藍住さんの映画レビュー・感想・評価 - 34ページ目

藍住

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ワイルド・スピード ICE BREAK(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

頭を空にして迫力を体感する映画だった。
ワイルドスピードを映画館で見るのは実は今回が初めて。
シリーズを追いかけていなくても何となく分かる作りになっていて安心した。
肉弾戦の素晴らしさは勿論のこと、見
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.0

素晴らしい映画だった……。
恋愛映画では久しぶりのヒットかもしれない。
チョルスとスジンが幸せな時間を過ごせば過ごすほど、終盤の展開が本当に辛くて涙が止まらなかった。
ラストは分かっているのにどうしよ
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

非常に嫌な気持ちになって見終えた。
精神的にじわじわ来るのでしんどい。
こういう悪いことをしてはいけないと思っているのについやってしまった後の罪悪感や息苦しさがリアル過ぎて辛かった。
ラストにFace
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黄金のアデーレ 名画の帰還(2015年製作の映画)

4.0

家で見ていたけど、普通にガン泣きしてしまった。
絵画を取り戻す話がメインだけれど、その背景にはホロコーストが関係している。
こういう視点からホロコーストを見つめることもできるんだ!と新鮮さを感じた。
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きみに微笑む雨(2009年製作の映画)

3.0

ゆったり時間が流れる映画だった。
恋愛映画でこんな風に時間を大切にしてくれる映画に出逢えるととても嬉しくなる。
ドンハとメイの距離が近く見えるが、実はとても遠いため、なかなか距離を詰められない2人を見
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傷だらけのふたり/恋に落ちた男(2014年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

不器用すぎる男、テイルがホジョンに恋して凄く微笑ましいなぁと思っていたらまさかの展開。
一筋縄ではいかないストーリーに驚いた。
テイルが身辺整理していくシーンの寂しさがとても辛かった。
終盤のテイルが
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

3.0

結局いつも犠牲になるのは最前線にいる人達で、利益だけを考えている上のお偉い方達は何も把握できておらず、ただ指示を出しているという、現在の働く人間の現状に焦点を当てた映画。
個人的に、私の前の職が製造系
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監視者たち(2013年製作の映画)

3.0

チョン・ウソン目当てで見た。
スタイリッシュでなかなか面白かった。
気づくか気づかれるかというギリギリの攻防戦は勿論ハラハラするのだが、その合間にチームが一つになっていく過程がきちんと描かれているので
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最高しか言えない。好きです。
ドランの撮る日常ってなんでこんなに繊細で痛くて脆いんだろうなーって改めて思う。

結局ルイは彼らの世界では邪魔物で、彼らの世界を保つにはルイを追い出すしかないっていう選択
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.0

インサイダーズ、何て映画なんだ…。
めちゃくちゃ面白かった!
ラストの持って行き方がとにかく素晴らしく、この華麗なる結末の爽快さは一生忘れられない。
サントラが凄く良かった。

インサイダーズって、結
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孫文の義士団(2009年製作の映画)

3.0

ドニー・イェン目当てで見たが、これが相当面白かった。
マグニフィセント・セブンが好きな人ならはまれるのではないだろうか?

孫文の革命が起こる裏で、どれだけの命が失われたのだろう?と思う。
皆国のため
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イップ・マン 序章(2008年製作の映画)

3.0

ローグ・ワンでドニー・イェンが気になって見た映画。 

多分、香港映画を自分の意思で見ようと思ったのはこれが初めてで、ちょっと緊張した。
やっぱり全然作りが違うなぁと感じた。
ストーリーが無駄がなく、
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.0

インドの情勢をサルーの目を通して目撃することで、重くのしかかってきてしんどかった。
インドの抱える闇はまだまだ根深い。
サルーがただのラッキーボーイであったことを思い知らされる。

ラストの出来があま
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.0

難しい要素を排除して分かりやすく作られているため、それが逆に仇になり、普通のSF映画になってしまったように思う。
アニメをリスペクトし過ぎて、この映画独自の新しさは無かったのが残念だった。
でも、実写
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ムーンライト(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

画面一杯に広がる青色がとても美しく、今でも印象に残っている。

黒人社会の中でもがき苦しんだシャロンが大人になっていく過程を全3部作で描いていくが、いじめられるシーンや好きだった人に殴られるシーン、母
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グレートウォール(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

想像していたよりもずっと面白かった。
アクションシーンが斬新しすぎて、最初から目が離せない。
最初の戦闘シーンの格好良過ぎて一瞬で好きになった。

ストーリーは割りと突っ込みどころもあってガバガバなの
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.0

最初から拷問シーンがあって眼を背けたくもなるのだが、見ているうちに感覚が麻痺してくる。
主人公のマヤと同じように。

全体的に緊迫したシーンが続くが、これが意外にもまったりし過ぎていて、派手なアクショ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

4.0

鮫映画で夢中になって観たのは『ディープ・ブルー』以来かもしれない。
鮫映画は一種のシチュエーション映画だと思うが、これは結構工夫されているし、飽きさせない展開が続くため、最後まで一気に観られた。
中で
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

