dokinさんの映画レビュー・感想・評価

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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

1.8

ストックホルム症候群に興味があって観たのだけど、極限状況で人質が生存戦略として犯人との絆を持ってしまう感は薄い。誠実な夫がいるけど、ワルで可愛い彼に人質にされてときめいちゃったの系ドラマに見えてしまう>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.5

棺桶に始まり棺桶に終わる不思議な映画。謎は多いけど説明も伏線回収もなく不条理もの?とも思いがちだけどそうではないのだろう。分類不能。何だかわからないけど強引に着地させられる不思議なカタルシス

ウィッチ(2015年製作の映画)

3.0

ライトハウスでエガース監督に打ちのめされてしまったのでこちらも観た

ヘレディタリーでもサスペリアでもそうだったけど、キリスト教世界で都合の悪いものを「悪」として全て押し付けられている「悪魔」とか「魔
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.8

また凄いものを観てしまった感。デフォーとパティンソンが19世紀の灯台守として隔絶環境に閉じ込められるお話し。当然起こる衝突と奇妙な関係性と狂気と幻覚の日々。

独特の正方形に近い画面と不穏なモノクロ。
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アーカイヴ(2020年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

「死んでたのは実は自分でした」オチはもうええわー。そこでなんかもう何もかもどうでも良くなった感。

人格のあるロボット作っちゃうと対人関係ならぬ対ロボ関係がややこしくなるよね、というお話し。

J2か
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

2.0

植物に乗っ取られ系ホラー。割と軽く楽しめるので重い映画観てぐったりした時にお勧め。
色彩設計がとても美しい。
能/狂言的な音楽。日本以外の市場向けにはこのテキトーにエキゾチックな感じがいいのかな。私に
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象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.5

(注)4時間の絶望映画なので観る人を選びます。それでも観たい方はどうぞ。きっと忘れられない映画になります。

クズみたいな現実。周りはクズみたいな人間ばかり。ちょっと信じていたひともやっぱりクズ。そし
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.5

図書館好きによる図書館好きのための映画。都会の図書館がホームレスの避難所になっている実態は現実に確かにあって、でも図書館としてできる解は「本を求めて来るものは拒まず」以外にはないんだよなあ。

「図書
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ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

3.5

「望んだモノが何でも出現してしまう家」で望んではいけなかったものを望んでしまった夫婦のお話し。ってありそうな残酷な寓話か?または惑星ソラリスか?と思って見ていくと、予想を遥かに上回るホラーサスペンス展>>続きを読む

リミッツ・オブ・コントロール(2009年製作の映画)

5.0

ジャームッシュのひとつの到達点。不穏で硬質でただただ美しい。ストーリーには何の意味もないが、映画という形式でしか表現し得ない「何か」がこれ以上に無い形でここにある。何も言うことは無い。ジャームッシュ氏>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

-

一回見たけど、ここでの時間の進行と移動に関する基本原則が全く理解出来ずストーリーを追えず。考えるな感じろっていう映画でもないし、授業についていけず窓の外眺めてるうちになんか解決して大事な女は助かりめで>>続きを読む

スプリット(2017年製作の映画)

2.0

3本組映画の中編らしく「つづく」という感じのエンディングだけど、そんなに続きを見たい気もしないという微妙感...

ジェームス・マカヴォイの多重人格演技はなかなか凄いので、それが楽しめただけでよしとし
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.8

「アマンダと僕」がしっくり来たのでこちらも。こちらも突然の喪失からの人生をゆっくり描く。ベルリン、パリ、アヌシー、ニューヨークのそれぞれの夏の光の感じが違ってどれも美しい

バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)

3.0

ベルリンの壁崩壊前、東から西に手作り気球で脱出する家族のお話し。実話ベースで脱出出来ることは分かっているんだけど最後まで緊張感持って見せるのはさすが。
兄の行動がいろいろ迂闊でハラハラ。弟がみるみる大
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ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.8

人生の大きな分岐点であのとき違う選択をしていたら... 違う状況だったら... によって分岐する異なる人生を全パターン体験できる、見たことのないタイプの映画。人生パターンが次々に切り替わって並行して進>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

アマンダ役の子供がすごく良い。
ダヴィッド側の描写が細かい一方、アマンダとレナの描写は限られていて、何でかな?とも思ったけど、これは「ダヴィッドが見る世界」の映画で、ダヴィッドが見てないところで何が起
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パリのどこかで、あなたと(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

安定のクラピッシュ。日本のマーケティング的にはオサレ恋愛映画として消費されがちだけど、恋愛そのものを描く訳ではない。
2人は出会いそうでなかなか出会わなくて、あと数分で映画が終わるところでも出会わなく
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ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.0

Talking Heads のライヴ。いわゆる映画カテゴリではないので Talking Heads ファン以外の方には Not for you です。

私の愛するベーシスト Tina Waymout
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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

