金魚鉢さんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

4.1

「偽る前に生きろ」という台詞は、噂によって周囲から常に評価され人物像が作り上げられていく芸能界だけではなく、一般社会でも理想を追い求め過ぎて自分を見失わないことの大切を教えてくれる。
その中で自分が何
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

妹を救出する話の中で人間関係がすれ違うコメディ調の緩いところから、バビロンでのゾンビとの闘いのようなスリリングな要素まで展開の緩急があってクライマックスの盛り上がりが良かった。

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

純粋さや精密さの白、アイデンティティを確立させ表現力に変える黒の両立によってカリスマ性が生まれる

白鳥の湖を題材とした設定が面白い。幻覚と現実の境界を明確にしていないシーンが多くて、重圧にのまれそう
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

「秘密」を隠す為の観ている人に不自然と思わせないような物語の展開と台詞の工夫に加えて、マルコムの椅子を動かさないといった細部へのこだわりがあって完成度が高い。死んだことに気づいていない幽霊視点での運び>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

2.7

自分が同じ立場にならなかったらこの話も無かったのかなって思ったら冷めてしまった

セブン(1995年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

定年を迎え最後の事件を担当する刑事サマセットと新人として殺人課から移籍してきたミルズが歪んだ罪への認識を持つジョンドウの七つの大罪モチーフにした連続猟奇殺人を捜査する一週間を追った作品。

全体を通し
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.4

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フランクとカールの犯人とFBIという立場でありながらもお互いを気にかけるルパンのような関係性と距離感が良かった。実話であり後の小切手偽装の捜査に貢献しているという、まさに毒を以て毒を制するということを>>続きを読む

ゾンビランド(2009年製作の映画)

4.7

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ピザ取ってコーラ片手に見るなら絶対コレ。
やっぱりB級映画に登場する冴えないジェシーは最高。荒廃したゾンビの世界を明るく生き抜こうというポップな切り口のコメディ要素が生死のスリルの中にバランスよく詰ま
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.3

後味の悪い作品だった。
悪意のない人々の宗教的概念から生まれる狂いは恐ろしいし景色が綺麗なのもまた気持ち悪い。
主人公が旅行者五人の中で唯一の女性であり人間関係が上手くいっていないところが見ている側に
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

貧富の差が激しい韓国ならではの展開と他人を出し抜いて利用できるところは利用し尽くそうとする貪欲な人間性がぴったりな作品だった

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

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アリーがスターへの階段を上っていく物語の裏で酒の依存によってロックスターである夫が転落していく話。女性の社会的成功に伴い、摩擦が起き男女の役割が変化していく様子に複雑な気持ちになった。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

ホアキンフェニックスの病気を患った狂人的な笑いの演技。責めて境遇によって生まれた悪、性善説を信じたくなるような結末

アメリ(2001年製作の映画)

2.9

フランス語の講義で観たけど自分にはあまり合わなかった

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.9

幼い頃の好奇心と無限の可能性、将来への不安などが自分の少年時代を思い出させてくれるような作品。テディの「子供時代は二度と来ない」って台詞が刺さる

冒険終わった後は学校で顔を合わせるだけの関係になる感
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