このレビューはネタバレを含みます
去年劇場で本作は鑑賞していたのだが、もう1周年になるのか…と思いようやくレビューを書こうと決意。私は長年MCUを追い続けてきたわけでもなければ、ネットに溢れかえる撮影裏エピソードを網羅しているわけでも>>続きを読む
観終わった瞬間こそ「淡々とした毎日とちょっとのハプニングを扱うだけで、少し退屈だったな」なんて思っていたが、よくよく考えると違った。
パターソンの生活は退屈なのではなく、洗練されている。素敵なルーティ>>続きを読む
傍から見ている分には、どちらにも同じように非がある。
ディーンはもはや一挙手一投足に対する絡み方が捻くれていてどうしようもなく面倒くさいし、シンディは今まで夫がしてくれたことに対する感謝の気持ちが少な>>続きを読む
邦題とビジュアルだけだったら確実に手が伸びない映画だけど、サムロックウェルが出ていたから…!
ちょっと筋が通っていない部分がまあまあ見られて、2人がイかれてるという理由だけでは納得しづらいかな。
でも>>続きを読む
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良い羽目の外し方と、悪い羽目の外し方。
今年はずっとサムロックウェル出演作を追っていますが、やはり最高。
スリービルボードのように、重厚なストーリーと役者の演技力合戦…というような内容ではないけれど、>>続きを読む
“その後は?あなたは何と闘うの?”
忌み嫌う相手の背景を知ろうともしないことで、沢山の争いが生まれる。
自分の主張には一本筋が通っていると強く思い込んでしまうこと。正しい意見だからといってまくし立て>>続きを読む
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家族は妄想と幽霊、半々の存在ですね。
中盤で精神病棟を訪れた時、ネタバレとしてはこれだけなのかな…?と思いましたが、全くの杞憂でした。死んでもなお夫を守ろうとするダニーの姿は、悲しいけれど素敵。
2020年1発目の映画鑑賞がスリービルボードから始まり、ジョジョラビット、月に囚われた男…とサムロックウェルの階段を順調に駆け上ってきていました。
しょうもない中年男が何故こんなに似合うのか?気弱で優>>続きを読む
この作品を隅々まで理解して鑑賞するためには、予めクサヴィエドラン監督を知っている必要があると思う。それに加えて映画偏差値が高めの人でないと少々厳しいかも知れない。様々なカットに張り巡らされる名作のオマ>>続きを読む
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不幸でいるのは本当はとても簡単で
幸せになる方がずっとずっと難しい
以前読んだ漫画の一節を思い出した。
フィンチは心の病気に甘えない。
自ら闇に入り浸り、そこから抜け出さないのではなく、本当にどうす>>続きを読む
本編の内容に触れる前に前置きを。
ドリスのように、あっけらかんと障害者に接していける人は殆どいないと思う。
恐らく私もその内の1人で、結局最後まで不謹慎すぎて笑っていいのか分からない場面もあれば、声>>続きを読む
予告での主人公の高揚感溢れる全力疾走を目にして、これは映画館で観よう!と思い初日に鑑賞。
全編1カット処理という謳い文句に反して、没入感は思っていたより高くなかった…気がする。何と表現したら良いのか>>続きを読む
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「お母さん。」
突然頭にハンマーを振り下ろされたかのような衝撃に襲われ、つっかえたままの言葉を全力で表現するジョジョにやられた。
親が身につけている物って、どうしてあんなにリアルなんだろう。
今年1>>続きを読む
とてつもなく身勝手な要望を、
とんでもない屁理屈と話術で承諾させる人っていますよね。