るるるさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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心と体(2023年製作の映画)

3.1

どなたか書いていらしたが、私も「バスケットケース」を思い出した。そして「バスケットケース」は名作だったなと改めて思ってしまった。結末の悲壮感は「バスケットケース」には敵わない。しかしながら、こちらもス>>続きを読む

インシディアス 赤い扉(2023年製作の映画)

3.6

パトリック・ウィルソンは、ロレインがいてこその死霊館シリーズ。そしてインシディアスはエリーズがいてこその作品。と勝手に思ってしまっていたので、序盤はなんだか観ながらロレインやエリーズが頭の中でチラチラ>>続きを読む

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

ストーリーも映像も美しい映画。ふわふわした栗色の天然の巻き毛に、綺麗色のセーター、晩秋の森。大人の真似をした寸劇ごっこ。少女時代のママと出会い友達になったことで、自分を置いて急にお家を出て行ってしまっ>>続きを読む

死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.3

ん〜〜??バラクもヤギも存在感があり過ぎて怖さが半減していた。バラクはエンフィールド事件の時が一番怖かった。霊や悪魔は、いるのか、いないのか辺りが最も怖いのだ。ましてや巨大化とかあり得ない。アナベルも>>続きを読む

オットーという男(2022年製作の映画)

4.0

出てくる人殆どみんないい人。自分はこんな風にご近所さんと付き合えてない。ご近所さんて何故か距離感が掴めなくて役を演じてしまう。周りに幸せを振り撒くマリソルのような人は尊敬してしまう。トムハンクスの名演>>続きを読む

アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド(2021年製作の映画)

3.5

もし自分のうちに吉沢亮みたいなアンドロイドが来たらどうする!?釣り合い取れないから恥ずかしくて外に連れて歩けないし、仕事から帰って来たらテレビゲームでもするように楽しむしかない。だからまず、電源のボタ>>続きを読む

ノウイング(2009年製作の映画)

3.0

数字を解明するところまでは面白かった。大事故が起こったシーンも見応えがあったが見終わった後の爽快感はない。結局、冒頭のタイムカプセルの手紙はどうすればよかったの?事故現場で助けた数人、謎の石、ウサギは>>続きを読む

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.8

やられたーッ!!ベイビーフェイスのベイビーがカッコいい!ありきたりのストーリーのようですが女心を鷲掴みにされます。デートのお迎えシーンは巻き戻して見てしまいます。最後も気持ちよく終われますが、現実に戻>>続きを読む

隠された時間(2016年製作の映画)

3.5

マルチバース?タイムリープ?どれも違う浦島太郎系。もしスリンが大人の女性になってラブストーリーになってしまっていたらすごくつまらない映画になってたところだったが、ピュアで切ない終わり方にキュンとした。

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.3

本を先に読んでいたので、ルーブル地下のシーンは映画は物足りなさを感じてしまった。後半ナナセが生前を振り返る場面が切なくとても印象的だったため、重要な地下の場面はそれに見合うリアリティある恐ろしい見せ場>>続きを読む

4人の食卓(2003年製作の映画)

3.0

見始めたらもう長いトンネルのような映画。霊は登場するが決して怖い映画ではない。ストーリーはシリアス。ただネコが車に轢かれたり、人が亡くなるシーンが、きっと実際はこうなんだろう...と想像できるほど妙に>>続きを読む

かくれんぼ(2013年製作の映画)

3.1

さすが韓国映画!見始めたら止まらない。
しかし、パラサイト半地下的な映画は少なくないが、これ貧困層の人が見たら傷つくよね、貧困だから映画は見ないだろうとでも思ってんのかな。
それとストーリーと関係のな
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.8

事前予習なしで観るのが良い映画。始めから、ホラー/家族愛/恋愛などと思い込んで見始めて途中から「あれれ?」と裏切られた時の面白さが良い。タイトルポスターや時系列の編集の仕方、キャスティングも秀逸だと思>>続きを読む

マザー!(2017年製作の映画)

3.4

旧約聖書の「天地創造」を茶番劇にしたと宗教的理由で問題になり日本では非公開となったらしいが、私的には衝撃的で退屈では無かった。俗世間の代表人の私は前半のわがまま夫にかなりイライラしてしまったので「隣人>>続きを読む

エミリー・ローズ(2005年製作の映画)

3.5

法廷モノとホラーが絶妙にマッチした作品です。実話が元とあって、ビジュアル的に悪魔を見せるのではなく、エミリー・ローズが受けた被害で恐怖を煽る手法です。
結末も法の下の裁きと、非科学的な存在を完全に否定
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ダークスカイズ(2013年製作の映画)

3.1

この終わり方なんだい??見つけた救世主のおじさんがバンッてドアを蹴破って出てこないの?児童相談所の人は訪ねて来ないの?家族愛は何処へ?固まって驚くだけ?プロセスはホラーチックで結構引き込まれたのに伏線>>続きを読む

スマイル(2022年製作の映画)

3.4

妄想と現実の判断がつかなくなってきたらそれが一番怖い。体が椅子から数ミリ浮くほどの瞬間的恐怖も有り、視覚的恐怖も有り、更に邦画ホラー的な陰気さが良い。主役のローズはケビン・ベーコンのお嬢さんだそうで演>>続きを読む

