emediaさんの映画レビュー・感想・評価 - 47ページ目

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ソレダケ that’s it(2015年製作の映画)

3.4

冒頭から飛ぶヨ~~ 是非しごと上がりの疲れきった体で尚且つ空きっ腹で挑んで頂きたい 戸籍を売っ払われた男には とんでもない生命力が宿っている 腹を括った女は更にド肝が据わってくる 何も解ってないって言>>続きを読む

リピーテッド(2014年製作の映画)

3.2

記憶障害の女性が一日を繰り反す 何回も何回も記憶を重ねていく この記憶の重なり微妙なずれが生じる 重なった部分が違和感を保ちつつ繰り反される もういいヨ・・と思うくらいにリドリー・スコットは粘っこい >>続きを読む

サンドラの週末(2014年製作の映画)

3.8

心が不安定で儘ならない状態に追い討ちをかけるような週末・・ ひとりの女性の戦いによって 各々が自分の考え方・感じ方を振り反る切っ掛けが生まれる 絶えずフォローする人が傍にいるって素敵なことですね でも>>続きを読む

ザ・トライブ(2014年製作の映画)

3.3

息づかい・人影の動き・眼差しを追う132分・・ 全編において字幕・音楽は加えられていない 衝撃的なシーンは更にダイレクトに向かってくる 感じるものは人各々だろうけど 寄せ集まるだけでは何も伝わらない >>続きを読む

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2

母子二人きりの空間
何かが加わって通り抜け
揺れて濡れて渇いて壊れても
お互い明日の幸せを求めている
相対する女性どちらの生き方も
自分にとっての選択肢であると
堅い意思を感じさせられる
終始やわらか
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インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.4

葉っぱを嗜むヒッピー探偵の捜しもの・・ 自分の生きるスペースから 逃げたい抜け出したい でも・・やっぱり戻りたい 音楽に背中を押されるように 風や波に拐われる感覚 退廃モードの中で 強い力で動かされる>>続きを読む

グッド・ライ いちばん優しい嘘(2014年製作の映画)

4.2

なぜ?戦いの意味を知らぬこども達に銃が向けられ火が放たれるのか? モーゼを信じる子も信じない子もエチオピアにケニアに歩き続ける・・ いくつもの満月を仰ぎ眩しい太陽に照らされて・・ 演じるのは元難民であ>>続きを読む

シグナル(2014年製作の映画)

3.0

いったい?何だろう?自分はどうなってしまうのだろう?という不可解で不安な思い・・ もわもわしたところで更に苛立ちを誘う 手が足が意識と感情を伝える・・心の強みを訴える・・ 自分は地球にぽっかり浮かんで>>続きを読む

JIMI:栄光への軌跡(2013年製作の映画)

3.4

非常にピュアでキュート 周囲が騒ごうが揺れようが 自分のままにいることが JIMIでいられること・・ あっという間に駆けていく ほんの118分で ジミヘンが走り抜けていく 物凄いスピードで 心を持って>>続きを読む

ギリシャに消えた嘘(2014年製作の映画)

3.4

追われる・・ 各々の心を閉ざしたまま 逃れる・・ 寂しさと闘いつつ エレガントな装いが 心と共に徐々に乱れていく 疑心暗鬼というものは パートナーへの信頼も揺さぶる せめても この世の偽りは この世で>>続きを読む

カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

3.4

必死に守り抜こうとする母性を
何かが拒む・・
強い想いは固く結ばれていた
結ばれている筈であった・・
結ばれていたことを
いまここに知らされる
誰にも止められない想いを
ソウルメイトが呼び寄せると言う
>>続きを読む

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.9

敵を撃つために自ら戦地に挑んだ男がいる 国のためであり 家族のためであり 親友のためであり 銃を手にした相手は敵である 敵対する狙撃手については 多くは語られていない オリンピック選手であったことを >>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

評論家とか批評家の中には
自分の知名を操って
安易に評する人もいる
本当に傷つく人もいるヨ
ポジティブな人間ばかりじゃない
「つまらなかった」
「不味かった」って口に出す前に
自分で言葉を選ばねば・・
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.8

非モテ27歳女性・・
自信満々なことは
大して評価されない・・
終わったことに しがみついてる女性は
この作品で何かを感じ取れるか?
感じ取れたら幸せ・・ね
自分の伸び代に気づいたときが
輝く切っ掛け
>>続きを読む

悪童日記(2013年製作の映画)

3.8

こども達は最も強い
生き抜く力を持っている
いまを明日に繋げるために
痛みを伴わない
感じさせない時間であってほしい

オオカミは嘘をつく(2013年製作の映画)

3.8

一方的に激化する流れに ただただ追いこまれていく 不安と緊張感で満たされる中 滑稽なクッキングシーンも・・ 巧い嘘は真実をも作り上げる ・・というが真相は誰の手に?

