せんぱいさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

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"ネット世界"を描き続けてきた細田さんが、今までふれてこなかったネットの影の部分とも向き合って、そこに対してこれでもかというほどの意地と執念で中指を突き立てる姿勢が印象的でした。所々で行間を読まなきゃ>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

5.0

公開当時以来の鑑賞。

大傑作。10年前よりも深く心に染み込んできた。細田監督作品で一番好きだ。

こどもが育つ環境を選んであげられるのって親だけなんだよね。

デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!(2000年製作の映画)

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原点にして頂点、と言ったら細田さんが可哀想だけどこれは本当に素晴らしかった。何より尺が40分しかないことに驚かされた…

聞いてはいたけど、
めちゃくちゃサマーウォーズ笑

ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年製作の映画)

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素晴らしかった…細田節炸裂のワンピース。というか、もはやこれをワンピースと言えるのかってくらいホラー。小学生のときに映画館で観て、あまりの恐怖体験に帰りの車の中でずっと放心してたの思い出した。

時をかける少女(2006年製作の映画)

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観るの10年ぶりくらい。
何度観ても不思議な作品。

加藤が消化器持って暴れ回るシーン。ハラハラする場面の割に、劇伴にそこまで緊迫感がないというか、なぜかクラシカルなピアノが鳴ってるのがすごい不気味だ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

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大好きなシリーズの3作目。めちゃくちゃ楽しかった〜〜

最初の5分でもうスタンディングオベーションしたいくらいに胸が熱くなった。ツッコミどころも勿論あるけど、キングオブモンスターズを観て膨れ上がってた
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くれなずめ(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ウルフルズの大好きな曲がキーソングになってる時点でありがとうございますって感じなんだけど、

ありそうでなかった友情物語のかたちに、豪華絢爛なキャストが花を添えてて、これは純粋に良い映画を観れたなって
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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"Comedy is subjective."(喜劇なんて主観さ)って台詞にこの映画のすべてが集約されていることに観終わってから気づいたときは鳥肌止まらなくなった。

ジョーカーは強烈な自己愛と過激な
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街の上で(2019年製作の映画)

5.0

こりゃすげえや。
すげえから長めに書いちゃう。

クチコミで言われていた通り今泉作品にしてはコメディー度数高め。今泉監督が長年コトコト煮込み続けてきた会話劇に大橋裕之大先生のユーモアある世界観がミック
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mellow(2020年製作の映画)

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田中さんと玉季ちゃんのやり取りが微笑ましすぎて、それだけでも存分に観る価値があった。自分の精神のバロメーターにできるくらいハートウォーミングな作品。

岡崎さんの演技も素晴らしかったな…あの人の纏う不
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

2回目。


この作品、過小評価されすぎじゃないか?そして高校生の時にこれ観て「難しい」しか感想出てこなかった俺、ふざけんなよ?

紅の豚に次ぐ駿のロマン満載映画であると同時にジブリ史上類を見ないほど
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知らない、ふたり(2016年製作の映画)

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監督・脚本 : 今泉力哉

片想いの連鎖という意味で『サッドティー』と構造は同じだけど、韓国人の方がいっぱい登場するゆえ字幕を追う必要が出てしまい、本来今泉作品に求める会話劇のテンポや空気感を視聴者側
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サッドティー(2013年製作の映画)

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監督・脚本 : 今泉力哉

とにかく引きつけられる。音楽ほぼつけなくともリアリティのある会話で観客を2時間集中させられるのが今泉作品の妙だな。

『愛がなんだ』で言うところの照ちゃんが幼少期の自分と会
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

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3回目。


何度観ても理解の範疇を超えている部分はあるのだけど、照ちゃんと仲原くんがとにかく愛おしいと思ってしまう…おれも幸せになりてえなあ

(昼間に公園に来てるおっさんたちの中に岡野陽一見つけて
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オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

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素晴らしすぎた。
とんでもないものを観てしまった。

アカデミー賞授賞式の中継番組で行定監督がこの作品はラブストーリーだ、と断言してて、何言ってんだこのおっさん、と白い目で見てたんだけど実際観てみたら
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

