前作に比べてドキドキ感は少ないものの、9年間の回想を冗談と真実を交えて会話するシーンがとても切ない。前作もそうだったけど、何気ない1つ1つのセリフが凄く印象的。
お互いの距離が少しずつ縮まっていく感じが凄く良い。レコードショップで2人で視聴してるシーンが好き。名言がありすぎてグッとくる。
イニシエーションって所に迫れてない感じがして、期待してただけに残念。80年代の感じの映像は凄く好き。前田敦子が可愛いだけの映画。
「居なかったことにはできない」教師の言葉が印象強い。流産させても産まれてないから一応殺人罪には問われないからそれも変な話。
黒人がニガーと呼ばれ、白人に奴隷として強制雇用させられていた事実。人を人として扱わなかった時代。描写が残酷でリアル。
独裁者サダム・フセインの息子の影武者の話。一人二役の演技がまるで別人。
ラストが衝撃的だった。障害者と同性愛者に対する偏見や差別、貧富格差、多くの問題を抱えた作品で見応えがあった。法律は何の為にあるのか。裁判所は何をしてくれるのか。
吹奏楽をやっていたからか、共感する所もあった。中学生の時にこの作品に出会いたかった。