。目が忙しい。
たくさんのアスペクト比と白黒とカラーが混
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.4

真実はその人それぞれにあるけれど、事実はひとつだな、と。視点の違いは勿論、この時代の女性の人権の無さも興味深かった。
ベンアフレックに30分くらい気付かなかった笑

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.2

サブカルネタの洪水(やり過ぎで食傷気味なくらい)。若い2人のやりとりは見ていて楽しかった

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

3.5

美しかった。
景色も、考え方も、2人の在り方も周りとの関係性もとても。

湖水地方の景色が素晴らしかったので、劇場で見たかったな。

スナッチ(2000年製作の映画)

3.3

オープニングとブラピがひたすらかっこよかった

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.6

イタリア独特のエスプレッソと煙草と香水の混じった香りが漂ってきそうな画作りに心が持っていかれた。
サントラも効果的で、ドナサマーの使い方は秀逸。
少し全体がぼやけた印象はあるものの、豪華キャストの演技
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.0

淡々と進むように見えて、静かなる熱量が凄まじい作品。ずっと漂う緊張感も美しい雄大な景色も素晴らしかったけれど、結末にはゾッとした。

ベネディクトカンバーバッチがとにかく良い。
1920年代のカウボー
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.4

サスペンスかと思っていて冒頭の例の文から完全に騙された。コーエン兄弟のブラックコメディ、アメリカっぽくて楽しかった。スティーブ・ブシェミはやっぱり最高

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.5

ウィレム・デフォーがゴッホにしか見えなくて凄い。カメラアングルや画角が独特。ゴッホの作品に登場する景色や人物がカットインされてくるのも楽しい。美しい南仏と薄暗いパリの対比や色使いが綺麗で、辛くなるけれ>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.4

今の世相も表すようなシニカルなコメディ。アダムマッケイっぽさしかなくて楽しかった。キャストが豪華

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

素晴らしかった!!!!!
初めて好きになったアメコミヒーローはスパイダーマンだったなってことを思い出させてくれる最高の映画だった。
この夢のような作品の実現に関わってくれた全ての人に感謝しかない

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.7

前2作とは雰囲気は異なるものの、カメラワークの鋭さやキレキレのアクションシーンはキングスマンそのもの。チャイコフスキー1812の流れるラスプーチンとのバトルは最高にテンションが上がった。
歴史上の有名
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.5

軽い気持ちで見始めたにも関わらず、引き込まれた。
ダイナーのシーンが印象的。

ソンドハイムが亡くなるのとほぼ同じタイミングで配信というのも不思議な縁だな、と。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

なかなか面白いどんでん返しで楽しめた。
翻訳家たちが様々な国の言葉でやりとりするシーンはワクワクした

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.7

これだけ多くのキャラクターなのに、限られた上映時間内できちんと個性豊かに描かれていて楽しめた。(時間が行ったり来たりで少し混乱したけれど)
監督がロケに可能な限り拘ったというだけあって、マジックアワー
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