不気味で、不快で、イライラするけれど
観終わった後はなぜか後悔しない。
むしろ、不気味なもの見たさで鑑賞した自分に気がついて、その思いが満たされていることに気づく、そんな映画。
ピアノのメロディが琴線に触れる。
まるで感情をそのまま音にしたみたい。
ところどころ、
霞がかったような
浅い夢の中のような
朧げで優しい画のシーンが
ちりばめられていて
北村匠海の柔らかくて穏や>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
7人がコロコロ入れ替わるのかと、思いきや。
いろんな顔の中村倫也を見られると期待していた分、あれ?と思ったけれど
月曜日と火曜日のシーンは圧巻
他の曜日も生きたい。
夜更かししたい。
友達もほしい。>>続きを読む
今ヶ瀬が髪を触るたびに、
じわじわ気持ちが伝わってきて
切なくて苦しくて愛おしかった。
表情から痛いほど気持ちがなだれ込んでくる、成田くんの演技はやっぱりすごい。
まるで作り物みたいに、ほんの少しの>>続きを読む
永くんの
小さな男の子のまま、みたいな
ピュアでわがままで不器用でまっすぐで
生まれたままのようなか弱さ、繊細さが
さきちゃんには愛おしくて
仕方がなかったんだろうなぁ
東京に出てきて、夢にもつまづ>>続きを読む
綺麗な情景と素朴な料理の描写はそのままに、橋本愛のリトルフォレストを大衆向けにしたかんじ。
癒されたい雨の日にちょうどいい。
とにかく画が素敵。かわいいだけ、おしゃれなだけ、じゃない優しい色使いに引き込まれる。
お酒を飲みながらぼーっと観て、そのまま幸せな気持ちで寝たい。展開は読めるけど、そのぶん安心して観られる映画。