ドン亀くんさんの映画レビュー・感想・評価

ドン亀くん

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

本作は原爆開発の父であるオッペンハイマーの作品ということで日本での公開が遅れ
ました。

そんなことしてる間にアカデミー作品賞と主演、助演男優賞が送られてしまいました。

俳優が受賞した賞に関しては、
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.5

「実家に帰る映画」です。
出てくる食事の感じとか、自分が昔使っていた部屋とかが懐かしい。

優しいようでしたたかなお母さん
嫁の実家で気を遣って立ち振る舞い婿さん


タイトルの付け方やキャストなどが
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.3

一応、ちゃんと史実に基づく話
…ですが、感想としてはしょうもない争いを壮大にしているだけ?な気がします。

奥さんが乱暴されてるわけですから、しょうもないとは何事だ⁈と言われてしまうかもですが、主要三
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レプタイル -蜥蜴-(2023年製作の映画)

3.8

ディパーテッドが好きな人は、ハマると思います。デルトロさん痩せましたね。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

見始めてから途中までは、とことんまで彼はこの世界と相入れない、異質な人間なんだなって思ってたが、最後の方は世界が異質なんじゃないかと思わせてくる。
素晴らしい作品だった。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.0

村上春樹さんの映画はどの作品も、私にはよくわかりません。共感できないことが多いからかもしれません。


この作品も、「女のいない男たち」に収録された短編ですが覚えてませんでした。単行本を買って読んだの
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.1

題名「ナポレオン」に偽りなし。
ナポレオン以外の人物をほとんど掘り下げない。唯一例外は最初の妻のジョセフィーヌだけ。彼の麾下の元帥の1人として名前すら出てこないので、単純にナポレオンってこんな人、って
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(2023年製作の映画)

4.0

たけし映画を初めて映画館で見ました。
封切り日に映画を見るのも久しぶりかな。

衣装の鮮やかさが素晴らしかった
仏像やお寺なんかも、作られた当初はきんきらきんのカラフルな仕上げだったんだよーなんていい
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

キャストが好きすぎて見ないわけにいかなかった。ED曲もエレカシだったし。「ココロのままに」をもってくるなんて、監督相当好きですな。

家族で食事を摂っていた食堂と、その店の前の海岸は、今年の夏bbqし
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

4.0

作品としてまとめられたのは原作の4巻くらいまででしたが、原作を見ていようが、見ていまいが、楽しめるようになっています。

戦闘シーンが海中である以上、ローレライ地味た戦いになってしまうのは多少仕方あり
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

ラッセル・クロウをスクリーンで見ることも、あと何回あるかわからんな…ってことで視聴。

ラッセル太ったなぁ
役柄ゆえにほぼずっと司祭服だったからあまり目立たなかったけど、普通の服だったら完全におまんじ
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.0

子供と見に行くような夏休みムービーではないです。

今までジブリをずっと見てきた大人が、色彩や絵を見て、ジブリだなぁと感じることはできます。そういう意味では見る価値があります。

田舎のでっかいお屋敷
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.5

ある程度映画を観てると、展開ってわかってきちゃうもんだけど、ひさびさに「え?そうなの?」って思わされました。

キム・ダミちゃん可愛いらしいです。

内容はそんな斬新なもんでもないけど、続編出てるよう
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

汚いもの、見たく無いもの、理解したくないもの。できるだけ日常から遠ざけたいもの。

美しいもの、大切にしたいもの、好きなもの、受け継がれてきたもの。

これらを映像とストーリーで互いに対比させて際立た
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運び屋(2018年製作の映画)

4.1

イーストウッドの映画はなんというか、見ていられるんですよ。
誰が見てもストーリーと主張したいことが明快ですよね。

俺は戦争に行ったんだ。お前らチンピラの銃なんて怖かねぇや。ってジジイが必要に迫られて
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

「男か女かは関係ない」
まさにその通りでございました。

ストーリーと実際のさかなクンの半生と、どれくらい事実に沿っているかは分かりませんが(たぶん夏帆が出てくる件とかは無いっぽい気がするので)

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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

3.3

ジュラシュックパークみたいな恐竜メインの映像を想像してると、肩透かしを喰らうかもしれません。恐竜たちが出てきそうなタイミングで思わせぶりな音楽を流して、出てきたり出てこなかったり。ホラーっぽい登場を恐>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.2

綾野剛の顔芸がおもろかった。
岡田君は3枚目もちゃんとこなして役者の幅を感じさせます。
こんな間抜けが刑事になれるのか?とも思いましたが笑
広末涼子さん、まだまだお美しいなぁと思いましたが、もうさすが
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街の上で(2019年製作の映画)