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今年度アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作品

あらすじは観ない方がいいかもしれません。


台詞は一切無し。でもかなり心動かされます。King Princessの"1950"のハマり方も見事。

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

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ベトナム戦争に対するデモ行進の激化を煽った罪で起訴された7人の男の裁判ドラマ。

面白かった!お硬いテーマだけどエンターテインメントとして整理されててとても観やすかったし、裁判の証言をもとに時系列が遡
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

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自分がその立場になったら…と想像したら観てられなくて何度も途中で止めようかと思った。あまりに衝撃的だった。


映画にとって"音"がどれだけ大事な要素かってことは『ようこそ映画音響の世界へ』を観て十二
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モテキ(2011年製作の映画)

5.0

約50回目の視聴。

★×∞

観るたびにイメージが変わっていくのがこの作品の凄いところ。だけどこれからも変わらず悪い影響をたくさん受けていきたい。


「おれ、思いっきり人を愛したい」

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

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㊗️100本目

前に観た時はピンとこなかったけど恋する惑星のウォンカーウァイがつくってると知り、数年ぶりに鑑賞。

粗めのスロー映像、色彩豊かな夜の飲食店。恋する〜で好きになったウォン監督色が存分に
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

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主演2人の会話劇が激しさを増せば増すほど「普通ってなんだ?」と自問してしまうのがとても痛快だった。一度観てしまったら主演はこの2人しかあり得ないと思ってしまう。

ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008年製作の映画)

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麻生久美子さんが綺麗すぎて時が止まった。奇跡みたいな人だ。

ノマドランド(2020年製作の映画)

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素晴らしかった。

決してラクな環境じゃないはずなのにノマドの人たちはみんな輝いてたな。おれも自分に正直に生きたい。

ザ・ライダーと続けて観てわかったことは、クロエジャオは泣きのシーンを撮るのがとに
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ザ・ライダー(2017年製作の映画)

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ラストがとてもとても良い。主人公のあの決断は、優しく厳しく接してくれる親身な友達や家族がいてくれたからこそ下せたものなのかなとも思ったりした。

個人的には馬の調教シーンが狂おしいほど好き。リアルすぎ
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呪怨2(2003年製作の映画)

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新山千春さんのパートが『ヴィジョン』っていうブラムハウス制作のホラー映画と同じからくりしててぶち上がった。

あとはじめて俊雄くんのこと怖いと思った。容赦なく呪い殺すじゃん。死体で遊んじゃうし。

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呪怨(2002年製作の映画)

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久々に観た。
オリジナル版ほどえぐみが無くて好き。

てか仁美パートだけ怖すぎない?伊藤美咲が綺麗すぎるから制作側も気合入れたのか?

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

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明治時代まで遡る怪奇現象の謎。
じとじとした怖さがまじで嫌だった。

年々ホラー苦手になってる気がする。
ふつうにトイレ行けなくなる。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

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2回目。

やっぱりオリジナルへのリスペクトが感じられて超goodでした!人間の生死に関してはツッコミどころ満載なんだけど、そこはご愛嬌というか、根幹は「お祭りモンスター映画」なのでそこまで気になりま
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HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

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思ったよりも編集とタッチのコメディー度数高め。主人公の心が天気とリンクしてる演出も良かった。

シャラメ出演作を観るのはこれで2本目。インターステラーでは脇役だったしあんま印象残んなかったけどこれでは
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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分かる人にだけ分かればいいって類いのサブカルチャー映画かと思ったら全然そんな事はなくて、ちゃんと重厚な人間ドラマだったとこがgood。距離のでき方とか、嫉妬とか、すんげーリアル。

そっか、これA24
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

5.0

タランティーノ作品初鑑賞。


性癖にクリティカルヒットした。
あと200回は観たい。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

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人にオススメの映画聞かれたらこれを答えるようにする。みんなに観てほしい映画。

「友達ってのは自分で選べる家族だ」