あらいぐまさんの映画レビュー・感想・評価

あらいぐま

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釣りバカ日誌4(1991年製作の映画)

4.1

相変わらず脚本の詰めが甘いけど、そんなことどうでも良くなるくらい面白い。
それにしても八郎の妹本当に兄妹なのかってくらい可愛すぎない?

釣りバカ日誌2(1989年製作の映画)

3.6

自分の後継者問題に悩むスーさん。良くも悪くもみんなサラリーマンって感じ。そんな中で自分の欲望に忠実な浜ちゃんの生き方に憧れる。映画の良いところってこういう所だよな。このシリーズ観始めると止まらなくなる>>続きを読む

釣りバカ日誌(1988年製作の映画)

4.0

今更ながらちゃんと鑑賞。子供の頃テレビでよくやっていたイメージだけど、浜ちゃんの奥さんって結構若かったんだね。浜ちゃんとスーさんのやりとりに温かい気持ちになった。
西田敏行さんに合掌。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.1

非常に見応えのあるサスペンス映画。ジェレミー・レナーの哀愁漂う感じがグッド。
ネイティブ・アメリカンにスポットを当てるというより居留地で起きた事件を通してアメリカの闇を暴き出しているといった感じ。
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RRR(2022年製作の映画)

3.8

エンタメに全振りしてる作品。3時間めっちゃ濃い時間を過ごしたい人にオススメ。演出がマシマシなので見終わった後ちょっと疲れるけど。
もっと主人公の2人が無双する話かと思いきや2人がこれでもかというくらい
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ロックアップ(1989年製作の映画)

4.0

80年代の映画だなーって感じ。特に何も考えずに楽しめる。音楽も良い。
看守長の特徴的なメガネって刑務所あるあるなんだろうか?

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

スピルバーグに掛かればこんなお堅い話も感動の実話になるんだなと改めて思う映画。随所にスピルバーグ的視点が散りばめられていて面白かった。

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.9

やっと見れた。主人公の山口馬木也さんの演技に引き込まれた。立ち振る舞いや所作が本物の侍のように見えたし、こういう他の人と明らかに異質なオーラが出せる役者は中々いないと思う。全体的にはコメディ多め。寺の>>続きを読む

アンブレイカブル(2000年製作の映画)

3.0

正直退屈な映画だった。ブルース・ウィリスはダイハードのようにテンション高い役の方が好きだな。

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

3.4

もし現代でアメリカ内戦が起こったらという内容の映画。戦場ジャーナリスト目線で戦争の狂気と悲惨さを描く。アメリカであっても一度戦争が起きたら今まさに戦争中の中東やウクライナと同じ光景が広がる。言葉少なな>>続きを読む

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.2

前評判がとても良かったので、期待しながら鑑賞。これは話題になるなあと思ったし、期待通りの作品でした。まず脚本が良い。スピーディな展開と設定の上手さに引き込まれる。主人公の満島ひかりは自然な演技でハマり>>続きを読む

終わらない週末(2023年製作の映画)

3.4

終始何か起こりそうで決定的な何かは起こらない話。物語の外の話はご想像にお任せします的な感じ。豪華な別荘と自然と映像は綺麗なんだけど、終始不穏なBGMが流れ疑心暗鬼になっていく登場人物。うーん、アメリカ>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.1

当時のビデオカメラの味のある映像を通して思い出が蘇ってくる演出。今風に言うと実にエモい。てっきり大人になったソフィが思い出の地を巡るのかと思ったら回想シーンがほぼなく終了。あれこれで終わるの?
でも見
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.6

王道のサクセスストーリー。ライバル、恋、親子、師弟関係、全部詰め込みましたという感じ。人間関係はありきたりなので途中ですぐ飽きるけど、レースシーンは迫力満点。
最近ここまで王道な話って無かったから逆に
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

うーん、なんか微妙。最初に2人の関係性をもう少し詳しく描いてくれたらもっとのめりこめたかもしれない。

新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.3

いわゆるゾンビ映画だけど、ゾンビがすばしっこい。ゾンビが出てからは列車さながらノンストップムービー。ゾンビ+列車という密室空間を考えた発想の勝利だよね。派手なCGは最小限に抑えられていてもこんなに面白>>続きを読む

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.0

清原果耶さんのおかえりモネでの自然な演技が好きだったのとやたら評価が高いのでたまには青春ラブストーリーも観てみようかという軽い気持ちで周りが8割方若いカップルの映画館で鑑賞。
いきなり台湾パートから始
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

