chibaryoさんの映画レビュー・感想・評価

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万引き家族(2018年製作の映画)

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この映画の真髄は「ほんとうの家族」というもののあり方を定義「しなかった」ところにあると思います。なぜなら、家族の形というものは時代の移ろいの中で変化し続け、その度に新しく定義されるものだからです。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

テーマは現代社会の核心を突いている。見た目や人種が違うというマイノリティに「理解のある」白人たちによる地位向上の運動は、結局は見せかけの偽善に過ぎないのではないか?ということ。どんな人でも個性を出して>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タイムリープ・可能世界の作品として、最大限好意的に批評的に解釈してみる。
「もしもあの時こうしていたら」という可能性を追求していった先にある、花火の丸い世界=トゥルーエンドと、それがまだ叶ってない花火
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「Lost Stars」の歌詞を噛み締めながら観てみると、ずいぶんビターなエンディングであることに気づいた。
屋上のレコーディングでギターで加わり、退屈な日常から救われたダンの娘ヴァイオレットと対照的
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東京家族(2012年製作の映画)

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「家族はつらいよ2」→「家族はつらいよ」→「東京家族」と制作された順番を遡っての鑑賞。近年の山田洋次監督の「家族」「時代」「世代」に関する考えが感じられた。
「息子が医学博士で、娘は床屋を開いて、立派
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セトウツミ(2016年製作の映画)

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ひたすら笑った。でもそれだけだった。それでいいと思えた。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

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原題の方が好き。ラ・ラ・ランドのもう一つのありえた世界、かも。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

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DVDで2回目の鑑賞。
順当なサクセスストーリーをミュージカルに描く……と思いきや、ラストシーンがなんともほろ苦い。「自分の夢のために捨てた人」ではなく、「お互いの夢のために尊重し合って別れた相手」と
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プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

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親の新しい恋人はヤな奴で周りは変人ばかり、家に居場所が無ければビーチなんてもっと居心地悪い、そんな最悪の夏休みが成長の機会になるのは、自分ひとりの力じゃきっと無理だっただろう。ジョークばかりで不真面目>>続きを読む