eekoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

鑑賞。リドリースコット監督作GUCCIのCEO殺害事件を元にした物語。大金を手にすると人は変わってしまうのか、それとも元からその欲望はあったのか。
レディガガのグッチの名前を聞いた時に目の色が変わる演
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クライ・ベイビー(1990年製作の映画)

3.1

鑑賞。セリフや設定などツッコミ所満載で爆笑できます。
ジョニーデップが歌って踊り、ジョニーデップを堪能する映画。
こういうジョニーデップが観れるのも面白かった。
もはやこれはコメディです😂♡

トイレット(2010年製作の映画)

3.5

鑑賞。「かもめ食堂」「めがね」の萩上直子監督作。ママの死後、もたいまさこさん演じる〝ばあちゃん“と過ごす事になった言葉の通じないアメリカ人の孫3人とせんせーという名の猫。喋らない演技で存在感を放つもた>>続きを読む

デッドマン(1995年製作の映画)

4.2

内容が朧気になってたので再鑑賞。モノクロで静かな映像にニールヤングのギターが響き、内容とは裏腹に気持ちよくなり、眠気を誘う。殺人容疑がかかった男にジョニーデップ。その男とインディアンの男との3人の殺し>>続きを読む

いつも2人で(1967年製作の映画)

3.4

スクリーンのオードリー特集でまだ未鑑賞のこの映画でオードリーがプレタポルテに手を通してると記載されてて、興味をもち今回鑑賞。
内容は時間軸が前後し時系列が分かりづらい。12年間の1組の夫婦の軌跡を、6
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ディス・イズ・イングランド(2006年製作の映画)

3.2

フレッドペリー、ベンシャーマン、Dr.マーチンなどのファッションと音楽がほぼ目当てのミーハーな感じで鑑賞しはじめたが、戦争で父を失った少年がスキンズの仲間を得て、自分の道を探して生きる物語で胸に迫るも>>続きを読む

マザーウォーター(2010年製作の映画)

3.7

鑑賞。商店街の水に関する職業の人の日常が淡々と映し出されている。この世には答えがはっきりしてるのが好きな人と曖昧さがいい人がいると思うけど、この映画は後者の人が好きだと思う。
両方ともが好きな人もいる
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ピーウィーの大冒険(1985年製作の映画)

3.8

子供の頃、とんねるずがパロディしてて、ずっと長年観たかった映画を探して今頃鑑賞。
ティムバートンの初長編監督作品。
オープニングの家でのシーンがらしさ全開で最高。ゴジラのオマージュがあったり、初期作品
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ミセス・ハリス、パリへ行く(2022年製作の映画)

3.5

鑑賞。戦争未亡人で家政婦のハリスさんが、勤め先で見たDIORのドレスに一目惚れし、パリのDIORへ行く話。
なんと言ってもハリスさんの魅力的な人柄に惹かれる。勇気と愛があり、挫けず、明るく、そしてそれ
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

どっちも好きだけど、敢えて言うなら私はティムバートンが好きなので、「チャーリーとチョコレート工場」のあの独特なセットと衣装、ブラックユーモアを全面に押し出してる感じの方が好きだけど、「ウォンカとチョコ>>続きを読む

クリスマス・クロニクル PART2(2020年製作の映画)

3.4

鑑賞。ママの新たな相手とその子供ジャックに馴染めないでいたケイトだが、ジャックと共にサンタの国に入り込んでしまう。「永遠に美しく‥」のゴールディホーンが好きなので鑑賞。この作品では優しいミセスクローズ>>続きを読む

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

3.9

#エターナルシャンシャイン

#鑑賞「マルコヴィッチの穴」の脚本家のチャーリーカウフマンがアカデミー賞を受賞した作品。
ジムキャリーとケイトウィンスレット主演。
自ら相手の記憶を消してしまう恋人達の話
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.6

夫(高橋一生さん)はアダルトなラブドールを制作する会社にいる事を内緒にして、医療関係の人形を制作する為と偽り胸の型をとらせてくれるモデルを募集する。そこへ後に妻となる女(蒼井優さん)が現れる。
主演の
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オットーという男(2022年製作の映画)

4.1

#鑑賞。神経質な町内イチの嫌われ者が、周りの人との関わりで変わっていく話。

トムハンクスの映画はいつも泣かされるなあ。脚本の選び方が自分をすごく分かってる選び方していますよね。好きな役者さんです。
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ディオールと私(2014年製作の映画)

3.5

私のラフシモンズのイメージと言えばポストパンクやニューウェイブ、クラシックなテーラードスタイルと、反抗的なユースカルチャーが融合した、謂わばパンクなデザインだったので、シンプルで美しいラインのディオー>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.2

鑑賞。
フライヤーのビジュアルイメージからファンシーな感じのを想像してたけど、良い意味で裏切られました😍
パンフ買ってきました✨

あー、幸せ😆❤️‍🔥

(2023年製作の映画)

4.4

ロアルドダール✖️ウェスアンダーソンの短編鑑賞三本目。
ベネディクトカンバーバッチの緊張感漂う表情が面白い。
オチも分かりやすくて最高。

私の気持ちが沈んでモチベあがらずだったので大好きなダール✖️
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白痴(1999年製作の映画)

