チャキ山さんの映画レビュー・感想・評価

チャキ山

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人狼 JIN-ROH(1999年製作の映画)

5.0

雨宮圭も伏のどちらも、相手を騙し、食い物にしようとしたという意味で狼であり、結果残忍な喪失を味わうという点でどちらも赤ずきんなんだよ…!!!!ふたりとも、狼とか赤ずきんとかの前に、どちらも人なんだなっ>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

人生でほぼ初めて人と映画を見ました

ロマンもスケールも何もかもすごい作品なのに、他のところでプラマイにしちゃってる感じがした....。
まあしょうがないっちゃしょうがないけどサ...

平たく言えば
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

2.9

辛口になってしまうけど、アステロイドシティのウェスアンダーソンはいつも以上に観客に甘えてるな、と思った。
ついに押井守ルート突入、というか、作家性を重視しすぎた結果独りよがりな作品なっているのは否めな
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

5.0

完璧すぎる映画
本物とはなにか?愛とは?生きているとはなにか?と考えさせられる。
でもそんなのどうでもいいような気もしてくる。
哀しくて美しい。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

5.0

生命とは、情報の流れの中に生まれた結節点のようなものだ。
種としての生命は、遺伝子としての記憶システムを持ち、人はただ記憶によって個人たる。
たとえ記憶が幻の同義語であったとしても、人は記憶によって生
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コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.6

キアヌ・リーブスカッコ良すぎか!!!!!!!!!
ギレルモ・デル・トロの「ヘルボーイ」のような良さみ

シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.9

初めて本当の意味で、その場しのぎではないマジの大号泣をかましてしばらく苦しかった映画なので、自分の中ですごく印象に残っている

人間のグロテスクさというか、いびつさというか醜さみたいなものの描かれ方は
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.9

明日何かいいことあるかもしれないからちゃんと生きよう。と思わせてくれた作品。

フォレストがあまりにも愛おしい
私もこんなふうに周りの人に愛されたい、と思った

パプリカ(2006年製作の映画)

4.7

近く修学旅行先で、友達に半ば強制的にこれを見せるのが楽しみでたまらない

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.9

大好きである。
中学のとき見てたら、翌日意味もなく顔に絆創膏貼り付けて学校行ってたかもしれない。あぶねえあぶねえ

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.5

これを見る覚悟を決めるのに二年かかった。

登場人物が非現実的なほどに可哀想な目に合いがちな邦画がちょっと苦手だったのだが、全く感情が湧き上がらないような空虚な状態で見ると、画面に身を任せられてなんだ
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.3

非人間的なほどに美しいデイジーが、あまりにリアルで人間的な行動をするのに対し、しわも白髪もあって変な言い方だけど「人間っぽい」ベンジャミンが、非人間的なほど善良で、純粋なのが対比的で面白かった

「感
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

3.8

これはなんとしてでも若い感受性で味わう必要がある映画…
初めて見たときの衝撃は忘れられない。
でも主人公と同じ年になってもう一回見たときには、もうすでに最初に見たときほど楽しめなくなっていて、少し淋し
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キャロル(2015年製作の映画)

4.3

キャロルが出てきた瞬間、画面がぱっと華やぐような感じ、すごく素敵だった。
映画の中で「赤色」が重要な位置を占めているなと思った。
冷たい色をした冬の街で、どうしても視線を持ってかれてしまう鮮やかな赤色
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BLOOD THE LAST VAMPIRE(2000年製作の映画)

4.1

キル・ビルアニメパートのきっかけになった聞いて。タランティーノこれ好きそうやな〜!大好きやろな〜!
英語と日本語が混ざってる感じ新しかった!
でも簡単な英語をゆっくり喋るから、英検のリスニングの気分だ
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ハンナ(2011年製作の映画)

4.3

リアル寄りの良作なんだけど、グリム童話になぞらえたような寓話性もある。オタクくん好きでしょこういうの。アタシも好き。

アクション映画というよりはロードムービーかな~という感じ

ヒロインの透明感エゲ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.8

これはボーイズラブでもブロマンスでもなくて、性別に縛られない「ひと夏の恋」の話なんだな、って。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.4

ウェスアンダーソンをネトフリで見れると聞いて。
小学校の頃によく読んだ、子供向けの英文学のようなノスタルジーを味わえたのが良かった。
画面はウェスアンダーソン節満載で、カラフルでユーモラスなのに対し、
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.8

これおもろかったですね!!!!!二重三重のどんでん返し!!

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.1

宮崎駿の底の方に残ってた悪意とグロテスクなビジュアルを、ジブリと商業主義で頑張って薄めた作品

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.9

良すぎた・・・!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アメリ(2001年製作の映画)

-

良質サイコホラー
絵本みたいな雰囲気の可愛い映画なんだけど、単に「おしゃれ」で片づけてはいけない何かまがまがしいものを感じる。
アメリの大きな黒い瞳が、たまに第四の壁を見つめてくるのがぞくっとして好き
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.8

音響、ヴィジュアル、脚本、演技、すべて完璧
対比が異常にうまく使われてて、この宇宙船に対して人はこんなにちっさいのか…!というのがわかって圧倒された。カット割りが天才的でいつ見ても画面がキマっている。
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

5.0

これは絶対に5。最高の映画
画面もアニメか?ってくらい決まってたし、テンポもいいし、衣装も美術もすんごかった。すごく癖を感じた。特に阿久津。
この映画の魅力は現実との乖離、つまりこの独特すぎる世界観に
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機動警察パトレイバー THE MOVIE(1989年製作の映画)

4.0

これこれこれぇ!!!!!!!これですよ皆さん!!!!
ゆうきまさみ味、第二小隊のわちゃわちゃ感、レイバーの作画、シナリオ、押井節すべてが協調しあってお互いを引き立てあっている。バーモンドカレーみたいな
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イノセンス(2004年製作の映画)

3.7

いやめちゃめちゃすごい。めちゃめちゃすごいんだけど3.7なんだよな
こんなにも作画も美術もテーマもすごいのに、なぜか3.7という数字がしっくり来てしまう。別に嫌いというわけでもないし、むしろ大好きな映
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GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 4Kリマスター版(1995年製作の映画)

4.9

あの伝説の押井版攻殻機動隊が劇場で(!)4DXで(!)見れると聞いてかつてないほど心が躍り、単身イオンのナイターに乗り込んだのはいい思い出
音の響き方もやっぱり違ったし、何よりこの映画を劇場で見れたと
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ミニパト(2001年製作の映画)

3.4

脚本押井守で、演出神山健司、西尾鉄也さんの一人作画らしい。
西尾鉄也さんはマジで「絵がうまい」んだな・・・(当たり前)
デフォルメされてて平面的でほぼ止め絵でしかも筆ペン(!)なのに、キャラクターが生
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.4

日本アニメの最高到達点の一つだと思っている。完成度という点では、この先出るどのアニメ作品や映画も絶対に勝てない
作画はメカも日常芝居もアクションも息をのむクオリティだった。脚本も「完璧」の二文字が似合
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