mjさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.5

ストーリーは勿論最高だが、意志を持ったマシン表現など、描写スキルが凄い!
こんな可愛いロボはR2-D2以来!
終盤のパロディも爆笑!

劇場(2020年製作の映画)

4.5

知り合いの女性に勧めて、ここまで評価がパックリ分かれるか!と思えるほど、男女間の乖離が凄い映画も珍しい、という意味で印象に残っている。
クリエイターである自分が主人公に感情移入してしまっただけで、ちゃ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.5

流石皮肉たっぷりのブラックユーモア職人、アダムマッケイ!
チャップリンが言う、「人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ」を地で行く作品で、監督の一歩引いた視点だからこそ作られたコメディ!最高
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.6

史実映画の中でも、トップクラスに尾を引く後味の不快さ(褒め言葉)。「視点」というものを上手く映画に落とし込んだ至高の一品。

終盤の展開は、羅生門をブラッシュアップして、更に先に解釈を進めた感じ。
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第9地区(2009年製作の映画)

4.7

全ての人間の心に潜む、差別は良くないという「偽善」。それをSFというテーマを使って浮かび上がらせた傑作!中盤の視点の転換演出は、観ている自分のことが嫌いになるほど、強烈なボディブローを食らってしまった>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.8

この映画を観なければ、一生「信仰」について考えなかったと思う。

神的な何かに依存して従うことは、信者同士の団結力にもなるが、時として呪いになり得ることもある。その呪いの側面に薄々気づきかけている主人
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ロッキー(1976年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

人生で初めて主人公が負ける映画を観た。
この映画の魅力は、勝つか負けるかという他人との戦いよりも、殴られても最後まで立ち続けるという、自分との戦いにフォーカスしていた所だ。
人生でとても大事なことを学
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

5.0

初めて観た時、震えて全く動けなくなったことを覚えている。
内容は極端ともとれるが、実は自分達が誰かと共同生活をしていく上で起きる確執であったり衝突など、その延長線上にゴーンガールがあると思っている。
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シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)

5.0

残虐描写の胸を締め付けられる感覚、青春描写の無垢で美しさ、そして周りに流されず、カメラという好きな事をひたむきに突き詰めた結果、最終的に悪を倒すというストーリー展開に心を打たれた。
ギャングの年齢が1
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