デニさんさんの映画レビュー・感想・評価

デニさん

デニさん

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レザボア・ドッグス(1991年製作の映画)

4.0

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タランティーノ的ってこういうこと

狭い空間で銃を持った登場人物が会話でお互いを探り合い銃撃戦を繰り広げる・・・タランティーノ映画のフォーマットはこの処女作から続いてますね。

つまりタラさんは毎回ラ
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ラストエンペラー/オリジナル全長版(1987年製作の映画)

3.6

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長い!でも1900年より短い!

エピソードが追加されている訳ではなくシーンが長くなっていて、丁寧。
時間があるときに観れば世界観に浸れるかと。

ベルトルッチ監督らしい女たちの退廃的なニャンニャンち
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

5.0

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漢イーストウッド、最期の闘い。

俳優イーストウッドの集大成にして到達点・消失点を監督イーストウッドが贖罪というテーマで演出した現代の西部劇。

偶然か計算かは解らないが、この作品を起点として俳優イー
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.5

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世情に翻弄される清朝最期の皇帝。

ベルトルッチ作品らしいおっぱいとウンチとキスマークが出てくる客観的な映画で、ジョン・ローンの諦めの境地な演技が溥儀にマッチしてる。

実際の歴史上、後半生は周恩来の
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パニッシャー(1989年製作の映画)

3.2

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倒せ!悪の女王タナカ・ヒデコ!

まったくもって普通の名前の女親分が率いるヤクザがコレジャナイ日本感全開で笑いを誘う旧マーベル映画。

ドルフの死んだ目が役柄のイメージに合っており、パニッシャーのファ
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.4

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肉密度増量プレデター2号!
たぶん出演を断ったシュワがオファーされたのはプレデター役だろう(笑)

恐らくシェーン・ブラック監督は出演していたにも関わらず過去作への愛はまったく無い。

プレデター的展
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麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.5

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戦後に働かないでギャンブルやってる人達の話。

麻雀カルチャーの第一人者、阿佐田哲也原作のアウトロー麻雀小説の映画化。
勝負師美学で死体遺棄はやりすぎだ!

ちなみに放浪はしてない。

哀しみのトリスターナ(1970年製作の映画)

3.7

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ヒネクレ娘クロニクル

ビリディアナからシュールさを抜いたような映画で、無垢な女に手を出したら悪女になっちゃう話。

ラストの逆回転でドヌーブの演技の幅が思ってるより大きいことに改めて気付かされる。

昼顔(1967年製作の映画)

4.3

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現実を越え、白昼夢の中へ・・・

妄想と現実と変態と暴力が混ざり合うブニュエル監督のシュールな演出がカトリーヌ・ドヌーブの美しさを最大限に引き出してる映画。

またカトリーヌ・ドヌーブのおかげで上品で
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

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ちょ待てよ!

ストーリーが中途半端で観客に考えさせるレベルまで至ってない必殺・木村拓哉と無職・二宮和也の映画。

なんか舌戦が肩透かしばっかりで、こんなんだったら松重豊と芦名星の殺し屋映画にしたほう
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スターリングラード(1993年製作の映画)

4.0

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敗戦体感型戦争映画。

ヒューマニズムを出したら酷い目に遭うドイツ版「人間の條件」的な映画で、トーマス・クレッチマンの出世作。

戦場に救いは無く、スターリングラードでは涙も凍る!!

東京物語(1953年製作の映画)

4.9

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世の中、嫌なことばっかり。

ソフトに身も蓋も無いリア王的映画。

何も起こらない映画では無く、本当に世の中、嫌なことばっかり起こるって話。

無機質に「イヤァ」とか「ウム」とかナマ返事してると死が近
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

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ウソつき❤️

世界のクロサワによる証言の食い違い映画の元祖。
この曖昧な話の中で確実に言えることは、志村喬は短刀を盗んでる。

そういえば、三船敏郎が本当に悪人役をやったのはこの映画だけで、殺陣のへ
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山椒大夫(1954年製作の映画)

4.0

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観音効果で奴隷解放!

個人的に一番見易い溝口作品かと思われますね。
予想が付く内容なので意外性はありませんが、有名な原作ですし。

映像もいつも通り完璧。
入水シーンの波紋は、脳裏に焼きごてで焼き付
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.5

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パイレーツオブインディアン

海賊事件をジャン・レノ風のお髭で切り抜けるトム・ハンクスの十八番、実話映画。

ネイビーシールズ恐ぇっ・・・てなるミナゴロシ具合。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.0

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不死身のカーディガン

豪華俳優陣の禁酒法田舎映画。

ガイ・ピアースとシャイア・ラブーフがウザい演技勝負をしているが、ストーリー的に全部シャイア・ラブーフのせいなので彼に軍配が上がるかな?

ご褒美
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近松物語(1954年製作の映画)

5.0

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危機的状況が愛情を炙り出す。

借金とセクハラからボタンの掛け違いが起き、最悪のバタフライエフェクトの連鎖を起こしていく映画。
まるで生き物のように社会が蠢くスリラー感が恐ろしい。

潜在意識を解放し
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雨月物語(1953年製作の映画)

5.0

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この世もあの世も女の情念が渦巻く!

