ヒロテルさんの映画レビュー・感想・評価

ヒロテル

ヒロテル

映画(219)
ドラマ(6)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

子供の頃は公開の度に見に行っていたゴジラ、大人になって見たシン・ゴジラ。
いつの間にか自分にとってのゴジラはシン・ゴジラになってしまっていたから、今回のゴジラは少し違和感を持ってしまった。
それでも、
>>続きを読む

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.5

久々のドラゴンボール映画。
最後は戦隊モノに有りがちの巨大化した敵との闘いのような、いかにも子供が大好きで王道な展開を見せてくれたのは嬉しい。
戦闘シーン等の素早い動きの応酬はアニメーション表現含めて
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

『良くわからなかった』その感想になってしまう。
知らない間に新作が作られており、公開された。宣伝が無かったため、どのような作品なのかも分からない。
少年が異世界で活躍する冒険活劇な映画ではあるものの、
>>続きを読む

騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.5

普通に見ていて面白い映画だった。
騙されていたのは誰か。
大泉洋の少し過激な戦略を立てる上司と、真面目に純粋に仕事をこなす松岡茉優。
どちらも元々のキャラが滲み出るような演技をしているので受け取りやす
>>続きを読む

アーカイヴ(2020年製作の映画)

3.5

久々に「してやられた作品」。
エクス・マキナのようなAIロボットから醸し出す不穏な空気感を纏って物語が進んでいく。
舞台ははるか未来の日本、山梨県の山奥。
天才ロボット工学者が山に籠って革命的なAIを
>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

是枝監督と坂本龍一音楽という前情報のみで鑑賞。前回のマリオとのギャップが凄かった。

タイトル『怪物』。
誰しもが誰かの怪物になるかもしれないというテーマなのか、母親、ホリ先生、ミナトという視点で物語
>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.0

高齢化社会の結果、75歳以上は安楽死を選択出来る制度がある世界線の日常を描く。
現実の社会問題となっている少子高齢化社会と死場所についてのテーマをしっかりと扱っている素晴らしい。

この映画は敵がいる
>>続きを読む

きみの瞳(め)が問いかけている(2020年製作の映画)

3.5

目が不自由な明香里を演じる吉高由里子が凄かった。
相手の表情が分からないから、自然と会話の中で笑顔を作ってしまうという所作がリアル感ある。
明香里が失明したキッカケに実は塁の過去犯した事件が絡んでいる
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

紛れもないマリオの映画だった。
感動するか?何度も見返したくなるか?と問われたら、そうでは無いが楽しい体験は間違いのない、素晴らしい時間を過ごせた。
ハテナブロックを叩けばアイテムが出るし、土管で別の
>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.0

平日の夜、1人で鑑賞しにいったがシアター客の平均年齢は50歳くらいだったかも知れない。

シン・シリーズの中では1番人におすすめしにくい作品だ。
「仮面ライダー好きの監督が仮面ライダー好きのために作っ
>>続きを読む

アキラとあきら(2022年製作の映画)

3.0

原作池井戸潤の映画だなといった感じ。
大島さんの演技が少し下手くそだったかな…人がいいから、ああいう役苦手なのかな。
つまらなくも無いが、他作品と比べ満足感は薄め。
おそらく、『癖』が足りないのだろう
>>続きを読む

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

13年振りのアバターは流石に圧倒的だった。
描写されているモノのほとんど全てが現実には存在しないファンタジー。植物、動物、種族をイチからデザインしていくという事の果てしなさは途轍もないだろう。
最近の
>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

山に住む羊飼い夫婦に起きた奇跡と狂気の話。
ミノタウロスの羊版という、古典的な魅せ方だけれど、近年意外とこの演出を目にしないからか、気味の悪さや怖さがよく感じられる。
全体的に『よく分からなかった』が
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

新海誠作品では『君の名は。』と同列に面白かった作品だった。おそらく劇場で観たということが大きかっただろうけれども、すずめが『後ろ戸』を締めてミミズを常世に戻す迫力は圧巻だった。
震災の原因可視化、余震
>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.5

今年見た邦画の中では全体を通しての空気作りは一番ではないだろうか。
実際にあった昭和の未解決大事件『グリコ・森永事件』をベースにフィクションとして物語が描かれている。
小栗旬演じる記者と事件に関わるこ
>>続きを読む

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.5

面白いけれど、劇場版ガリレオとしては前々作が1番で次点で前作という感じなので少し右肩下がりなのが残念だった。
川床明日香さんの歌、本当に本人が歌ってるとしたら凄い。聞き惚れてしまった。

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.5

重めのストーリー。
清原果耶ちゃんの演技、初めて見たけれどいい演技してる。
良かった。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.0

物凄く久々に観た。
この映画、やはり数学者石神役、堤真一さんの演技が恐ろしい。天才的な数学者でも、一般人の心は重すぎる献身には耐えられなかったというのが、計算しきれなかったというのが悲しい結末だよね。
>>続きを読む

(r)adius ラディウス(2017年製作の映画)

3.5

記憶を無くした男女の邂逅から物語が読み解かれて、というSFサスペンスモノの映画。短いからサクッと見れる割に終始惹き込まれる内容となっている。
終盤の展開や終わりじまいは、この手の作品だからこそって感じ
>>続きを読む

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

3.0

ウディ・ハレルソンといえばハンガー・ゲームやグランド・イリュージョンを思い出す。他作品のハレルソンとはかなり違う癖のある演技。狂気の演技がいい。
作品としてはMARVELなので頭を空っぽにして観るくら
>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.0

要所要所では凄く良かった。が、後半の展開に無理が入っている感が否めないし、全体的にみて惜しい感じがあったので残念。
あんなマッチョ虐待男のもとに、高校生の女のコ単身で乗り込むのを周りの大人が後押しする
>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

久々に惹き込まれる映画を見た。原作無し映画のため無駄なく纏まりがあったから余計に見やすかったのかも知れない。原案・脚本は浦沢直樹作品を共同で作っている長崎尚志氏。だからかも知れないが、気味の悪い狂気が>>続きを読む

>|