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4者4様に自分勝手なクズ男。
クズ男達は、自分のダメさ加減に薄々気付きながらも目を背けて、最後は泣きながら部屋を追い出される始末。
でも結局はクズ男と一緒にいることを選んだ彼女たち。
クズ男に騙>>続きを読む
真織も、透も、いずみちゃんも、透のお姉さんも、真織の両親も、映画の中で描かれる悲しみはほんの一部。
映画では切り取られていない時間、
それぞれどれだけの想いを抱えていたのだろう。ひとりでどんな時間を>>続きを読む
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他人の視点でひとつのシーンだけを見たら
なんて酷い、と思うような行動も
その人なりの優しさや信念を守って
必死に生きている結果かもしれない
「誰かにとっての正義」が
一方では残酷さ、冷酷さに映ってし>>続きを読む
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私はこの終わり方が好きだった。
一緒に観た相手は、
「最後に2人が会えずに終わったのは残念だった」
と言ったけれど。
私は、あの2人が会えなくて
良かったと思った。
これはラブストーリーじゃなく、>>続きを読む
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誰もが孤独では生きていけない。
心の拠る辺となる人を求めて、縋ってしまう。
文、更紗、亮
誰か一人でも、孤独の中で生きることができる強さを持っていたなら
物語の結末は変わっていたのではないだろうか。>>続きを読む
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葉と照生の恋愛は、
出会ってから付き合うまで一年、
付き合ってから(結局しなかった)プロポーズまで一年。
どんな関係?と
聞かずにはいられないほどのもどかしい態度に葉がしびれを切らして付き合い始めた>>続きを読む
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例えば初めて振られた時、
例えば何通目かのお祈りメールが届いた時、
例えばあいつが幸せそうなとき、
程度の差はあれ、誰もが一度は抱いたことがあるだろう「全て壊れてしまえばいいのに」という感情を、その>>続きを読む
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「寂しいこともあるけれど、一瞬だし。
だけど、その一瞬は、本当に、寂しい」
東京にいる若者たちはそれぞれ
価値観も、持っているストーリーも、瞳に映る相手も違う。
でもリンクする。
同じ感情を抱く>>続きを読む
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これは、勝負する主人公の物語
「好き」という気持ちを「好き」とそのまま言葉で伝えてしまうような恋愛映画との勝負
「好き」の一言が言えない自分との勝負
映画が無くなっているという、受け入れたくない>>続きを読む
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なんとなく気まずい間、
脱力して交わす会話、
ふと訪れる沈黙、
テンションの上がるタイミング。
高校からの仲だからこそ、
共鳴するようにアップダウンする6人の感情。
そんな6人の空気感と、
交互に繰>>続きを読む
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打ち込んでたサッカーを奪われて、青春の真ん中にいるようなクラスメイトたちが疎ましくて何にも興味が持てない。
そんな小坂が、鹿野に興味を持ったのは、
自分と同じように青春から外れていたからなのかもしれな>>続きを読む
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見始めて、みなととひな子が付き合って、
いろんな思い出をつくっていくときにふと
『あぁ、そういえば、彼氏が死んじゃう物語なんだっけ』
って思い出した。
心がきゅっと切なくなったけれど
それよりもずっ>>続きを読む