さなたんさんの映画レビュー・感想・評価

さなたん

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JAWAN/ジャワーン(2023年製作の映画)

4.0

インド映画特有の荒唐無稽さ満載。

映画館なので声は出さなかったが、自宅で観てたとしたら5分に1回は「そうはならんやろ」「それは無理があるやろ」とつぶやいているはず。

日本人感覚だと同じような演出で
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ドリーム・シナリオ(2023年製作の映画)

3.7

設定は抜群に面白いし、久々に観るニコラス・ケイジの演技も見どころで、前半はとても良い。
が、後半に入ると、「これはもうどうやっても話をうまくまとめられないのでは...」ということに気が付き若干醒める。
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グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

4.0

決して悪くはないのだが、「最後の決闘裁判」「ナポレオン」、そして本作となんか作りが似てるんだよな。もうスコット御大も年だし、量産する必要はないんですよ。尖った作品を出して集大成にしてほしい。

冒頭の
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

1.0

他の人のレビューでボコボコにされてたので覚悟はしていたが、ここまでひどいとは。
だいたい、前作を好きな層とミュージカルが好きな層はほとんど重ならないことくらい企画段階からわかりそうなものだが...
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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
「カメラを止めるな」のほうがシナリオの発想力は秀逸だが、あれは発想力以外には特に見るものがなかったのに対し、本作はシリアスなシーンも迫力ある切り合いも多く、映画としての出来はこちらが断然
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ハヌ・マン(2023年製作の映画)

3.0

長いわりに話の筋が平凡。RRRのようなアツい物語を期待していったのだが空振り気味。

環境映像的に流しておく分にはよいが、劇場で集中して観るようなものではなかったかも。

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.0

最近めっきり少なくなった、困難に次ぐ困難、いくら倒しても終わらないクソ強い敵、の出てくる正統派映画。

良く言えば映画の王道に忠実なんだが、話の枠組みとしては過去やり尽くされているので、意外性はあまり
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フォールガイ(2024年製作の映画)

4.0

なかなか時間が取れず公開2週間後で鑑賞。いやー、これまたバビロンに匹敵する、コアな映画ファンだけのための作品ですね。

話の筋はかなり強引だが、「スタントマンを使うアクション映画のストーリーなんてペラ
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関心領域(2023年製作の映画)

4.0

僕は基本的にアカデミー賞は信用しないが、外国語映画賞を獲った作品だけは外れがないので必ず観るようにしている。加えて、この謎のタイトルも気になっていたので初日から日比谷シャンテに突撃。

まず原題からし
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アイアンクロー(2023年製作の映画)

4.5

ザック・エフロンとリリー・ジェイムスはちょっと気になるが、プロレスは興味ないのでパスでいいやと思っていた。が、世間の高評価を見て遅ればせながら観に行くことにした。

重厚ドラマでたいへん良かった。予備
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

やはりこの世界観は最高だ。たのしい乗り物が次から次へと出てきては豪快に破壊される!

充分楽しめたのだけど、前作が完璧すぎるのでちょっと不満も残った。
まず、ディメンタスのキャラクター設定の押しが弱い
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

クリストファー・ノーランらしいのは音楽だけだった。
「魅せる画」は乏しく、セリフ中心で進むが題材が題材だけに難解。日本以外で公開されていた時期、早まって海外で見ようとしたが、他の人のレビューで「英語が
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

公開初日に行くつもりでいたが、急なアメリカ旅行が入ったりして遅れ今日鑑賞。
期待値が高すぎた分ちょっと空振りだったかな...

長すぎなのがまず良くない。話の筋も演出方針も一貫してない。序盤のノリは好
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.5

やっと観に行く時間が作れた。いい映画だった。小津安二郎の再来かと思ったぜ。だが、こういうのに感動してしまうというのは自分もジジイに近づいた証拠でもあるな...

この映画の良いところは皆さんのレビュー
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TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

楽しめたが、A24/アリアスターの傑作ヘレディタリーとの類似点がどうにも気になる。
死んだ家族の召喚、自傷行為、若者とジジババの世代間ギャップの利用、など。
ヘレディタリーの前にこれが作られたんだった
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

ゴジラが暴れまわるシーンは素晴らしかった。やっと日本もこの分野で、ハリウッドとは言わないが韓国とは互角の勝負ができるようになったのでは?とちょっとうれしくなった。

しかし人間ドラマのパートがな...
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

話に聞いていたとおりの怪作だった...
僕の感想では、これはブレードランナーと地獄の黙示録を足して3で割った作品である。なんで2でなく3で割るかといえば、「さすがにその展開は無理があるやろ...」とい
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

アメリカの歴史の恥部の踏み込んだ作品。
スコセッシもけっこうなお歳なのに衰えを感じないな。無駄に尺が長い癖も健在。淡々と重厚なドラマが3時間半続く。決して退屈はしないが、疲れてるときに観たら途中で寝る
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