3.2

鑑賞。坂口安吾原作。戦下の場末の路地裏に住む映画制作を志す伊沢(浅野忠信)の下宿の押し入れに白痴の女性が逃げ込んでくる。
戦下と90年代のサブカルチャー的なチープさと前衛アートのような感じが入り乱れる
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.4

鑑賞。ヒット作なのに観るタイミングが今までなく初鑑賞。
当時の時代背景とかすごく時代を感じた。公開時、幼少だったので爆発的に流行ってこの映画からダンスクラッシックやディスコが流行ったのは後に知った。ジ
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.4

鑑賞。フィンランドのマリヤッタ・クレンニエミの児童文学の映画化。
色彩がカラフルで綺麗。
大金を拾って警察に届ける正直でおませな2人の女の子が正直者が貰えるそのお金でお家を買う。
可愛いなぁ〜😍素敵な
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

何回も親がかわるのにグレる事もなく素直に健気に成長していく主人公。人間関係はどんな形でもお互いの思いやりが大事ですね。血が繋がってようが繋がってまいが。


二つの時間軸が合わさる時、バトンは渡される
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しあわせの雨傘(2010年製作の映画)

3.6

鑑賞。亭主関白の夫が倒れ、妻が会社を取り仕切っていく。悲惨な状況をコメディに落とし込む監督の手腕は流石である。1970年代のファッションとインテリアがお洒落で可愛い。
原題の「potiche(飾り壺)
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

鑑賞。
スティーブンスピルバーグの自伝的映画。
哀情を催す場面もあるが、大きな起伏があまりなく静かに物語は進む。その中において光が効果的に使われていて美しい。
こうして天才は造られたのだな。

「芸術
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バビロン(2021年製作の映画)

3.7

鑑賞。
豪華絢爛なパーティーシーンから始まり、そこでまず音楽や色彩に圧倒される。

ハリウッドのサイレントからトーキーに移行する辺りのもので、時代に取り残され消えていく者も多かったと推測される。栄枯盛
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白鳥(2023年製作の映画)

3.6


鑑賞。壮絶で残酷な内容をポップで軽妙な語り口で描く事によって、より各それぞれの良心が試されている感じがする。
原作未読だが、ロアルドダールはこの話を30年の構想の末、発表したとある。
17分と短いが
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

腕っぷしの強いガサツな白人トニーとカーネギーホールを住処とし、ホワイトハウスでも演奏した黒人の天才ピアニストドクターは黒人旅行用ガイド《グリーンブック》を手にし黒人差別の色濃い南部へと演奏ツアーにでる>>続きを読む

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.1

鑑賞。実は今回3度目でやっと眠る事なく最後まで観れた。ロアルドダール好き過ぎて安心して寝てしまう私。もはやマインドフルネス。笑
ウェスアンダーソン監督の作品は情報量が多く、絵も綺麗で独特な為、見る所が
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.7

遺伝子の疾患で人とは異なる顔で産まれた10歳の少年を軸として多角的な視点で物語は進む。
子役達の演技が素晴らしく、感動的。
こういう作品が広まってあらゆる差別がなくなる事を願う。
心温まる作品。

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.7

ここからはじまるんだなと思わせるような特徴的なスローモーション。
長尺でも崩れない超一流のプロットとそれだけでは終わらない魅せてくる俳優陣。
デニーロはどんな役をやっても凄いが、こういう役をやらせると
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.3

家族になりすまして23年、ところが別れの日まであと3日!?

ギャグファンタジーコメディ。
中村倫也の惚けたかんじが可愛いかった。
宇宙ものなのにSF要素ほぼなしで、ただひたすらに兄弟でわちゃわちゃ。
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.8

再度鑑賞。
自国にクーデターが起き、出国も入国も出来ない状態で、空港内で言葉が通じないながらもコミュニケーションをとり、周りを魅了していく様は大好きな映画フォレストガンプをも思い出す。
トムハンクスの
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

聾者の家族の中に1人だけ歌が好きな健常者の女の子がいる家族の物語。
使われている曲も好きな曲が多く素敵な映画だった。
私が病気になり家族に迷惑をかけた事が重なって、兄の話が特に心に残った。

「家族が
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

3.6

色々観たい映画があったけど、今日はその中でも時間の都合の良いマイエレメントをチョイス。

映像の美しさ。水と火、元素の違い。触れたら消えてしまう。触れたいのに触れられない切なさ。

ラストは感動したし
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.7

若者向けかと思ったけど、来た道、思う事が沢山あった。

「愛って言葉を聞くと血の匂いがする」

若い時は愛なんてクソッタレだと思ってたけど、今はBeatlesのAll You Need Is Love
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ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

名優アンソニーホプキンスが認知症の役で主演。
その認知症目線で物語は進んでいくのですが、認知症は統合失調症とよく似ていると感じた。精神分裂病より以前は早発性痴呆と呼ばれていたのも頷ける。そして、統合失
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