マリリンさんの映画レビュー・感想・評価

マリリン

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ぼくとパパ、約束の週末(2023年製作の映画)

3.8

忍耐と愛情の一言。どんなにそれがあったとしてもとてもとてもその子またはその人に関わることは大変なこと。でも何かとても素晴らしいものも感じることができる。頭で考える理想と心で感じる葛藤でのはざまで本人も>>続きを読む

ジョイランド わたしの願い(2022年製作の映画)

3.2

パキスタンの映画は初めて。家長制、男尊女卑、トランスジェンダーへの差別たくさんの生きにくさが渦巻いている。それぞれの抱えている苦しみをさらけ出すこともできず最悪の結果になってしまうこの世界が今もたくさ>>続きを読む

プリシラ(2023年製作の映画)

3.4

彼の名前を知らない人はいないでしょう。しかし妻との出会いから別れまでこの映画で初めて知ることができた。2人ともある意味一途ある意味共依存。やはり14歳の子供をたとえ肉体関係がないにしてもこういう形で自>>続きを読む

ハロルド・フライのまさかの旅立ち(2023年製作の映画)

3.5

突拍子もない話しだとはじめは思った。過去に自分を助けてくれた人に対し最後に顔を見て話しをしなくてはという気持ちからだけかと思っていた。しかしそれは夫婦それぞれにおいても根底に抱えている大きな大切なもの>>続きを読む

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

3.8

持って生まれたものとその人の感性と努力とそれを導いてくれる人々とそれを支えてくれるまわりの人々と様々な要素が1つになって素晴らしいものが生まれる。どんな環境においても自らが向上していこうとする力と運命>>続きを読む

スイッチ 人生最高の贈り物(2023年製作の映画)

3.3

クォン・サンウの変わらなさにびっくり。
やはり人はおごりを持つことなく謙虚に物事やまわりの人々に感謝しなければならないことを忘れないように生きなければと感じた。運命の人にはたとえ遠回りしてもいつか結び
>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

4.0

42年前の映画がこんなにいきいきと描かれていつまでも何度観ても初めて観たような澄んだ気持ちになれる映画は稀有。純粋な心はなんの垣根もない。そんな心を自分も少しでも消えないで残していたい。たくさんの子ど>>続きを読む

ブルックリンでオペラを(2023年製作の映画)

2.6

色々な要素のある話ではあるがごちゃごちゃになりすぎて...アン・ハサウェイもったいない。久しぶりにうーんって感じ。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.3

話題になった映画だったので観てみた。役所さんはShall weダンスの時といい本当に味のある好きな俳優のひとり。東京の街の風景の中であんなに様々で素敵なトイレがたくさんあることに驚きそれを海外からの旅>>続きを読む

ぼくは君たちを憎まないことにした(2022年製作の映画)

3.5

小さなことからこのような大きなことまで
理不尽なことはたくさんある。他人事ではすまされないことが今の時代次々と起こっている。どうしてテロなんて思いつくのだろう。個人的に憎しみを持つことはあれど全くの無
>>続きを読む

レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

4.0

たくさんの困難な状況のなかひとつひとつをクリアする努力とそれを支えてくれるまわりの人々に助けられまた強い運を引き寄せる前向きな心と行動力により夢の位置にたつことができた。今の時代においても少しずつ女性>>続きを読む

パーフェクト・バディ 最後の約束(2018年製作の映画)

3.1

韓国版フランス映画最強のふたりと言われているがこちらはかなり任侠味が強い。しかし人間としての情は国や文化の違いでも変わらない。
特にこちらの方は友情や絆に熱い。

テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.2

表現をする手段には楽器を演奏する、絵を描く、文章を書くなど色々ある。ものを使い練習し上手くなるようみな努力する。しかし天に与えていただいた声はやはりものではなくその人が持って生まれた素晴らしい宝物だと>>続きを読む

エッフェル塔~創造者の愛~(2021年製作の映画)

3.4

世界中で1番愛されている塔の物語を初めて知る。エレガントで唯一無二の存在。その完成までにこのような愛の物語があったことを知り成就できなかった愛をエッフェル塔が代わりにその輝きを放っている。

関心領域(2023年製作の映画)

3.8

素晴らしい家と庭園の中で家政婦に囲まれ贅沢に裕福な生活を子供たちと送っている家族。かたやすぐとなりでは死が絶え間なく続く。銃声、悲鳴、赤い炎、煙。
1番印象に残ったシーンは父親のルドルフと子供たちが釣
>>続きを読む

インドシナ(1992年製作の映画)

3.5

母おすすめの作品。数回鑑賞しているがフランスとベトナムの歴史はよくわかってなくただベトナムはフランス領だったことしか知らずにこの大作を観ていたが今回じっくりと観ることができた。
主演のカトリーヌ·ドヌ
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

3.5

純粋のひとこと。メイジーはある意味大人。周りの大人たち誰もが愛さずにはいられない。世の中には両親が離婚しこういう状態で成長しなければならない子供たちがやまほどいる。そんな環境の中で不安もあり大人に振り>>続きを読む

フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.0

インスタに流れていた雪崩のシーンが初めて映画のものだと知った。人は究極の場面で本性が出る。1度の裏切りと感じる行為を許せるのかどうか自分に問うとやはりそのことをなしにはできず破綻に向かうかもしれない。>>続きを読む

バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.4

昔訪れたことのあるシアトルの街や壮大な氷山や海、日の光の当たる素晴らしい景色をまず見れたことが嬉しい。過去の栄光やマイナスな出来事によるものが原因か人間嫌いとなっている主人公だが同じ人間でも1人で生き>>続きを読む

理想郷(2022年製作の映画)

3.2

考え方や立場が違えば選択することが真逆になる。その事によって対立が発生する。全ての人により良い方法があれば現代抱えている各地での戦争も起こらないはず。それが難しく永遠になくならないことなのだろう。歩み>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.0

妻の病状が変化していく中違う形の愛にも気付きながら夫婦の愛から1つ上の愛へと変化する様が様々な情景の中で表現されており最後の青いカフタンが圧巻。夫の最大の愛情表現。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

2.7

大きな変化や場面が出てくるわけでもないのに孤独な小さな世界を演じるチャーリーの心情がひしひしと伝わってくる。見た目のすごさもインパクト大。しかし私的には大きな刺激は感じられなかった。

リヴァプール、最後の恋(2017年製作の映画)

3.8

きっかけはどんなことにしろ惹かれあっていくことに年齢差も関係ないのだろう。自分の中におきていることを理解したとき本当は離したくない相手を離すことがどんなに苦しいことか...訳もわからず離された方はただ>>続きを読む

クーデター(2015年製作の映画)

3.8

どうしてこんなにも残酷になれるのだろう。緊迫の中家族を守ることだけを考えて行動する父と母。今の世界とリンクするシーンがたくさんあり胸がとても痛む。同じ人間なのにどうして私利私欲と価値観の違いでいがみ合>>続きを読む

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

4.0

島の美しい風景の中に戦争に翻弄されてきた人々の心が様々な瞬間に過去へと戻され苦悩を抱え続ける。そこへ本の世界を通じご縁が始まる。美しく聡明なジュリエットが心に導かれ島を訪れはじめは苦悩を抱えてるがゆえ>>続きを読む

ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.8

人生は自分でつくるもの。あの時こうしていたらどうなっっていたか時々考えることがある。この映画は様々な人生を描き運命を示している。みていてごちゃ混ぜになり分かりにくい部分もあった。人は自分で選択してきり>>続きを読む

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.2

猫をこんなに見られて幸せ。人生で最愛の対象を二つも見つけられて羨ましい。身分違いの結婚と言われまた、ペットとしての猫の価値を上げるために創作活動を続けるが周囲からは浮き感情が揺れ動き安定した人生ではな>>続きを読む

カラーパープル(2023年製作の映画)

3.2

今の時代においても男尊女卑、人種差別やそれぞれの価値観による争いなど生きにくさはあるがこの時代を生きていた女性特に黒人女性の耐え難い人生を思うと心が苦しくなる。
姉妹の強い絆が主人公に強い心を持たせあ
>>続きを読む

アシスタント(2019年製作の映画)

2.0

やはりドキュメンタリーは難しい。結論がない。長いものに巻かれることができないと生きていけないのか....

大統領の執事の涙(2013年製作の映画)

3.7

とってもとっても深く考えさせられる映画だった。未だにある人種差別それは色々な差別同様永遠になくならないことではあろう。セシルの生きざまをみて目の前で父親をいとも簡単に白人に殺された境遇から白人に使える>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.4

この季節になると観たくなる映画。でも何度か観ているはずなのに初めて観るような感覚。こんなに豪華な俳優人をひとつの映画で観れるなんて得した気分。いろんな愛がたくさん。ほっこりする。

おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.6

たんたんとした空気が流れる。自分の仕事を大切にしこだわりを持ち親族のような気持ちでひとつずつ粛々とこなしていく少し変わり者のジョン。生活にもこだわりがある。こんなに一生懸命仕事をしているのに年下の上司>>続きを読む

ジャスト・ア・メリークリスマス(2023年製作の映画)

3.0

本日二本目のクリスマス映画。異文化カップルと周りの家族とのコミュニケーションの難しさ。未知の世界を楽しめるかそれともマイナスと感じるか。婚約を家族に伝えることを躊躇する彼女の気持ちは良くわかる。それで>>続きを読む

ケータリング・クリスマス(2022年製作の映画)

2.8

クリスマスなんでクリスマスに関する映画が観たくてまずはこの映画。おばさまの気品ある佇まいと素敵なインテリアとかわいくて美味しそうな料理を目で堪能しながらの観賞。自分のお店を守り認めてもらうための努力を>>続きを読む

遥かなる大地へ(1992年製作の映画)

3.3

トム・クルーズとニコール·キッドマンの元夫婦の共演も興味深い。ただのお嬢様では収まらないシャノンの行動力と気の強さが痛快。この時代の階級制度は平気で地主クラスがその下の身分の人たちを家畜のように扱い殺>>続きを読む