よねちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.6

本作は、直木賞および本屋大賞を獲った恩田陸の同名小説の映画化作品。日本アカデミー優秀作品賞、最優秀録音賞を獲得し、また俳優では主演の松岡茉優が優秀主演女優賞、森崎ウィン、鈴鹿央士が新人俳優賞を受賞した>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

もうお馴染みになったエンドオブシリーズの続々編。前々作、前作と違わず、アクションシーンや緊迫感のあるストーリー展開は、過去のアクションやテロ映画の中でも傑出していて楽しめること、間違いなく折り紙付きだ>>続きを読む

台風家族(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

弟が失踪した父の葬儀に兄弟を集めて遺産相続の内輪揉めをYouTubeで世界中に配信したり、謝罪に現れた元特殊詐欺犯の女性から、父が、運転免許を取得したことを知らなかったはずの長男が起こした架空の交通事>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

石巻で一緒に暮らす内縁の妻(西田尚美)の残忍な死体を河川敷で発見した時の夫(香取慎吾)の苦痛と落胆に満ちた表情が実に素晴らしかった。特に、川崎にいる時と石巻に移ってからの彼の、別人であるかのような演じ>>続きを読む

嵐電(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

大西礼芳演じる、元彼と別れて恋に引っ込み思案になっている女の子が、新人俳優金井浩人演じる東京の無名俳優と出逢い、方言指導や役を演じたり京都案内をしたりするうち、徐々に心のもやもやを融解していき恋に一歩>>続きを読む

よこがお(2019年製作の映画)

4.2

こういう作品にエッセンスとして欠かせないのが、筒井真理子さん。彼女なしに本作の骨格を創り込んでいくのは不可能というべき存在。加えて、市川実日子、池松壮亮、吹越満というキャスティングによる協奏曲がもう素>>続きを読む

スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

続編ヒロインに前作北川景子から白石麻衣と清楚美人系を揃え、主演は、母からの虐待を受けトラウマをなお抱え公安刑事の父の謎の死に疑問を抱く加賀谷を演じる千葉雄大。加賀谷の人物像に複雑で謎めいた多面性を加え>>続きを読む

マレフィセント2(2019年製作の映画)

4.0

字幕版、吹替版ともに鑑賞。吹替版は、実力のある声優が担当しており、特に、ミシェル・ファイファー、アンジーの声については、安定感を発揮。二者対立した場面では、魔王と悪だくみを図る悪女といった感じで、両者>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

カンヌパルムドール、アカデミー作品賞など最高賞を受賞した作品ということで、期待大で観た。
前半はまさにコメディー、後半はシリアスになっていき、殺人などサスペンスホラー的要素が強まっていくものの、やはり
>>続きを読む

こはく(2019年製作の映画)

3.4

大人版子供の頃に生き別れた行方知れずの父を探す旅を通じて、兄弟を軸に家族のあり方を見つめ直し、再発見していく家族映画。鶴田真由演じるアキコが母の葬儀参列を機に急展開し、父の本当の姿が見えてくる。1人二>>続きを読む