3.9

行ったこと無いけど、お洒落な街として何し負う下北沢が舞台。 

なんせ普通に仕事してるだけだけど、読書してる姿がいい!なんて通りすがりの映画監督の卵にハンティングされるくらいだ。

それぞれの登場人物
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メランコリック(2018年製作の映画)

3.3

主人公の鍋島の神経質そうな感じ良かった。

幼馴染の副島役の女優も綺麗な方でした。

銭湯好きな人が見たらちょっと嫌かも笑

エンディングノート(2011年製作の映画)

4.2

タイトルだけ知ってたけど見たことなかった。見て良かった。

出てきてる人達が役者なのか、素人なのか。ドキュメンタリーなのかフィクションなのかずっと気になりながら見ていた。

すごい映画を撮る人がいたも
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ディアボロス 悪魔の扉(1997年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

副題の「悪魔の扉」って言葉の意味をよく考えないまま「なんかこう弁護士で活躍してくうちに自分の中の正義を見失ってしまって悪魔的に金を稼ぐようになるキアヌが出てるんだろうなぁ…」なんて思ってたら

アンタ
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散り椿(2018年製作の映画)

3.5

タイトルの椿よりも綺麗な杉並木と城址が印象深かった。殺陣とストーリーは普通。

関ヶ原(2017年製作の映画)

3.1

Netflixで鑑賞しました。
上映された当時まったく興味がなく、岡田くんが主演の時代映画とくらいにしか思っていなかったので、見初めて初めて石田三成役なのだと知りました。

上杉攻めとか前田攻めとか、
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.2

福山雅治は老けないなぁなんて思いながら鑑賞。

面白かったけど、映画化された三作の中では3番手かな?
そう思うのは登場人物が多いからその分トリックと仕掛けに凝らないといけなくて、犯人の心情や厚みに裂く
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オールド(2021年製作の映画)

4.3

結論からいうと、かなり面白かった。
広告や映画のパッケージで、ビーチにいるだけで老いていくというシチュエーションサスペンスというのはわかるのだけど、それでどうなんの?そっからどうすんの?という気持ちで
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.5

あの震災のとき福島原発でなにが起きていたのか。東電内での現場と本社との軋轢や、本社は本社で官邸から無茶振りされていたり、そういうのは初めて知りました。
いい大人同士が本気でブチギレ合う姿は
誇張してる
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.7

予定調和のようなストーリーだが、勉強になる映画でした。 

私も山を登ったりキャンプをしたりするのが好きな方ですが、作中、森を半袖や上裸でうろつく登場人物を見るたびに「絶対虫とかいっぱい飛んどるやろ…
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

1.5

楽しんで見るのは難しいかな。
「時計仕掛けのオレンジ」と「ファニーゲーム in USA」を足して割った感じだろうか。
ただただ、暴力のリミッターが外れた男が
暴れまわるだけで何の救いもメッセージなかっ
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トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.5

あれ?オールユーニードイズキルかな?
と、見てる途中で誰もが思ったと思う。

あんまふざけてないクリスプラットを楽しむ映画かな?
設定ガバガバだったり、人類最後の砦である海上プラントに掲げられてる数個
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ザ・ファーム/法律事務所(1993年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

前情報0で視聴を開始したので、トム・クルーズが弁護士資格を取っておっきな事件の弁護士をする法廷サスペンスを想像してたのですが(リンカーン弁護士のような)

物語は意外にも自分を格段に良い条件で雇ってく
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ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

誰が見ても面白くて楽しい。これぞエンターテイメントでした。作中のBGMが割とポップミュージックなノリだったりとかハリーポッターシリーズには無いテイストで良かった

ダンブルドアとグリンデルバルドが恋仲
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ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

4.0

たしかに導入部分のデビッドボウイ良かったです。
心なしか主人公のデイン・デハーンも若い頃のデビッドボウイとポールウェラーを足して割ったような顔でしたね。
そしてヒロインのカーラデルヴィーニュさん大変綺
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武士の一分(いちぶん)(2006年製作の映画)

3.8

夫婦の思いやりのお話
目が見えなくなった三村の「ほたるはもう飛んでいるか」という問いに「もう飛んでいますよ」と答えると、ほたるを見えない夫が残念がると思った妻が一言「いえ…」と答えたり。

誰にでもわ
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

GUCCIそのものには大した思い入れは無いのですが、スクリーンでアル・パチーノを見る限られた機会かなと思ったので見に行きました。

実話と事実をうまく組み合わせて、GUCCIの栄枯盛衰をわかりやすく見
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.3

ダニエル・クレイグとりあえず、17年に渡ってジェームズ・ボンドとしての活動おつかれさまでした。
次は誰かな

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