「お先にどうぞ」「急ぎませんので」「私祈祷書を忘れたわ」がしばらく流行した。
真の統治とは何か?
ゴッドファーザーを見て考えさせられるのは、統治者の品格とはどのようなものか、ということ。
ヴィト・コルレオーネの統治は、冷徹な計算/血と人情という二つの柱によって成立していたも>>続きを読む
廓を舞台にした本や漫画作品は色々あるとはいえ、やはり現代でメジャーなテーマとなるまではいかない。
歌舞伎では吉原が話の中心になることも多い。上方歌舞伎では、商家のぼんぼん(なよっとした色男、いわ>>続きを読む
スパイ映画の理想的作品。「諜報員と言っても実際の仕事は殆ど役所仕事」とは、ロシア革命前後にイギリスの諜報員として実際に活躍していたサマセット・モームの言。「英国諜報員アシェンデン」は彼の経験に裏打ち>>続きを読む
ネタバレあり
2013年版のギャツビー。キャリー・マリガン演じるデイジー・ブキャナンに多少の違和感を覚えつつ、感動したので、テストが終わってすぐ原作を買って読んだ。
「華麗なる/The great>>続きを読む
落語「芝浜」がヒントになっていたという…
高橋一生演じる「九十九」が、まるで奥さんのような言動をとるところ、あと落研で「芝浜」をかけているところで予測できたはずなのに、ラストまで気づかなかった。悔>>続きを読む
全体的な鬱々とした空気感はなんだろう。原作のコミカルな要素がないという意見も多いけど、原作のセリフの引用も思ったより多かった印象。
オリジナルキャラ「男」と「女」は本当になんだったの…?という感じは>>続きを読む
イヴリンのセリフ、「あなたの人生はこの週末なの!」は、はじめ
「この週末で家族を選ぶか、仕事に戻るかで、人生何に重きをおくかが決まるんだから!」的な意味で言ったのかと思って、随分相手に求める妻だなあと>>続きを読む
アーミテージ家がいかにもな「地方有力者のお家」って感じでよかった。
使用人二人の不気味さがいい。 "No, no! No, no no no no no no..."のところはぞくぞくした。あと車>>続きを読む
ハリデーの後悔は、仮想現実を作り込み過ぎて元に引き返す道を失ってしまったこと、素敵な女の子を恋人にできなかったこと、大切な友人を引き止められなかったことかな。一つめの後悔が一番大きかったのかもしれな>>続きを読む
よかったのは、バーナムのサーカスのキャストに対する見方が多分最後まで「出し物」でしかなかったということ。マイノリティ排斥反対とか、そういう時代の流れで、映画もドラマも、現代の価値観を劇中の時代の人に代>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「食べることは愛すること」
ジュスティーヌの捕食の対象が、
近親者の姉→自身&異性→近親者の姉の順なのは、
愛の対象が
母→自己→異性→子
と移ろうことの象徴なのかな?と、愛の循環を感じました。