マホガニーさんの映画レビュー・感想・評価

マホガニー

マホガニー

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

3.5

表札をつけなさい!!

素朴な映画だ
グッと引き締まるラスト
暗転のタイミングが完璧すぎる

まともな大人が…
こんな社会で子供はちゃんと育つんか?

町の地理が絵力ある

GIFT(2023年製作の映画)

3.6

弓を弾く

石橋英子公演 PARCO劇場

こんなに字幕付いているとは
現代の無声映画+活弁士の構図すぎた

ライブパフォーマンスとそのために編集された映像は映画よりもモンタージュ的でそれぞれが対等に
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

3.8

めっちゃ泣けるのに作品全体としてはそこまで評価が高くない不思議な作品

中盤、ちょっと長いな〜これ本筋と関係ないだろって気持ちになってしまった
でも、最後まで見たら一つも無駄なシーンはなく、これは人生
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十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.7

仲野太賀は良い役者だな!

はぐれ者チームが巨大な権力組織と戦うある種王道の物語

山田孝之が主人公ぽくないキャラで意外だった

プレイタイム(1967年製作の映画)

2.8

さーて困った
まーーじで面白くない

コメディだとわかるシーンと
コメディの空気はあるがどこがコメディなのかわからないシーンが灰色の装いで交互にやってくる

これが面白くないと思うのは文化的、時代的な
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BLUE NOTE ハート・オブ・モダン・ジャズ(1998年製作の映画)

2.6

編集が下手
語り筋がバラバラ
音楽の使い方、尺、流しどころもなんかズレてる

HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.5

良い作品を見て、悔しいと思ったのはいつぶりだろう

開始10分で、あ、これ、やばいかもと思い始めて、中島歩が出てきたところで完全に頭を抱えた

映画とか形態を超えた一つの"作品"として、僕の目指してい
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

3.6

うわぁ…こっちかぁ……

前評判の悪さを聞き
どんな悪さなんだ、どんな冷や水なんだとワクワクして観に行ったら

こっちの低評価かよ…
普通すぎるわ

マイナスが観れると思ったら、ジョーカー2としてまあ
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

4.3

流石に変すぎるやろ!!!!!!

何その撮り方!
劇伴の音量でっか!
なんやその効果音!!
ずっと小ボケ言ってるやついるな!

いやんエッチ、アフタージー、しぶしぶしぶしぶ

最高すぎんか

劇薬だ…
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汚れた血(1986年製作の映画)

4.1

青いピエロだ

大胆に大振りな音楽使いが不思議なケレン味

アンナの美しさの持つ絵力を信じきっている
途中オードリーヘップバーンの映画かと思うほど美しい顔、顔、顔で笑った

今の自分の状況と妙に重なる
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東京流れ者 4Kデジタル復元版(1966年製作の映画)

3.8

ついに見たぞーー!!

なんといっても美術、色使い
ふとした瞬間に、いや何この色使い…と思わされる

ラストの白、これでファンタジー感もなく真面目にヤクザものやってるのがすごい

昔の主演女優の撮り方
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.0

奇妙なヨルゴス・ワールド

短編集すき〜!
エマ・ストーンは魅力的な顔すぎ〜

1番好みだったのは1話かな

なんというギャグセンス
そしてリッチな絵作り
衣装も全部きまってる

ホワイトシネクイント
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Cloud クラウド(2024年製作の映画)

3.7

SNSじゃ〜〜ん

底知れない演技俳優のオンパレード

何もしてないシーンが怖すぎる黒沢清
アクションシーンで安心するほど

アカデミー日本代表
これは…どう海外で見られるんだ???

ドラゴンボール超 スーパーヒーロー(2022年製作の映画)

3.6

この3Dの質感と鳥山デザインの相性めっちゃいい

このCGでドクタースランプを作ってくれ!

インフレが凄まじい今のDBでそれに乗っからずに程よく本気で程よくファンサのバランス上手い!良作じゃん!

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.0

水を飲む

はぁ、面白い!

どうしようもねぇよな!
そうだよな!

