るるるさんの映画レビュー・感想・評価

るるる

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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

4.5

最高に面白い。以前一度観ていた事を思い出したが、始まったら止まらなくなり、また観てしまった。始まってから息を吸うのも忘れるほどのスピード感。視聴の体感が15分でスケールが時代背景10億年という作品。何>>続きを読む

インテリア(1978年製作の映画)

3.7

音楽も殆ど流れない。あまり感情移入し難い家族。けれども、まるで”ZARA HOME“のHPをめくるような美しい作品。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

小学生の頃読んだ「あゝ無情」はこんなに壮大では無かった。ヒュー・ジャックマンの演技が素晴らしくミュージカルならではの一体感がすごい。俳優の誰も歌も唄えてすごいなぁと感心してしまった。

マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

3.7

他人の図書館での飲食をきっかけに脅迫性障害が翌日に治るのかな?とも思うが、位置を決めて置いておけばずっとそこにあるものと、植物の様に好き勝手に変様するもの。図書館の定位置の本と違って種子も植えた場所か>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.9

2を先に視聴してしまいましたので、PC画面による画面構成は特筆無しで。
それにしてもSNSでその人間を調べようと思ったらどこまでもわかってしまうものだなぁとそっちの方が恐ろしい。「紀州のドンファン事件
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ハウス・オブ・スポイルズ ~魔女の厨房~(2024年製作の映画)

3.5

前半、Gの辺りで気持ち悪くて観るのを止めてしまうとしばらくトラウマに...。
最後まで観れば「食、万歳!」みたいになる。そもそもレストランという場所は、全く知らない人間が奥の厨房でどんな材料でどうやっ
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

2.5

大好きな映画「ライフ イズ ビューティフル」のロベルト・ベニーニがパーポ!!!
もう彼を観るだけで涙が出そうになる。
そして彼を困らせるピノキオはすごく嫌いな顔をしていたので足が燃えても、狐に騙されて
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.8

全くもって同意!
数学と受験数学、英会話と受験英語、これらが別のために勉強が楽しくなくなっていくのはとても悲しい現実。こんな数学の先生にもし出会えたら一生の宝だと思った。
日本の私立進学校も高校から外
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

2.9

最後の最後まで事故か自殺か他殺か分からなかったのでついつい引き込まれてしまったが、終わってから思えば、窓から落ちる前に殴打、夫婦喧嘩で殴打って、めっちゃムキムキの妻か、幼稚園児みたいな夫かどちらかの結>>続きを読む

ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.2

アッリよりもお父さん、お母さん、弟の方がとても興味深い。雛の時代の表情が乏しかったのでアッリがただのクリーチャーでつまらない。オテサーネクの方がまだ面白かった。お母さんが卵を育てたら面白かったのに。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.0

ケイト・ブランシェットの演技がすごい!
患っているミソフォニア(音嫌悪症)、ミソキネシア(動作嫌悪症)が、必要でなくなり雑音と化した者を徹底的に攻撃して排除する。それが天才的で完璧なオーケストラを作り
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.5

「リバー流れないでよ」よりもう少し面白い。 何なら「リバー」は観ないでこちらを観れば良かった。 「リバー〜」にはいなかった頭の良い友達が登場している分、こちらの方がもっと面白い。お決まりのコントネタの>>続きを読む

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

3.7

過去エイリアンは4まで観ましたが、映画館で観たのは1以来。幽霊系のホラーよりずっと怖い。体が硬直しっぱなし。
ただグロいと聞いて覚悟していたが思ったほどではなかった。血しぶきよりもベトベト系(?)。そ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.3

軽く面白い。映画によくあるタイムループが、1日を繰り返すとかではなく2分を繰り返すためコントのようになっている。そのため菩薩氏の言うとおり、もっと無駄を削ぎ落とし1時間くらいで終わった方が良かった。

告白(2010年製作の映画)

4.5

犯人探しの推理ものだと思いこんで観始めたので、頭からずっと息をするのも忘れるほど面白かった。相手本人に対する虐めや殺人の動悸はなく、自己の不満を他人を傷つけて癒そうとする短絡的で、想像力が欠如した若者>>続きを読む

シークレット・チルドレン 禁じられた力(2015年製作の映画)

