カウチポテ子さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

カウチポテ子

カウチポテ子

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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.9

家庭も仕事も上手くいっていない主人公が常に血中濃度を0.05%にすれば仕事の効率、向上思考になるという仮説を試す映画

でも、それで全て上手くいったみたいな映画ではなく、人生のどん底から抜け出すための
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.1

パート1と銘打って欲しかった映画

内容はゲームオブスローンズのシーズン1のような政治色強めでありつつ、主人公のプロローグを描いている印象。

戦闘の仕方やガジェットは見た事ない概念というか、目新しい
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ファーザー(2020年製作の映画)

5.0

介護の苦悩を描くヒューマンドラマでは一切なく、久しぶりに予告に騙されたある意味ジェットコースタームービー


一言で言うと認知症の実像を主観で描いた映画ですが、

観ている側からすると、この部分は事実
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.1

正しさとは何なのか?

選択を迫られている時、人は様々な要因を天秤にかけて自分にとって正しいと思った方を選択する。

その要因となる自身の正義感であったり、恣意的な部分であったり、ロジック、得ている情
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空白(2021年製作の映画)

3.3

作中に「みんなどうやって折り合いつけてるのかな」というセリフがあるんですけど、まさにそれを登場人物各々が見つけようとする映画だと思いました。

登場人物それぞれに責任がある気もするし、誰かが悪いと一概
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

やりたい事が多すぎたのではないかという印象でした。

序盤は非常にテンポも良く面白かったのですが、中盤からせっかくだしこの要素も入れちゃお!みたいな感じでどんどん纏りが無く、だれてきます。

敵も魅力
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るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.9

Final 後に観るが吉な映画

剣心の過去を静かに激しく描いた作品だと思いました。

物語の中心となる剣心と巴が凄く静かに話すので、Finalを観て熱量が高い状態で観ないと暗すぎると思ってしまうかも
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.5

テンポだけ良いので面白いと騙される映画

序盤は面白いです。
主人公の速水が何をしてくれるのか、引き抜かれた高野が物語にどういった化学反応を起こしてくれるのか期待できます。

ただその期待は裏切られま
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るろうに剣心 最終章 The Final(2021年製作の映画)

3.9

漫画原作にアクション映画の付加価値を付けたアイディア勝利シリーズ

この映画シリーズはもうこの一言に尽きると思います。

原作を読んでいないので、どの程度原作ファンが納得する作りになっているかわかりま
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.9

シャンチー誕生譚

MCUフェーズ4の新キャラ第1弾

主人公は暗い一面を持っているのに対して巻き込まれていく友人のケイティがそこはかとなく明るくて良いバランスでした。

ケイティのあのビジュアルと声
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.7

全世代が楽しめる新たなSF映画

しっかり楽しめたので、もっとスコアを上げても良い気もしますが、鑑賞後感としては大きな感動がなかったのでこれくらいが妥当なのかなと思います。

予告やポスターを観て予想
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.3

エセサイコパスが繰りなすサイコサスペンス映画

やっぱりシリアルキラーが出てくる映画はそのキャラクターが魅力的であるかどうかで決まると思うのですが、この映画のシリアルキラーである両角は山城の漫画を模倣
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

5.0

marvelに一矢報いる完璧な映画。

カッコいいし、笑っちゃうし、泣ける。

全年齢対象のmarvelには決してマネ出来ないグロ描写とブラックユーモアをこれでもかというくらい見せつけるんですけど、キ
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.0


映画内映画の制作過程は凄く良かったと思います。
特に主人公が愛情込め、尚且つ役者、スタッフ陣に頑張ってもらったシーンをどんどん編集していく場面は、製作陣は我々により良い映画を届ける為に見えない努力を
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.2

単純な言葉では表せられない人間の感情、関係の複雑さをずっと咀嚼しながら濃密な時間を過ごす映画

広島での仕事で色々な人と出会い、その人々との交流を通じて、亡き妻を思いやる気持ち、自分の気持ちに向き合う
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

大オチを期待しずきてはいけない映画

シャマラン映画好きとしてはオチで映画の意味がわかったり、物語の深みが一気に増す快楽を欲しがってしまう傾向にあると思います。

この映画も一応ちゃんとオチはあります
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.0

「普通」と言うことはどういうことなのか?というメッセージを主軸に物語の中で答えを探していくラブコメ映画

人物の背景や関係性など、この物語に必要な最低限の部分を描きストーリーもスッキリした作りになって
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.2

物凄く切ない映画

過去の過ちに対する復讐劇として語られる映画ではあると思いますが、私は「復讐」ということよりも、彼女自身が悲しい過去から立ち直れていない。人生が一歩も前に進んでない状況になってしまっ
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

2.7

可もなく不可もないサバイバル映画

90分くらいなのでサクッと観れました。

グロいと言えばグロいですが、サバイバルの醍醐味であるハラハラドキドキの展開は余りなく、あっさり殺すし、殺される印象でした。
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.0

車大喜利映画

序盤から「これが観たかったんだろ?」と言わんばかりの車大喜利の連打。

既存のファンや初めて観る人にも安心なわかりやすい物語と派手を通り越したアクションで、大衆映画として市民権を得続け
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.5

ヤクザ映画というより、テロリスト映画

ヤクザ映画といえば、組同士の秩序が徐々に崩れ始め戦争になるという認識でしたし、前作もそんな感じだったと思いますが、今回の映画は違いました。

むちゃくちゃ暴力的
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

マフィア娯楽映画

主要登場人物のファッションがとにかくかっこいいが、かなりマヌケな出来事やギャグが多くコメディとして面白かったです。

この物語は週刊誌の記者のおっさんが語りべとなっており、現実で起
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

映像と音楽だけ良かった映画。

映像も3Dで歌う場面はちょっとまだ滑らかさがないというかラブライブ。

物語はもう枚挙にいとまがないくらい乗れない場面のオンパレード。

感情も登場人物が口で言ってしま
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少年の君(2019年製作の映画)

4.5

画力、演技力、脚本力どれをとっても圧巻の映画でした。

いじめ、受験戦争、貧困など一気に抜かりなく押し寄せてくる圧力とそれに抗おうとも抗えないチェンのリアルさ。

一方母親に捨てられて学もなく、チンピ
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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.8

いい意味で途中までずっと何を見させられてるんだ?と思いました。

子供の正体がわかるまでは展開が本当に読めなかったので物凄く楽しめました。

現代社会のメタファーになぞらえて解説される事が多いですが、
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.3

面白かったけど、長いです。

決戦シーンまでが長く、決戦シーンはあっという間だったので、その配分を変えてもらえたらより一層面白かったと思います。

あの頃。(2021年製作の映画)

3.4

サブカル映画かと思いきや男の青春映画


前半は非モテ群の青春をメインにし、これはこれで楽しいものだと見せてくれるまさに「あの頃」を上手く表現していたと思います。

後半はもっと「あの頃」をあの頃たら
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