ブラック・ハッカー(2014年製作の映画)

3.3

イライジャ・ウッドの
追いこまれ演技が絶妙・・
「マニアック」といい
「グランドピアノ 狙われた黒鍵」
といい・・
踏み外すタイミングは
哀愁漂うのね

ストックホルムでワルツを(2013年製作の映画)

3.8

夢を叶えるには 向かう道に顔を向けて 目を逸らさないこと 簡単なことなのに 心をぶれさせる何かがある 自分の幸せで 誰かが傷つくこともある 幸せと不幸せは背中合わせ ぐるっと回れば 幸せかも知れない >>続きを読む

神は死んだのか(2014年製作の映画)

3.4

信仰と拒絶 拒むには拒むなりの理由がある 敬虔であることが 他のものを赦さない場合もある 争いごとの発端は 信じるものの違いから 心が折れるような想い 救いのない哀しみ 心の拠は果たして 自分の中にあ>>続きを読む

毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

3.8

倒錯する男の恍惚の表情・・ ワンダに導かれるまま 晒け出す本能に 得も知れぬ手が忍び伸びる 女性蔑視という言葉を 軽んじてはならない

シン・シティ 復讐の女神(2014年製作の映画)

3.3

常に幻想の中にいるような違和感が心地いい・・ どいつもこいつも逝っちまってる感が半端ない・・ 血生臭いのは苦手なので助かった気がする

ニューヨークの巴里夫(2013年製作の映画)

3.4

ロマン・デュリス・・ このたびのダメ男っぷりは切実だったね 色々な形の恋愛に首を突っこんでる場合じゃないのヨ こども達の眼察力が鋭い!

あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

擦れ違い・拘り・ためらい・嫉妬・タイミング・・ どうにもこうにも儘ならない瞬間ってあるもの ただただ言えるのは?相手を責める言葉ではない 相手の幸せを想う気持ち 「ワン・デイ 23年のラブストーリー」>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

戻ることは叶わない
悔やんではならない
いまある時を動かすのも
止めるのも自分・・
あとからあとから継ぎ足される人生を
精一杯に大切に生きていこうと思う
せめて想いの丈は伝えたいね

おやすみなさいを言いたくて(2013年製作の映画)

4.0

誇りを持った生き方って何だろう? 解っているでしょう?と訊かれても・・どう答えていいのかは解らない ファインダー越しに何も言わず レベッカを連写するステフが印象的 おやすみなさい・・は別れの言葉ではな>>続きを読む

マイ・ライフ・メモリー(2013年製作の映画)

3.0

拗らせた人間ばかりが登場する なぜ?と思うような振る舞い 自分だけが苦しんでいるように 追いつめられているかのように 勝手気儘に自分の欲求を満たす 救いがないように思える 自分だけに正直すぎるね・・

余命90分の男(2014年製作の映画)

3.4

「悔いのない人間は・・」 苛立ち・愚痴・不満・人間の蟠りを彷彿とさせる男 一瞬の躊躇いで失言するも 取直したいと奔走する女 もしも自分の余命があと90分だと宣告されたら? あんなにまでも情熱的に動ける>>続きを読む

ロスト・フロア(2013年製作の映画)

3.2

ここに女性と男性の「ことの運び方」の違いを感じるわけです・・ 「瞳の奥の秘密」「ある殺人に関するテーゼ」のリカルド・ダリンが例の何というか?緊迫感&焦燥感のあとに置いていくモワモワした感情を与えるのが>>続きを読む

特捜部Q 檻の中の女(2013年製作の映画)

3.4

いつどこで誰から恨みをかうのか? どう接触されるのか? 本当に怖いのです・・ いままでの自分を振り反ったりすると更に怖い・・ ムスリムであるアサドの動き振る舞い心遣いが相棒として Good Job な>>続きを読む

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