古典的昔話ではあるが、殺人も強姦もあるハードな内容、さらにジャンルを飛び越えてるストーリーで大好物。
ただ、そうとは感じさせない格調高い美しい映像の映画。京マチ子
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.5

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二作目もやっぱりマイケル・ペーニャの右フックとコマーシャル商品が炸裂しまくる映画。

ほっこりファミリーエンド・・・と思いきや全滅ラストがめちゃくちゃシュール(笑)

人によっては別作品と繋がってる弊
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キングダム/見えざる敵(2007年製作の映画)

3.4

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FBI対テロinサウジ

出張捜査からドッカンドッカン銃撃戦へシフトチェンジしちゃう感じの荒々しいジハード映画。

ちょっと縦横無尽過ぎるが、仕方がない。
なんてったってFBIだからね!

デューン/スーパープレミアム[砂の惑星・特別篇](1994年製作の映画)

2.8

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匿名アラン・スミシーフィルム。

紙芝居とナレーションで解説してくれる親切設計。
ただ、リンチ臭は消せず。

エンド・オブ・ウォッチ(2012年製作の映画)

3.8

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危険地帯パトロール警官映画。

人によって好き嫌いがある主観映像や車載カメラ等の密着型撮影だが、本作に限って言えば映像で臨場感を増すことに成功していると思う。

しかし、「殉職」って題名はネタバレし過
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.0

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ドラッギ~

デヴィッド・リンチの生臭い作家性がSFをおぞましいナニかに化学変化させている映画。

意味不明な上に唐突なダイジェスト具合がとっても酷いが、ビジュアルのカッコ良さと特殊メイクの不気味さが
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人間の條件 完結篇(1961年製作の映画)

4.4

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怒りのデスロード編

入れ替わり立ち替わりの役者たちや起こる出来事はさながらオデュッセイアか出エジプト記か?な敗残バトルサバイバル映画。

後半はソ連に捕まって鬱屈とした内容になるが、クソ野郎の金子信
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人間の條件 第3部望郷篇/第4部戦雲篇(1959年製作の映画)

4.0

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フルメタル・ジャケット編

古参兵の新兵イビりがほぼ全編で繰り返されるが、戦車が出てきて全て粉砕される映画。

梶の思考はもはや理想ではなく現実を見ているが、それでもヒューマニズムは変わらないつくづく
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人間の條件 第1部純愛篇/第2部激怒篇(1959年製作の映画)

3.5

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ヒューマニズム限界編

左翼だけど強制労働施設の管理という、就職先を間違えてるとしか思えない仲代達矢が理想をかざして現実を思い知る映画。

邦画トップクラスのスケールの大きさの作品で約7割が中国語。
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アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

3.5

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70年代髪型図鑑。

規模の割に地味な本筋よりもジェニファー・ローレンスとブラッドリー・クーパーの世界にひとつの暴走具合が面白い映画。

デニさんもちょっと出てる。

クレイジーズ(2010年製作の映画)

3.4

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おいしい水でヒャッハー!!

ロメロのマイナー作のリメイク。
前半はゾンビより分かりにくい感染メイクだったが、終盤はバタリアンのゾンビみたいなメイクのヤツらが出てきて一目瞭然。

校長先生が串刺ししま
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フッテージ(2012年製作の映画)

3.3

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イーサン・ホーク、ビビる。

引っ越すまで忍耐強くいやがらせする悪魔にひたすらビビるイーサン・ホークが可愛い。

しかし、引っ越さなかったらどうするんだ!?

殺人者たち(1964年製作の映画)

4.0

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女、金、すべては虚無へ還る・・・

演出のチープさはかなり目立つが、原作者ヘミングウェイのストーリー性とドン・シーゲルの暴力性とリー・マーヴィンのハードボイルド性が融合している傑作テレビドラマ。

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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

4.0

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商売人が命を救う

モノクロの画面が記録映像的で、この話がただの美談ではなくて実際にあったのだと思わせられる映画。

あと、赤いコートの少女の鮮やかさが心に残りますね。

つまり、たぶん、私はスピルバ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0

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絶滅を生き延びる

原作者のピアニストもポランスキー監督も同じ恐怖の時代を生き延びた人間。
それゆえ、他のホロコーストものとは違い非常にシニカルな映画。

関わる人間が善人か悪人かは運試しという部分も
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

2.0

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芸術は爆発だ!

コレ、ほとんど即興で作ってるってのが凄い。
ハリウッドみたいに目的から作ってるワケじゃなくて、本能だけで芸術が作れるんですね。
本当にゴダールは天才ですよ、あなた方。

でも、話が飲
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軽蔑(1963年製作の映画)

2.0

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お尻映画。

叙事詩的に男女のすれ違いを描いていて、台詞も詩的、絵でいえば印象派。
やはりゴダールは天才なんだろう。

でも、胸糞悪い話で生理的に受け付けません。
せっかくの美人もしかめっ面ばかりでつ
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勝手にしやがれ(1959年製作の映画)

2.0

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ヌーヴェルバーグですよ奥さん!

反骨精神の塊みたいな映画で、映画の枠を壊そうって突っ走ってる疾走感がありますね。
アマチュア風にやってるけど、俺流を極めてますし。
きっと天才なんだろう、ゴダール。
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ライフ・イズ・ビューティフル(1998年製作の映画)

3.5

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極限で嘘を貫く父親映画

全編イタリア映画的おおらかさのある映画だが、そのことが余計にホロコーストの残虐性を増幅してる。

ただ、これを言っちゃあおしまいだが、子供でも分かる嘘だよなぁ

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