森羅万象を描くことができる映画監督が現代の日本に存在していること、本当に嬉しくむかついてたまらない 暴力性の終着と始まりの地
フィルム映像を感じ取るまで時間がかかるけれど映画に身体が馴染んでからの浸透力がすごい。
「な」行の音読。鑑賞後「何食わぬ顔」の言葉の意味を今一度調べたら鳥肌が止まらない
大して仲良くもない人と競馬場に>>続きを読む
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観た人の感想が十色でこれが所謂ラブストーリーの真髄なんだろうけど「寝ても覚めても」を観た時と同じ恐ろしさも感じたり
私が“結婚”を信じていないすべてを詰め込んでくれてありがとう
夜明け前が一番暗い
明日はどうしてもやってくる だけど生きたい人もいる。生きたくない、死ぬのは怖い人もいる。
ただ生きる 死ぬ人もいる。
アキ・カリウスマキの色彩感覚と選曲に惚れ惚れした。
アンサが劇場前で気狂いピエロのポスターをじっと見る描写だけでも十二分
荒削りだけど、同情でも共感でもなく人間の感傷的な部分にわざとらしくなく触れてくる感じが夏に観た“aftersun”を思い出した。
耐えきれない悲しみに突然直面した時の堰を切ったように涙と怒りが溢れるこ>>続きを読む
人間が人間を侵害すること
生まれ持った身体の構造とは別に性別ってめっちゃ邪魔だな
いろんなことを取っ払って年上の女に綺麗で質素な女が魅了される様はやっぱり美しい
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この作品を夏に当ててこないことに全てが詰まっている気がした
小間切れに描かれる2人の生活では全く涙が出なかった
それよりも市子が確かに自分の脚で歩んでいることに涙が出た
真木よう子の記憶の中の瑛太と画面に映された瑛太の人物描写が違うようである角度からは全く同じだった
細切れに1分間くらい気が飛んで、計10分は記憶にない