sachioさんの映画レビュー・感想・評価

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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.5

アマプラに上がっていて久々に見た。今見てもとにかく面白い。
数多のレビューがあるので必要以上には語りたくないが、テンポの良いドラマ展開と爽快感とはまた違った心地よさをくれる正に名作。何よりこの時代にこ
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.3

この作品はどう続いていってどう終わるんだろう?という疑問がキレイに解消されたまさにTHE FINALだった。

人知れず悪いやつを懲らしめるという良い意味で全く変わらないこの映画のスタイルも視聴者の期
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神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.0

影なし(少なめ)作画についてはキャラのデザインやディティール感も相まって気にせず見れる。
アップショットに関しても、前後カットで美しい美術を見せたり、シナリオやそれにそったセリフワーク/芝居で補完され
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.8

ワンダ・ヴィジョン未視聴の人は乗っかって行きづらいかもしれませんが、エンタメ力の高いなあぁと。

マーベルという規模のでかい作品でB級(?)ホラーを堂々とやってのけたサムライミ監督は流石。
アイリスイ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.0

好きです。他のシリーズと比べる必要は無いと理解できる完成度だと思いました。ロバート版ウェインも若くて我武者羅で良かった。アンディ・サーキス、悪役が似合う印象があったけどアルフレッドよかったです。こうい>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

公開初日、とても楽しませて貰ったけど気になる点が。最近もう一度観たんだけども、ファンサに溢れてるし親愛なる隣人になるまでの過程も(とても壮大に)描かれていて面白かったんだが、どうしても…どうしてもピー>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

2.9

都市が移動するという設定やスチームパンクな世界観、都市デザイン・アイテムデザインがかっこいい。テクノロジーに対するリアリティラインがややあやふやだが気にしないようにすればよいかと。

映像の中で世界設
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

途中に差し込まれるコミカルなシーンやラストのレイとベン等シナリオの中で思う所は多々あったが、キャラクターやシーンにマッチしたシンボリックな美術や、モチーフの使い方は流石だなと感じた。レイアウトも素晴ら>>続きを読む

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.5

過去見た作品のコメント。
よく練られたストーリーと、そうした制作者の意図を気にさせない映像づくり、それを補う際立ったキャラクター性が兎に角魅力的な作品。オチがわかっていても笑顔にならざるを得ないラスト
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.4

過去作のコメント。
硬質な色使いの画面作りと音楽で俗に言うエンタメ的な派手は出ていないが、反面ドラマに次ぐドラマの連続で全く失速せず、ぐいぐい引き込まれて行く作品だと感じた。僕の好みに刺さりすぎて堪ら
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

過去見た作品のコメント。
ジェレミー・レナーがこんなにいい役者だったとは思わなかった。表現したい、すべき物語に対して舞台と演者の芝居、カットワーク、音響効果等全てが正しく扱われていた。全てが成立してい
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

娯楽、つまりエンターテイメントとして、ハラハラドキドキさせられた。そして望んでいた結末が得られた。個人的には、こうあるべきだ、こうであらねばならないと言う結末を迎えられた最高の映画だった。映画としては>>続きを読む

冴えない彼女(ヒロイン)の育てかた Fine(フィーネ)(2019年製作の映画)

3.7

試写会にて。この手のアニメ映画をほぼ初めて見るのだがストーリーテリングが非常に上手い。クライマックスから先も描かれるのだがダレない作りはいいなぁと。欲しいものを適度に与えてくれる感じと、ヒロインを誰一>>続きを読む

ホームレス ニューヨークと寝た男(2014年製作の映画)

3.0

過去宿無し生活を送っていたからかマークの後悔や葛藤に少し共感できる部分があった。とってもお洒落なカットを撮る監督だと思った。不安定な現実とは裏腹にビビッドな世の中の対比がお洒落さを増してる。

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.7

感じ方や捉え方はその人が生活している文化によって極端に違っていてドラマなんかで撮られてるのを見ると特にそれを感じる。国が違うともっと極端になってきて。素敵な映画でした。ケイシーの芝居が素晴らしく、ライ>>続きを読む

ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

3.8

回想であることを忘れさせるようにメインストーリーがエキサイティングでスリリングな構成に仕上げてあり、結果ラストシーンが非常に効いてるとても上手い映画でした。

スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.9

間に挟まれるフラッシュバック等がミステリーを想像させるミスリードになってて、やってる事は馬鹿馬鹿しくてもよく出来た映画だと感じた。普通である事とそうでない事、死人だから考えられる事……色々感じたけど結>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ヒースが最高のjokerならホアキンは最高のアーサーだった。