Alighieriさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.5

リュックベッソンらしさ全開のスパイアクション。時系列をあえてバラバラにすることで主人公がどちらの味方についているのかわからなくさせる観せ方はかなり面白かった。アナを演じるサッシャ・ルスの変幻自在ぶりが>>続きを読む

ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.4

ダウニ演じるドリトル先生が動物と話せるシャーロックホームズ感あって笑ってしまったけど好き。ゴリラのチーチー役の声がラミ・マレックなんだけどこれがピッタリ過ぎて感動する。久しぶりにこういう子供も楽しめる>>続きを読む

ナショナル・シアター・ライヴ 2020 「スモール・アイランド」(2019年製作の映画)

4.0

時代は第二次世界大戦前後。憧れの地イギリスを夢見てジャマイカから移住した黒人たちは初めて差別を目の当たりにする。人種差別をしない白人女性も出てくるが、実際には彼女も無意識に差別的な発言をしている。全体>>続きを読む

ハリエット(2019年製作の映画)

3.9

1800年代のアメリカで黒人奴隷として生まれ、奴隷解放の為に戦ったハリエット・タブマンの物語。物心がつかない内から働かされ、モノのように売り買いされる彼女たちの人生には“自由か死”しかない。ハリエット>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.5

Black Lives Matterの今こそ観て欲しい作品。どちらか一方が悪いのではなく、両者がいがみ合うことで生まれる“憎しみ”が悲劇を生んでしまう。「子は親の鏡」という言葉もあるが、それによって起>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.5

「結婚とは女の幸せではなく、経済問題だ」と何度もハッキリと断言してくれたことに本当に感謝している。“女性はこうであれ”という価値観に逆らうように生きるジョーの姿はとても心に響く。4姉妹がずっとキラキラ>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.3

観終えた後はスペースキャット化しちゃうんだけど出演者が大好きすぎてこんなの美味しくいただきますしちゃうじゃん…ってなった

ナショナル・シアター・ライヴ 2014「コリオレイナス」(2014年製作の映画)

3.9

ストーリーは知らなかったので、英雄という名を背負いながら優柔不断さで身を滅ぼしていくようなあらすじに驚いた。更に宿敵オーフェディアスがコリオレイナスに対して抱く感情がデカすぎてこれまた驚く。そしてトム>>続きを読む

死霊館(2013年製作の映画)

3.5

ちょっとかなりエクソシストだった。劇中で流れる曲が良い

プロディッジー(2019年製作の映画)

3.3

展開が結構バッドエンドだった。主演は『イット』のジョージー役のジャクソン・ロバート・スコット。演技力が凄まじくて将来が楽しみになった

デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

もうとにかくぶっ飛んでいて好き。いわばこれは「レイプ犯をぶちのめす女たちの話」にも見て取れると思うんだけど、爽快感が異常なほどに良くてもはや泣き笑いしながら盛大に拍手したくなる勢いだった。マッドマック>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.0

社会から隔離された森の中で暮らす家族。子供たちは家で勉強し、過酷な環境で強靭な体力を身につけていた。しかし彼らは“本に書かれていること以外”は何も知らなかった。
教育や家族、宗教観もテーマになっている
>>続きを読む

ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから(2020年製作の映画)

4.0

プラトンなどの哲学者が論じる「愛」についての言葉が何度か出てくるけど、本当にこれは「愛とは何か」という物語だった。親子愛、友愛、恋愛。そして愛の形も様々。登場人物が基本的にほのぼのとしていて癒されるけ>>続きを読む

ダラス・バイヤーズクラブ(2013年製作の映画)

3.8

マシューマコノヒーがぶっ飛んでる映画なのかと思いきや凄く良い作品だった

セブン(1995年製作の映画)

3.7

あの結末で七つの大罪全てが揃ってしまったというのが悲しい

ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.8

イーサンとベンジー可愛い。イルサかっこいい。吹替でジェレミーレナーからデトロイトのコナーの声が聞こえてくるとは思わなかった

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.5

チャンベの狂気ぶりよ。監督が女性だというのも興味深い

アンドリュー・ロイド=ウェバー ラヴ・ネヴァー・ダイズ(2011年製作の映画)

3.5

噂には聞いていたけど展開と結末にびっくりしてしまった。でもさすが音楽はとても良い。美術も美しい

ナショナル・シアター・ライヴ 2015「宝島」(2015年製作の映画)

3.8

面白かった。やっぱり舞台ならではの演出や装置は映画やドラマとはまた違った面白さがあって楽しい。アイディアがすごい。そして久しぶりに冒険ものを観てワクワクした。パッツィー・フェランちゃんの演技力の高さも>>続きを読む

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

アクション!エンターテインメント!コメディ!悪い奴をやっつけろ!というまさに王道の作品。そこに現代的な描写やメッセージを取り入れたお陰でとても観やすい作品になっている。これが“今”だよと我々にぶん投げ>>続きを読む

ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.5

ファンレターを送ったことをきっかけに始まった少年と俳優の文通。文通を通じて俳優の孤独感やセクシャリティへの葛藤、そして母親との確執も描かれるが、それは少年自身の姿にも重なる。似た境遇の2人が見出したの>>続きを読む

NTLive『フリーバッグ』(2019年製作の映画)

4.0

80分間ひたすら1人で喋りまくるフィービー。その喋り方や表情で何人もの人物を表現してしまう演技力の高さ。性にも自由奔放で下ネタのオンパレードなのにどんどん彼女に惹かれる。そんな中に垣間見える“心の闇”>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

なんかもはや監督どころか出演した役者さんや撮影に携わったスタッフ陣、配給を手助けしたA24やそれらに関わる全ての人に「本当によくぞ作りましたね」と畏敬の念を抱くレベルだった。「集団」という恐ろしさと「>>続きを読む