ウルフウォーカーでケルト3部作の存在を知り、視聴した。
シャナキーの髪をたどり、ベンが母親の物語を追体験するシーンは、特に印象に残った。シアーシャに対してベンの抱く感情は複雑なものだろう。しかし、そ>>続きを読む
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狼になったばかりのロビンに、メーヴが身体の使い方を教えるシーンはとても良かった。それまでの抑圧された描写から一転して開放感があったうえ、孤独だったロビンが居場所を獲得できたようにも感じられ、印象に残っ>>続きを読む
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泣き濡れて目覚めたマークが、出勤途中の母親を呼び止めてハグするシーンは特に印象に残った。病室の母親を見舞うマーガレットを目撃し、色々と思うところがあったのだろう。
そのシーンを経て、真の主人公はマー>>続きを読む
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華子と美紀が邂逅するシーンで、幸一郎にはもう会わないと話す美紀へ「ごめんなさい」と言ってしまう華子に、本当の育ちの良さを感じた。
二人が恋敵となるのではなく、まるで戦友のような関係になったのは、互い>>続きを読む
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ビンゴ大会と称して、クリスのオークションが開かれているシーンにぞっとした。それまで見え隠れしていた違和感が不穏さに急変するシーンで、特に印象に残った。
黒人の人身売買をテーマにした映画かとも思ったが>>続きを読む
原作未読。予告CMに出てくるアニメーションに惹かれて視聴した。
繰り返される、「罰は無し?」「罰して何になる」というやりとりが記憶に残った。コナーは心のどこかで罰せられることを望んでいたのだろうか。>>続きを読む
長回しで富春江の川岸を映し出す様は、まさに絵巻のようで美しかった。
だが、全体を通してシーンの唐突な切り替えが多く、余韻に浸る間もなかったため、見せ方としては少し残念に感じた。
好きなシーンは沢山あ>>続きを読む
印象に残ったのは、半裸の男性が映し出された広告に、ジャレッドが石を投げつけるシーンだ。
同性に惹かれてしまう自分に改めて気付いて、嫌悪感を抱いたのだろうか。性的指向という、本人の意志や努力ではどうに>>続きを読む
アガットがギョームの遺品をサラに見せるシーンに見入った。
亡き息子の思い出に浸るアガット、恋人の遺品を前に固まるトム、まるで関心のないサラ、無表情で成り行きを見守るフランシス。緊張感があり、シュール>>続きを読む
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4人目の子供を産むことに葛藤する妻の物語であった。経済的な理由に加え、中国の一人っ子政策という政治的な理由や、祖父の転生という宗教的な理由が話を複雑にしている。
印象に残ったのは、ようやく子供達が手>>続きを読む
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映画の終盤で、ファビオ達にからかわれたレオが、自分からガブリエルに左手を伸ばし、恋人つなぎをして見せるシーンが良かった。
そしてそのシーンが、ガブリエルを後ろに乗せながら、レオが恐る恐る自転車を漕い>>続きを読む
ナザレの町並みに比べて、パリは何もかもがスタイリッシュで、ニューヨークはどこか猥雑としていた。それに合わせるように描き分けられた、それぞれの土地の警察官や旅行者の様子が印象に残った。
監督がナザレに>>続きを読む
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調香師という聞き慣れない言葉に惹かれて視聴した。
印象に残ったのは、終盤にギヨームを訪ねて目的地に降り立ったアンヌが、タクシー運転手にお礼を言うところだ。彼女はギヨームとの出会いで変わった。
描き>>続きを読む
ホモ・サピエンスの涙が面白かったので視聴した。
印象に残ったのは、登場人物が事あるごとに、「元気そうで良かったわ」「元気そうで何よりね」と口にするところだ。
日常の中に潜む様々な不条理に振り回され>>続きを読む
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原作未読。男性の横顔のシルエットに星空が浮かぶという情宣ポスターのデザインに惹かれて視聴した。
幼いアイリスは、家族のことを顧みなかったというオーガスティンの後悔が生み出した存在のように思えた。それ>>続きを読む
当事者からすると一生の記憶に残るような出来事も、本人さえその日のうちに忘れるような日常の一コマも、遠くから眺めてみれば、等しく寸劇のようなものだというメッセージを感じた。
個人的に好きなエピソードは>>続きを読む
作品を通して、統一感があった。
単独で監督から製作や音楽まで手掛けていることの強みだと思われる。
また、日本語版のエンディングは作品の余韻を吹き飛ばしてしまうような気がして、個人的には勿体ないと感じ>>続きを読む
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予告CMに出てきた、角行をくるりと回す電王手くんが気になって視聴した。
終盤の電王戦から空港のシーンまでの流れが良かった。特に、浅川の甥っ子を挟み、2人がぎこちなくもありのままに将棋を楽しもうとする>>続きを読む
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STUDIO4℃が関わっていると知り視聴。原作既読。
見えないものを信じぬくことが、いかに難しいことかを説いた作品だったように思う。
対立する相手となるレター15世やトシアキの人物像の掘り下げが若>>続きを読む
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原作の小説は未読。実写映画版も未視聴。
最も印象に残っているのは、ジョゼが図書館で自作の絵本を、恒夫や子供達に読み聞かせるシーンだ。助けられる側から、助ける側に変わった瞬間だと感じた。
次に印象深>>続きを読む