4.0

シュールでクリスプで美しい短編。リンチ成分がコンパクトに凝縮されている

もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.0

厄介なものを観てしまったな感。積み重なる違和感。居心地の悪さ。でもこの映画はずっと自分の中に居座る。そういう映画もあるよね。どなたにもお勧めはしますまい

魔法使いのおじいさん(1979年製作の映画)

5.0

ケーララの風景は美しく、時間は淡々と流れて行き、唐突な事件から後は犬の演技(犬の表情を引き出すアラヴィンダン)が本当に素晴らしい。どなたにもはお勧めしませんが、ハマる方には長く愛せる映画になることでし>>続きを読む

断食芸人(2015年製作の映画)

-

フランツカフカの本が好きでこのタイトルにひっかかった方、昭和アングラ映画テイストが苦手な方、日本語演劇的台詞や演技が苦手な方、この映画はあなたのためのものではありません。私は三つとも該当でNot fo>>続きを読む

ハウスシャーク(2017年製作の映画)

1.0

海じゃないサメ映画は100%ひどい(褒めてる)。そもそも海じゃないところにサメがいる映画を作ろうと思う時点でどうかしている(褒めてる)。そしてこれは特にヒドイ(褒めてる)

配信で簡単にアクセスできて
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オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

3.5

サメ映画だけど、いわゆる昨今の「サメ映画」カテゴリーではない。みんな大好きな海洋研究所も遺伝子操作サメも悪い市長もボンベ爆発もチェーンソーも出てきません。
地味で淡々と恐ろしい。ダイヴィングする方は観
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

2.0

めんどくさい夫婦のファミリーコメディ。わりとしょーもない事からお互い意地になり、周囲の人をも巻き込んで破局の危機に陥り、でも結局はなんとか回っていく。それが人生。みたいなドラマがお好きな方はどうぞ。>>続きを読む

プレイタイム(1967年製作の映画)

2.5

おそらくタチ氏の意図に反する見方と思われるんだけど、ネガティヴに描かれている前半の無機質なタチヴィルの空間の美しいこと。後半の(今となっては)コテコテ過ぎるドタバタコメディのしょうもなさ。
Blu-r
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.0

まずソウルミュージックのWillie Hutchにハマり、Hutch がサントラ書いたFoxy Brown観てパム・グリアにハマり、別途前から好きだったタランティーノと繋がりました。別々の趣味が一つに>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

1.5

たぶんジャームッシュのファンが観たらどうしたらいいのかと頭を抱え、またはただただ絶賛し、ファンでない方が運悪く見たら黙って席を立つタイプの映画。まあそういう映画があってもいいよね。リリカル過ぎたパター>>続きを読む

ROOM237(2012年製作の映画)

1.0

キューブリックトンデモ論を聞きたい方にはいいかも。YouTubeに落ちてるマニア動画と思って見ましょう

CURED キュアード(2017年製作の映画)

3.0

ゾンビ映画も成熟して新しい局面を迎えています。人類はゾンビの制圧に成功し、今や人間のゾンビ化は治療で治る病気に。そしてゾンビから人間に回復した人々が社会復帰したら.. という社会問題を扱うゾンビ映画の>>続きを読む

ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

2022年(ってもう再来年か)。人口増加に食糧供給が追いつかず、人々はソイレントグリーンという謎の加工食品の配給で生きている。
映画の核心はソイレントグリーンの原料は死亡した人間でしたってことで、それ
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親密すぎるうちあけ話(2004年製作の映画)

4.5

税理士のファブリス・ルキーニの事務所に、隣の精神分析医とドアを間違えて入ってきて一方的に告白を始めるサンドリーヌ・ボネール。自分は医者じゃないと言うタイミングを失ってしまったルキーニ。これぞルコントな>>続きを読む

26世紀青年(2006年製作の映画)

3.0

賢い人たちがあまり子供をつくらず、そうでもない人たちは子沢山、という傾向が続くと、26世紀には賢い人が絶滅してバカだけの世界になっている、というお話し。
ジョーは一年の予定で人体冬眠実験に参加するが、
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

4.5

いつも映画にストーリーなんかいらん!派なんだけど、これはストーリーとても大事。ボーダーってそこのボーダーか!と深く考え込まされる。これは事前情報ゼロで見てほしいです

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.0

シャイニングの「得体の知れない怖さ」は本作には続かなかった。あれはホレボレするジャックニコルソンの良さを観る映画だったので続編は無理。ユアンマクレガーの「厄介なことに巻き込まれて行く」感、前から結構好>>続きを読む

ゆれる人魚(2015年製作の映画)

4.0

美しくて、切なくて、エロくて、バカバカしくて、何処か遠くに連れて行かれる映画。可愛くて生臭い人魚の恋のものがたり。ポーランド語ミュージカルなところもたまらんです

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