また、あなたとブッククラブで(2018年製作の映画)

4.0

ダイアン・キートン大好き!!
彼女は歳を重ねるほどチャーミングさが増すようだ。お馴染みのプラチナブロンドのストレートヘアに黒縁メガネ、初デートに選ぶのは黒のパンツスーツ。新しい彼(これまたグッと貫禄の
>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

観ようと思っていてつい先延ばしにしていた映画。3時間弱もありながら次々展開してかなり面白かった。「TENET」のクリストファー・ノーランならではの作品である。なぜ映画館で観なかったのか後悔してしまった>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

3.2

人間の二極。宗教に頼る迷える仔羊か、本能のままに生きるただの血肉の塊か。

FREAKS フリークス 能力者たち(2018年製作の映画)

3.3

序盤は心理描写も丁寧で、移動アイスクリームのお爺さんに「it 」の匂いがしてワクワクする。そして主人公のクロエがかなり可愛い。だがいや待てよ!?もしもこんな子が娘の友達ならやはりどこか遠い山中に隔離し>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.7

前作エスターの秘密を知ってしまった上でも期待を裏切らない面白さだった。先ず、鑑賞者がエスターと母親のどちら側の立場になってこの映画を楽しんだら良いか迷う導入部で期待に胸パンパンである。そしてエスターが>>続きを読む

サメストーカー(2020年製作の映画)

2.2

シリーズものとは知らずに本作を見てしまった。サメがストーキングしてくるのかと思ったら全然違った。主人公の女の子が可愛かったから最後まで見たものの「サメストーキング」ではなく「サメとストーキング」いやい>>続きを読む

きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.3

2ちゃんねるの都市伝説とは全く別のストーリー。前半はホラーゲームのような演出をしているにも関わらず、人としての感情や自己犠牲を問うて来るが、後半はそれが全く逆となる。真面目で誠実そうな恒松祐里を起用し>>続きを読む

死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.4

なるほどリメイクだったのか、元の方は確か昔、観たはずだったがすっかり忘れていたので後半「えーーっ」って二度も騙された。ストーリーは秀逸だがリメイクと分かったので評価はそこそこ。

ブラック・ウォーター(2007年製作の映画)

2.7

ワニ版「ロストバケーション」。
前半まったりするが、誰か助かるまでは観るのをやめるわけにいかないと思い直して最後まで観た。「ロストバケーション」の方が断然面白かったのは、ブレイク・ライヴリーの演技力だ
>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.8

お金が十人十色なキャラクター間を移動する様が面白い。たまにそれが主人公津田の執筆するストーリーの推敲の一部なのか、現実なのか混乱しそうな箇所があるがもう少し分かるようにして欲しかった。
最後のシーンで
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ロスト・ボーイ 死霊の館(2008年製作の映画)

3.6

家系ホラーによくある、奥さんだけが霊と遭遇する。そして誰もそれを信じてくれない。ありがちなパターンで前半で見るのをやめるところだった。やめなくてよかったー。後半畳み掛けるように謎が解けて面白い。

パラノイア 暴走祖母(2020年製作の映画)

2.5

マザコンの夫と、邪魔になるとすぐに毒を盛る義母。ストーリーも登場人物の思考回路も短絡的で退屈なので背景のインテリアだけ観てた。

ドアマン(2020年製作の映画)

3.4

先が読めそうなストーリーだがルビー・ローズが無敵で観ていて爽快。ジャン・レノは無駄遣い。英語圏で無口な伊藤英明。

ゴースト・ライト(2006年製作の映画)

3.3

イギリスウェールズのケルト文化を匂わせておいて全く違う展開に。伏線かと思わせておいて関係なかったり、主人公はミステリー作家なのに完全に読者、視聴者側で振り回される。何より息子を溺愛していたのに「息子の>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

ホラー映画としてならアナベルの方がずっと怖い。TikTokでホラー映画には無縁のようなおしゃれなダンスのミーガンが度々流れていたので、どんなストーリーかと期待値maxで観に行ったのだが割と普通であった>>続きを読む

ロブスター(2015年製作の映画)

3.3

共通点のある異性を探して結婚しなければロブスターにならなければならない。それから逃げ出すと、共通点は奪われて恋愛できない。またそこから逃げ出すと今度は共通点を新たに作らねばならない。まさに「恋は盲目」>>続きを読む

呪われた老人の館(2021年製作の映画)

3.4

認知症と言われ誰の信用も得られない怖さの方が化け物より怖いと言うホラー。ありそうでない展開が面白い。おばあちゃんっ子の孫のキャラが可愛い。暇つぶしの暇は充分に潰れる内容。

ザ・ディープ・ハウス(2021年製作の映画)

2.5

序盤は見慣れない設定にワクワクするが水中でなければ有りがちな展開。
酸素残量が少ないのに女性の無駄な動きが、怖いというよりイラついて、終いは脱力する。ストーリー的には普通なのにやたら疲れる映画でした。

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

3.9

殺人鬼の走り方が陸上選手のようで怖い。
警察は間抜けで、街を行き交う人は何も見えていない。殺人鬼と逃げる女の子二人だけの恐怖がよく描かれていたと思う。