このところ秩序のないアクション映画が多すぎる。よりダイナミックな映像を求めるあまりストーリーを無視し、そこだけ過度になりすぎている。豪快なアクションは映画ならではだが、常識の範囲で楽しみたい。
2016年公開「ボーダーライン」のスピンオフ。
ベニチオ・デル・トロ演じる、メキシコ麻薬カルテルに妻と娘を惨殺された元検事アレハンドロが今回の主役。カルテル壊滅を生きがいとする冷酷無比なアレハンドロの>>続きを読む
出演者が豪華!
デレク・ジーター本人とは…
ブラックジョークにときおりクスリとなるが、内容はその程度。
キャリー=アン・モスの出演が楽しみだったが、完全に肩すかしをくらった。アイデアは悪くないのに、主人公の言動に対するイライラ感が上回ってしまう。冒頭のショットガンを撃ちまくる男性が一番の恐怖。
ありきたりのホラーだが、主演のローレン・コーハンの魅力と演技力が作品の質を高めている。人形の存在は不気味だが、もっと恐怖を煽るような所以があるとよかった。
原作のロバート・カニーゲル著「無限の天才 夭折の数学者 ラマヌジャン」は400ページにわたる。その数奇な運命の物語を、2時間の映像におさめた。ラマヌジャンとそれに関わった人々を称えるには短すぎるが、彼>>続きを読む
NBA選手のそれまでの軌跡をあまり見る機会がないので、貴重なフィルムだった。米国では高校生レベルのバスケでさえ、関心と注目度があまりにも高いことに驚くし、選手のみならず、ファンも一体となってゲームを楽>>続きを読む
前作から続く壮絶な戦い。
ネオとトリニティの揺るがない深愛が希望の光となる。三部作にわたる壮大なドラマの終焉は、案外あっさりしたものだった。続編の制作も決まっているようだが、この終焉からどのような続き>>続きを読む
ネオ vs スミス
ザイオン vs コンピュータ
壮大なドラマが展開する。
ものの2分で引き込まれる。
ワイヤーアクションとVFX技術を屈指した映像が斬新。エキサイトなシーンが随所にあり、さらにアップテンポな曲がより気持ちを高揚させる。ウォシャウスキー兄弟渾身の作であり最高傑>>続きを読む
じわじわくる恐怖。
味わったことのないスリラー感。
横たわったままのジェーン・ドウが不気味。
すばらしい傑作ホラー。
伝説の敏腕殺し屋アーサー・ビショップの活躍を描く「メカニック(2011年公開)」の続編。ブラジル、タイ、オーストラリア、ブルガリアが舞台となり、無理難題のワールドミッションを展開していく。
残酷非道の麻薬カルテルを追う。
慣れない特殊チーム中で、決して屈強とは言えないエミリー・ブラントの孤軍奮闘ぶりが勇ましい。ベネチオ・デル・トロの終始殺伐とした雰囲気は圧巻。
一風変わったタイムトラベル。
現代に武市半平太と坂本龍馬がいたら…想像するだけでワクワクする。波乱の時代を生きた志士たちも、平和な世ならあたたかい心の持ち主だったに違いない。
緊張の12時間。
洞察力。駆け引き。そして勝負。
エキサイトした12時間だった。
チャドウィック・ボーズマンのご冥福を心よりお祈りします。
頭がクリアな状態でないとついていけない。
ゲームのルールや法律のことなど全く理解できないが、超えてはならない一線を守り抜いたことは理解できた。全盛の頃はそうでもなかったが、歳を重ね品格が漂うケヴィン・>>続きを読む
貧しくても母と妹思いの心やさしい少年と、その少年を見守るムショ帰りの男の物語。アメリカ南部の貧困層が暮らす街を舞台に、そこから這い上がろうとする者と、とことん人生転げ落ちる者を赤裸々に描く。普段見ない>>続きを読む
2007年公開「ゴーストライダー」の続編。続編だが、主演のニコラス・ケイジ以外のキャストは一新されている。中でもイドリス・エルバの活躍は嬉しい。全身に呪文のようなタトゥーを施したクリストファー・ランバ>>続きを読む
マーベル・コミックで人気のダークヒーローをニコラス・ケイジで映画化したホラーアクション。ゴーストライダーと相棒ヘルバイクのフォルムがイケてる。先代ゴーストライダー役のサム・エリオットが渋い。馬とバイク>>続きを読む
2013年公開の「マン・オブ・スティール」で、ゾッド将軍との壮絶な死闘の際、多くの犠牲者が出たことから生じたバットマンとの衝突。それを無駄に煽る演出が後半まで続く。さらに遅すぎるワンダーウーマンの登場>>続きを読む
海底油田リグの事故から救出困難な人々を救出したり、川に転落したスクールバスをバスごと引き上げたり…といった救世主こそスーパーマン。決して、大都会のど真ん中でド派手な戦闘を繰り広げ、街中を崩壊させる存在>>続きを読む
2010年に公開された「タイタンの戦い」の続編。流れは引き継いでいるが、明らかにグレードが下がってしまった。スケールのでかい題材に豪華なキャストの起用がもったいない。
ギリシャ神話をモチーフに、神々と英雄、そして怪しげな怪物が多数登場する。ただし、物語は至ってシンプルで簡潔に描いているので、さらっと楽しめる。
スティーヴン・スピルバーグ&ジョン・ウィリアムズの最高傑作。エンターテイメントとしても秀逸。
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でスーパーマンが死亡した直後の物語。マーベルと比較するつもりはないが、特殊部隊の指揮官アマンダ・ウォーラーが、アベンジャーズのニック・フューリーほ>>続きを読む
クリスマスシーズンに季節外れの嵐が通り過ぎたかのような物語の前半。後半は一変して、人間味あふれるヒューマンドラマに展開。そして衝撃の結末。エンディングにこそ"ラストクリスマス"が聴きたかった。