2.5

原作未読という人のレビューが多数あるのが意外。まあ連載開始が35年前だから仕方ないか。
当時中学生だった僕は毎週連載を読んで興奮してました。この時期はソ連崩壊や湾岸戦争がリアルに進行中で、「日本はその
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オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

前からマークしてた作品。紙の前売り券まで買って握りしめていた。
話題の2.5次元ってのはこれのことだな... (違)

いったいこれを作るのに絵具を何リットル使ったのか、その労力たるや想像を絶する。ロ
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バービー(2023年製作の映画)

3.0

クリストファー・ノーランのファンの一人としては当然、オッペンハイマーを一刻も早く観たいわけですよ。仮にいま独身ならすぐ飛行機で上映してる国に行ってるところだ。
しかし子持ちではそういうわけにもいかず、
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

アクションシーンは並のアクション映画の2倍のボリュームがある。車、鉄道、バイクと乗り物も基本に忠実で、もちろんハイクオリティ。

だが、本当にそれだけで、ストーリー上の盛り上がりは皆無なんだよな...
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マッド・ハイジ(2022年製作の映画)

3.5

大した内容ではないとは分かっていても、僕はこの系統が大好きである。
ここ数年だと「シャドウ・イン・クラウド」もこの仲間。

図らずも、長らく遠ざかっていた「女囚モノ」を久々に観ることになってしまった。
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

新しいアニメーション表現を発明したといっていい前作ほどのインパクトはなかった。まあさすがにそれは期待しすぎなので良いのだが、テーマも「少年少女の親からの精神的自立」など前作とかぶり気味なのが若干不満。>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.5

普段は洋画メインだが、たまには邦画も観るか!と最近話題のこれを選択。

脚本は、黒澤明の羅生門をいい方向に魔改造した感じ。本来複雑な話なのにわかりやすく構成されてて、巧いと思った。
だが本当に怪物なの
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

予告編を見た感じでは、「セッション」の女性版かなー、くらいに思ってたんですよ。でも実際に観るとけっこう違ってて肩透かし。音楽の世界にとりつかれた狂人がでてくる、というだけでテーマは全然違う。

* 軽
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

前半はめっちゃ面白い。近接した異世界から情報を貰い能力を借りてくるマトリックス的なトリックと、ジャッキーチェン系のバカアクションがいい感じにブレンドされて、よそでは見られない独特の味わいである。

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バビロン(2021年製作の映画)

4.0

事前情報をほとんど入れず、ララランドのようなお上品なのを期待していったが完全に奇襲を食らった。

決して万人向けではなく、素人お断りです。映画を1000本以上観た経験のある40歳以上、じゃないと刺さら
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

史実はどこかで読んで知っていて興味ある作品だったが、「ジャニーズ上がりの主役でまともな作品になるものか」という変な先入観で最初は敬遠してた。が、世間の高評価につられて劇場に行くことに。

いやーいい作
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

5.0

過去の映画で不可能だった映像体験に到達した、というだけで5点。
特に水中のシーンがスゴいです。一歩間違えるとNHKの「ダーウィンが来た」とかの系統の中身になるところですが...

ストーリーは王道中の
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

なるべく事前情報を見るのを避けて初日から突入。
時間の都合でTOHOシネマズ池袋の小さめのスクリーン。

いい作品だとは思うけど、どうも前2作(というか名声を確立した君の名は)の成功体験に縛られすぎて
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

いい意味で狂った映画。

CGが嘘くさいのも物理法則を無視するのも、画力と効果音でカバーするぜ。無駄に熱血な設定といい、日本の作品でこれに一番似てるのは「男塾」だろう!

唯一残念なのは、インド映画と
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

一見ふざけてるだけのように見えるが、登場人物に無駄がなく、車内のシーンがほとんどなのにダレることがないのは意外だった。シナリオは(コメディ作品としては、だが)よくできてる!

だが一方、「外国人の誤解
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

タイミング逃してたがアマプラで鑑賞。
いい映画だし、そのレビューは他でさんざん書かれているので敢えて触れないが、終盤で試験会場や引っ越し先への車を運転してたのは誰なのか???

これがさっぱりわからん
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

恐竜は共存できない存在だから隔離した環境で生活させたが、ちょっとしたエラーから2つの環境が混ざってしまう、というのがこのシリーズのどの作品でも一貫した展開だった。(無論、本来隔絶されているべき環境がう>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.5

遅ればせながらやっと本日鑑賞。多忙のためなかなか時間取れず。

懐かしい雰囲気ですねえ。往年のホラー映画をいろいろ思い出します。
意味のわからない一人二役といい、無駄に格好いい画のショット多めといい、
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