念願の七人の侍、とても良かった!
長めの上映時間や台詞の聞きとりにくさは全く気にならなかった。
彼らが村人のために闘う、シンプルな映画なのに、なんでこんなに熱いのだろう……!!
こんな映画をあの時代に
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マラヴィータ(2013年製作の映画)

2.0

家族一人一人のキャラが立っててとても魅力的。
前半まではとても楽しめた。
しかし、後半から割りとシリアスな展開になってしまって何だか腑に落ちない。
テンションが前半と後半で全く違うので、どちらかに統一
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キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

4.0

IMAX3Dで観た。
ただの怪獣映画と思いきや、話の骨組みがしっかりしているため、見応えがあった。
これだけの迫力ある映像で、しかもハリウッド映画で怪獣映画が観られるとは!
パシフィック・リムを観た時
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パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

残された時間と限られた場所でどのように生きるのか?
クリス・プラットとジェニファー・ローレンスが共演していると聞いて観に行ったけど、まさかの展開に呆然……。
好きだからという理由だけで他人の人生を奪っ
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.0

終始緊張感が凄まじく、観ていて疲れてしまった。
実話がベースということて、じっくり丁寧に作られている印象を受けた。
現実の問題はこの映画よりももっとシビアなんだろうなぁと思う。

トム・ハンクスの演技
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クローバーフィールド/HAKAISHA(2008年製作の映画)

2.0

何が出てくるんだ?とハラハラしながら見ていた。
結局あれが何だったのか解明されもしないし、最後は救われもしない。
でも、割りと楽しめた映画だった。昨年公開された続編が気になる。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

3.0

時間が長すぎてちょっと辛かった……。
割りとお腹が一杯だ。

自分の考える正義のために戦うアベンシャーズ。
どちらが正しいとも悪いとも言えないため、どうしても和解することが出来ないスティーブとトニーを
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きょうのキラ君(2017年製作の映画)

1.0

原作は読了しているが、切り離して感想を書く。
出来はとにかく酷い。ドキドキすることも悶えたりすることもない。
原作の良いところを取っているつもりだろうが、どれも上手く繋ぎ会わせることができておらず、見
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キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー(2014年製作の映画)

3.0

1作目に比べてあまりにも面白いので逆に吃驚した。
誰が味方かも分からないまま話が進み、終始緊張しっぱなしだった。
見つからないように移動するところはまるでスパイ映画。
合間にほどよくギャグシーンも入っ
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SING/シング(2016年製作の映画)

3.0

登場人物それぞれが最初よりも成長して、最後のライブに繋がるため最初からストレスフリーで見られた。
この映画の良いところは皆根っこが良い人というところだと思う。
終盤のそれぞれのパフォーマンスシーンは個
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アサシン クリード(2016年製作の映画)

2.0

アクションシーンは素晴らしいが、如何せんストーリーが弱い。
もっと見ていたい!とも続編が見たい!とも思えないのが恐らく非常に不味いと思うし、上手いこと消化できていないのがとても勿体無い。
個人的に、マ
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フューリー(2014年製作の映画)

3.0

戦車に乗って戦う男達が格好良すぎる。
特にブラピのカリスマっぷりが最高。ノーマンが仲間として受け入れられ、コードネームを付けてもらうくだりやグレイディがノーマンに「お前は良い奴だよ」って本音を見せたり
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真白の恋(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族というものは不思議なもので、一番近くにいるのに見落としているものが多く、視野が狭い。
こういう家族の構図って多分どこでもあるのだと思う。大切にしているからこそ、知らないうちに変に特別扱いしたりする
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シーモアさんと、大人のための人生入門(2014年製作の映画)

4.0

シーモア・バーンスタインの言葉ひとつひとつがあったかくて、優しい。
映画自体が宝箱のようで、彼の残した言葉の数々は大事にしたいと思った。
中でも、孤独を肯定してくれる言葉が本当に力強くて、嬉しかった。
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L.A.ギャングストーリー(2012年製作の映画)

3.0

ギャング版荒野の七人がやりたかったんだろうなぁと思う。
その割りには個々のキャラクターが薄すぎて勿体無い。もう少しキャラクターに設定がじっくり練られていたら、凄く好きになれていたかもしれない。
また、
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サウルの息子(2015年製作の映画)

5.0

衝撃的で、悲しくて、素晴らしい映画だった。

私はこの映画のメインとなるユダヤ人大虐殺は世界史で触れる程度だったため、ゾンダーコマンドという部隊があったなんて知らなかった。
こんなおぞましいことを同じ
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白い闇の女(2016年製作の映画)

2.0

映画のノリに乗ることもなく、興奮したりすることもなく、淡々と見ていた。
つまらないわけでもないけれど、話のオチとしては普通だし、ひねりも特にない。
また、主人公を演じるエイドリアン・ブロディはこういう
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グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

4.0

もう、最高の一言に尽きる。
私が見たかった西部劇はこれだ!と最初からアドレナリン出まくりで、退屈することもなく見られた。
ドウォンの真っ白と言えない正義感も、チャンイの悪党に見えて実は繊細なところも、
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