7月に咲く花さんの映画レビュー・感想・評価

母なる証明(2009年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

思わずのめり込んで見てしまった。
巧妙に張り巡らされた伏線、巧みなミスリード。
夢中になって見れば見るほど、混乱し、視聴者は目が離せなくなる。
誰が何を考えているかが次第にわかっていく不気味さ。
その>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

映像が面白く、理屈抜きで楽しめる。
テンポの良い展開、ひたすら強いインド人たち。

ルンバのような戦車は必見です。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

文句なしで面白い、爽快な復讐劇。

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

みんな「わからない」、「意味不明」っていってるんだけど、TV版よりはわかりやすくなってるから大丈夫（？）。

やくしまるえつこの『ノルニル』が大画面で聴けるだけでも、好きな人は見る価値あり。

少女歌>>続きを読む

主戦場(2018年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

良質なノンフィクション・ドキュメンタリー。
安倍晋三、杉田水脈、などの極右政治家、櫻井よしこら極右言論人、在特会（日本第一党）らが従軍慰安婦問題を闇に葬ろうとしている事、また彼等彼女等の詭弁を紹介し、>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

人が人を好きになるのは理屈ではない、もっと強い感情だと思います。
それは後づけの理屈をした途端、言語化出来なかった部分が零れ落ちてしまう。

恋をしらない女性が、本当の恋を知る作品。

スパイダーマン：ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

安易に、【最大多数の最大幸福】を選ばない、アメリカン・ヒーロー、アメコミの意地！

個人的にはオクトパスのオッサンも割と好き。

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

展開自体は割と先が読めてしまう王道ストーリーなんですが、王道なのに新しい。

あと、楽曲のクオリティーもなかなかです。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

書き言葉の力がこんなにも強いものなんて。
わかってはいたけれど、物語として描かれるとその圧倒的な力が胸に迫ります。

レティが救われるか否かは、あなたの目で確かめてください。

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

このレビューはネタバレを含みます

自らへの救いを放棄し、自らの人生を投げていたイザベラの復讐、それは無関係な誰かを幸せへと導く事でした。
その美しくも高貴な復讐は、やがてイザベラの魂を牢獄から解き放ちますが、その先に待っているのは悲し>>続きを読む

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

思春期の感情の繊細な描き方が好き
みぞれのまっすぐな想いが好き
希美のすべてを受け止める強さが好き
二人の背負った悲しさが好き
二人が重なる瞬間が好き
誰よりも優しいリズが好き
飛び立っていく青い鳥が>>続きを読む