いつか観たかった椿三十郎をやっと鑑賞。
三船敏郎演じる椿三十郎がいつもの三船節で安心感がある。実直なんだけど、おっちょこちょいで危なっかしい若侍達も良い味を出している。加山雄三や田中邦衛など今見ると凄
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.8

あれだけ凄い情報網やハイテク技術があるのに最後はいつもアナログな肉弾戦になるのが好き。裏切り、欺瞞、騙し合いがミッションインポッシブルだなあ。

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7

表題はレイモンド・チャンドラーの小説「大いなる眠り(The Big Sleep)」から取られたらしい。確かに舞台はロスだし、主人公が事件に巻き込まれ得体の知れない人々に次々と会うという設定はハードボイ>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.3

気軽に観たらめっちゃ面白い映画でした。
タイムループものだけど、終始会社の中で物語が進むし、登場人物も少ないので話が分かりやすい。それでいて客先とのやり取りや納期に追われる感じなど仕事の内容がかなりリ
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ブラックホーク・ダウン(2001年製作の映画)

3.9

戦争に英雄はいない。ただ目の前に残酷な現実があるだけだ。
知っている俳優がたくさん出ているけど、登場人物が多過ぎてみんな同じ格好なので誰が誰だか分からない。1回見ただけでは人物関係が分からないので感情
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.1

そこらの野球映画よりドラマチックだった今回のWBC。選手、監督それぞれにドラマがあり、あらためて当時の興奮と感動が蘇った。また今まで知ることがなかった選考会議から栗山監督のWBCにかける意気込みや勝利>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

3.6

映像がすごい綺麗なので、映画館で観たら迫力あるんだろうな。話も家族愛で良いんだけど、いかんせんナヴィの見た目がキモい笑
これが人間だったら感動するだろうけど、まだまだジェームズ・キャメロンが描く多様性
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(2023年製作の映画)

3.6

北野武が描く本能寺の変。もっとシリアスな話かと思ったが、案外ギャグも多く、グロいシーンはあるが、思ったより軽めの映画だった。 
決して大河ドラマでは描かれない戦国時代。アウトレイジもそうだけど、北野武
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

今回のゴジラは戦争色が強い。
戦争というバックグラウンドがあるから、他のゴジラ作品と比べて人間模様にかなり重きが置かれている。帰還兵の苦悩や戦後の混乱が物語のベースになっている。
でもだからこそもう少
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キリエのうた(2023年製作の映画)

4.1

いつまでも余韻に浸れる映画ってやっぱり良い映画なんだろう。
映画紹介で「13年に及ぶ魂の救済を見つめたこの物語は、スクリーンを越えて “貴方” の心と共振し、かけがえのない質量を遺す」と書いてあったが
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隠し砦の三悪人(1958年製作の映画)

3.9

巨匠黒澤明にこういう映画を撮らせたら世界を見ても右に出るものはいない。アクション満載でとにかくスケールが大きい。日本にこんなところがあったんだと思うくらいロケーションもすごい。物語を通して軸になる百姓>>続きを読む

ウォーターワールド(1995年製作の映画)

2.8

めちゃくちゃ金かけたつまらないB級映画。
後半に行くにつれて映像のやっつけ感が半端ない。ただの自己満映画だよね。

オールド(2021年製作の映画)

3.6

発想は良いんだけど、あえてなのか分からないけど演出や演技がチグハグな感じがした。
アジア系の俳優どこかで見たことあると思ったら、LOSTに出てた人か。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

3.7

正直自分には受け入れられない話だったけど、人間が争う本質ってこういうことなのかな。自分の思い通りにならないことで、どんどん怒りが募っていき、行動がエスカレートしていく。自分でもよく分からなくなるくらい>>続きを読む

クラウド アトラス(2012年製作の映画)

3.9

特殊メイク祭り。性別も人種も特殊メイクでここまで変わるのか。流石に違和感ある人もいたが。輪廻転生や人間の時代を超えた結びつきの物語。西洋というより東洋的な考え方。同名小説が原作らしいけど、実に小説的な>>続きを読む

コールド マウンテン(2003年製作の映画)

3.4

南北戦争の純愛ドラマ。自然の風景が美しい。近代化前のアメリカの牧歌的雰囲気と戦争の虚しさが描かれる。ジュードロウは南部の青年というより中世の騎士のよう。メジャーリーグの監督が可哀想だった。

ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.7

元教師であるユダヤ人の未亡人と黒人運転手のふれあいを描く。ごく普通の日常が淡々と描かれる。特に何も起きない。本当に何も起きない。こんなに何も起きないハリウッド映画もあるんだって思った(笑)
何気ない日
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