kwskさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

4.0

不思議な映画だった。

事件の不可解さはさておき、人物の描き方が面白かった。インタビューという複数の主観的な第三者目線によって語られる人物は、それこそ歪んでいたし、それがニュースで取り扱われることで生
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スローなブギにしてくれ(1981年製作の映画)

4.3

テルマ&ルイーズと併せて。さまよう場所も時間も異なるが、

サチ江は確かに魅力的ではあるが、それに振り回される男たちが素敵だった。そうなるよね〜と思えるのは、彼らのレスポンスがとても上手いから。

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.5

必然的な喧嘩の先には、何と呼べば良いかわからないが、またと無い親密さが芽生えていた…

煙が印象的だった。タバコ、砂煙り、渦巻く黒煙…
煙から何となく意味を感じてた

ヴィジット(2015年製作の映画)

3.9

シャマランは観たこと無いのだが、復活!とのことだったので…

POVモキュメンタリーも見慣れたもので、新鮮さなどでは誤魔化しきれないテクニックが要求されてるみたいだった。
確かに、あたかもあの姉と弟が
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.8

楽しかった…これに尽きる。
ベタだけど粋なラストの見せ方で、シリーズ化を期待せざるを得ない。

対立項を結束させるには、共通の敵を作ることが手っ取り早いのだが、それに準じつつもあの女を置く距離感…スリ
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がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

4.8

言わずと知れた名作を初めて…

いい!自分がサッカーをやっていたことをしみじみ思い出してしまった。(イエローカードをもらう事の心地よさ、すげーだろ、やったぜ感とか…)
勝利の先を、強くわかりやすく突き
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.7

ギャングものでもあり、刑事モノでもあり…いろんな楽しみが詰め込められていて、バランスがすごい!!

ネスも、ギャングという存在を公的な理由のもと曖昧な敵意を感じていたのだが、自分が人を殺してしまったり
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心のともしび(1954年製作の映画)

4.1

ダグラス・サークのメロドラマがステキとのことで。

失明?心変わり?え???みたいにとてつもない大味感が貫徹しながらも、リアリテイを感じる距離感を保てた。
いい話だなぁと観終わることができたので、満足
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リトル・ロマンス(1979年製作の映画)

4.6

心に刺さる…
映画が好きだったり、競馬をやっていたりする要素が、他人事のようには思えなかった。

女の子も、イスなめの長髪からのあの顔は、どうしたって目に入ってくる。

そんなピュアなボーイミーツガー
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

孤高のキアヌの迫力が凄まじかった…
人はたくさん死んでいるのだが、その一人ひとりが「あ、死んだ…また、死んだ…」といったという重み、説得力がある。ショットが正確だった気がする。

シネマイレージカード
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.7

彼らの戦いの不気味な静けさ…大砲の轟音とは異なる、マシンの作動音…外部との塩梅がとても絶妙だった。
狂人のアランがアイデンティティを自ら曲げ、嘘を付けるようになる進化(退化?)があり、出来事の大きさが
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狩人の夜(1955年製作の映画)

4.7

綺麗な絵もそうだけど、川沿いを馬に乗って歩くハリーのシルエットを見て、「あいつは眠らないのか」と少年に言わせるあたりがなんかすごい。ここはなんか鳥肌が立った。

男と女、子供と大人、船と馬、銃とナイフ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.1

一服の休憩では、サンライズからの空隙を埋めるにはあまりに不足していた…
9年間?をリアルアイムで追いかけていたら、とんでもないんだろうなぁ。こういうのも、これから生きていく理由にもなりそう。

ひとま
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.3

シリーズをまとめて借りたので、再度。

どうしたって、世界が2人のためにできていた…
夢みてしまうなぁ

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

5.0

頑張って生きていくのだ…
彼らは絶対に生を放棄しない。
動く動く動く!そこに痺れる。

2回目くらいだったけど、悲しい時にはこの映画を観よう。

トラック野郎 男一匹桃次郎(1977年製作の映画)

5.0

寒空の下のご来光からの、一番星が剣を志すまでが半端なく楽しかった…
夏目雅子のためだったら、俺だって…!と思えちゃう

岸辺の旅(2015年製作の映画)

3.0

少し辛い映画で、落ち込んでしまった。
ロードムービー的であるが、出来事が積み重なっていく充足感がまるでない…カットが変われば裏切られるので、何も信じることができない…
序盤の忠信が登場する前のキッチン
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.3

シリーズ1しか観てない(2,3は覚えてない!)けどいってしまった。

トムクルーズが独断専行でハチャメチャを想像してたのだけど、意外と仲間想いだったりして、いいヤツだなぁと。
スパイらしい?陰湿でヒド
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.2

ビル・マーレーの苦悩は観客の俺にしかわかんなかったし、マジで応援してしまった。
ハッピーエンドで本当に良かった……

キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

4.5

ヒーローになることについての映画!?
登場人物に共感はしても、ヒーロー特有の無条件リスペクト(痺れと憧れと畏怖)を彼らから感じるわけではないから、純然なヒーロー映画とはすこし異なるのではないか。
しか
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007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.9

ちゃんと観てなかったけど、観てても置いてかれていた予感がしてる。いい意味で!

007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

4.5

これ好き!

海好きすぎて、全部海にしてやる!みたいな敵がツボだった。
普通に観やすくて、サンダーボールを彷彿させるサメも良かった。

女を抱きながら「お国のため」っていうのは痛快!

黒衣の刺客(2015年製作の映画)

4.1

キングスマンや、アントマンのような速度に生きていた昨日とは、あまりにかけ離れていた。

あるべき動きを慎ましく撮るだけで、凄みが出るのを強く感じる。
空間、人間、カメラの調和とも呼ぶべきものがあって、
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キングスマン(2015年製作の映画)

5.0

007を観はじめていたことに感謝するしかない。
ボンドのエリート感に比肩しているとも感じるぐらいの成長が、エグジーにあった。Bボーイみたいなやつが、英国紳士に育ってゆく様は、夢広がる。

とりわけ映画
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

5.0

楽しすぎた…

恐竜についてあまり知らなくても楽しめる(知らない方が楽しめる??)。
とにかく、サイズ感がヤバかった。大きく、迫力あるように上手く撮られている。(最初の足のアップは鳥。音はドシーンだけ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

4.9

映像の残酷さに自覚的な映画で、とても良い印象。映像は、映画は人を殺すのです。
ルーに沿うことも、反面教師にすることも可能な濃さと明確さがある。それも、ギレンホールの素朴で猟奇的な目があるから。

しか
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アントマン(2015年製作の映画)

2.7

思ってたのと違う!
ミクロな世界を活躍するのかと思っていたのだが、等身大とミクロを行ったり来たりして(必要性がいつもあるわけではない)忙しい映画だった。故に、サイズ感がよくわからない。小さいからこそで
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.7

ロジャームーアは初めて。まだ違いがそんなにわからないが、磁石でジッパー下げるのは流石にオシャレ過ぎるゾ!
後半間延びしてる

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)

3.9

ヒックが強くなっていた。
でも、もう少し親に甘えるシーンがあっても良かったのでは…と思う。あまりに遠くに行き過ぎた

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

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映画に恋しすぎてはいけないという戒めでもあり、それでも手放せない葛藤を露わにさせる…

西部劇をみるようになったからか、小ネタ等々楽しめるところも増えていた。
EDは屈指のデキ!