石がある(2022年製作の映画)

3.4

アンビエントムービーかと思ったら違った
ずっとうっすら居心地が悪いね
「現代のヴァカンス映画」というコピーには甚だ疑問

変な男と変な女!

小川あんの声がかわいい

ガタイのいい男は怖い
性欲

名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

3.4

この内容で単行本2012年、アニメ2013年て…

コナンの話は進むのが遅いなぁ笑
完結まで何年かかるんだろか

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)

3.7

ブレッソン映画は美しい
無駄のない画面、白黒の色彩、端的な台詞

ブレッソンの特徴的なショットと言われる手
その映画
ブレッソンが発見した"手の知性"を
まざまざと見せつけられた

やはりブレッソンの
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.6

2×2

ちさとってこんなウザキャラだったっけ

1作目よりコント感強まってるな
やってることはクサいんだけど、なんか嫌味なく見れちゃうのがこのシリーズの不思議で1番の魅力だと思う

ガンアクションも
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ギブリーズ episode2(2002年製作の映画)

3.7

たまらん作画たまらん

カレーの話のぷるぷるな線の質感大好き

大平晋也すぎる謎のダンスパート

episode 1から大幅にパワーアップした初恋の話
一人称視点のカメラの揺れが気持ちいい

うつのみ
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.6

ケレン味が増した2作目
でも嫌いじゃないよ

より庵野や押井の影響がオープンに
シンゴジラに逆輸入の本部設立シーン

オープニング普通にカッコいい

どんどん美人になる深津絵里
青島への好意むき出しす
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ラストマイル(2024年製作の映画)

3.9

これが2024年を代表する邦画。しかと味わった
令和は野木亜紀子の時代だな

純粋なハッピーエンドにはしない
海外映画の"ポリコレ"とはまた違ったベクトルの、どうしようもなく現代日本な距離感で社会性を
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毛虫のボロ(2018年製作の映画)

3.7

この年齢になって、こんなに純粋な作品を作る宮崎駿は、やはり底知れない

グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

3.8

嗚呼、トリガーは
なんてバカでエモくて泣けて笑えて
最高なんだ

宝島(2018年製作の映画)

3.7

それぞれのいい日

自然豊かな中のびのびとした人の映像を都会の真ん中でみんなで見ていると、少しディストピア感もある

女っ気なし(2011年製作の映画)

4.1

夏だ

外が暑い中、ユーロスペースでギヨーム・ブラックを見ているこの時間、空間

格別なのよ

誰のせい?それはあれだ!
夏のバカンスのせい

遭難者(2009年製作の映画)

3.6

女っ気なしのプロローグ

人と人の間の空気を描くのは
最初からだったんだ

化け猫あんずちゃん(2024年製作の映画)

3.8

美術がすばらしい!!!

フランス制作の背景と、キャラの色彩設定!
きれい!!

予告編でロトスコープだとわからなかった
ガチガチのロトスコではなく、適度に線を拾っている。とくに人外キャラは。
でも、
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

3.6

不気美

はじめての清順

予告で見ていた通りの世界観

寺山修司よりも統一感と美術的品性を感じる耽美さだ

大楠道代のモードな雰囲気良いなあ

アフレコで音が浮いているのもまた味わい深い

ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

3.8

激アツスポ根アニメ

バッチバチの作画と史実に基づく実況で
熱すぎる展開の数々
これが実際の競馬をもとにしているのだから
日本競馬の持つドラマとそれを見事に調理したCygamesどちらにもあっぱれ
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ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

ここまで原作に寄り添ったアニメ化があっただろうか

ルックバックは、私の暫定生涯ベスト漫画

そんな作品がアニメ化してしまう
不安もあった
特に今作は、藤本タツキの漫画としての表現が完璧すぎて、手をつ
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リンダとイリナ(2023年製作の映画)

3.4

ウチらズッ友だかんね!!

なんでこの2人が選ばれたのだろう
どうやって選んだんだろう
どうやって撮っているんだろう

フランスの学校、教育制度や先生と生徒の距離感良さげだな。羨ましい