2.3

お仕置きのやり方や、毎日の田舎生活、妹はいつでも怖いもの知らず。その瞬間瞬間に思うところがあって最後まで観たものの後味のない映画。瞬間移動もたった数メートルしかできないし、夜抜け出して遊ぶのとは別問題>>続きを読む

もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

4.1

一度観たら必ずもう一回観たくなる作品。色々腑に落ちて別の作品のように思える。こういうの大好き。ここで何を書いても面白くなくなってしまうので1つも書けないもどかしさ...。うううっ
ただ途中の「ケケケケ
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崖上の悪魔(2021年製作の映画)

2.4

ありがちなストーリー。進み方がもっさりしている上に、途中から日本語字幕がズレてきて煩わしい。主人公のスミリが美人なのでそれだけ眺めて楽しむしかない。

碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.8

序盤の草彅剛は切れ長の目に、たとえ浪人になろうとも清廉潔白で清潔感ある武士がよく似合っていたが、復讐心からだんだんワイルドに...。丁髷の真ん中から短い毛も生えてきて(笑)、清廉潔白よりも「水清ければ>>続きを読む

パリタクシー(2022年製作の映画)

5.0

自分の母も92歳で逝ったが、世の中が戦後だったり、貧乏だったり、男尊女卑だったり、理不尽な思いもたくさんしてきている世代。この世代の人たちはきっとマドレーヌほどでは無いにしても、どの人も映画になるくら>>続きを読む

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.3

尊厳死というとてもセンシティブな問題を世代間や家族間のトラブルを混えながらのホームドラマと、美しい家や景色でサラッと綺麗にまとめた感じだが、リリーの揺るがないプライドが潔くて美しい。しかし登場人物の中>>続きを読む

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

2.9

観たことのないシチュエーションだけに期待し過ぎてちょっと残念だった映画。コメディ要素が中途半端でまさかのおばあさん見殺し。言い訳みたいに危険な帰路をくっつけてそれが正解みたいな感じが好きではなかった。

市子(2023年製作の映画)

3.5

道徳心は人が成長しながら養うが、皆が道徳的な環境で育つとは限らない。心の声が「いけないよ」と正しく導いてくれる者もいれば、社会の決まりとしか理解できない者もいる。社会とは人と人の繋がりで、時には自由に>>続きを読む

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

2.0

このような現状は世に知らしめるべきなので社会派映画作品として評価はするものの、視覚的にはとにかく気持ち悪い。
PC画面に映る変態クソ野郎は皆、ぼやかして写っているのだが、眼だけ無修正になっており人間と
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ある過去の行方(2013年製作の映画)

3.3

自由な恋愛の国フランスらしい作品。
美しいシャンゼリゼが舞台の恋愛映画や、おしゃれな大人の不倫映画もある一方、実はこれが現実なのだろうと思えるドラマ。登場人物のちょっとずつの自己中行動がドロドロになっ
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

5.0

こ、これは!!
シャンデリアMVのマディちゃんではないか!!!!!! この二人は天才だと思う。
Siaの曲は勿論の事、更に色や形に対する美術的な抽象化センスと、マディ・ジーグラーのダンスや演技力が見事
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裏の顔(2017年製作の映画)

2.0

ありがちなシチュエーションだが、リベンジシーンが観たくて最後まで観てしまった。しかしあれだけ顔違って誰も気付かない事があるだろうか。葬式で親戚じゅう集まって二人居合わせたらバレバレな気がするが...。>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.8

一時期TikTokでよく見かけていたので、なんとなく想像つく話だろうと観た気になっていたが、思いのほか面白かった。
導入部では失意のどん底から立ち上がり、勇気を出してハシゴを登り始め、段々と高所へ上が
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アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

2.5

う〜ん、これはどうなんだ、
大人に反抗的でも自分に都合が良ければ長いものに巻かれるみたいな…
おじいちゃんも、お父さんも、黒人の友達も個々はよく描かれているのにどうしてそうなる。

呪餐 悪魔の奴隷(2022年製作の映画)

3.0

シリーズ2作目だったとか全然知らずストーリーは謎だらけなので心理的にもさほど怖さはなく、ただ映像だけ楽しんだだけ。

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

4.3

これ好き!!子供たちの裏表のない素直さがいい。おじいちゃんのダチもカッコいい。ジャン・レノは勿論、キャストが全てピッタリハマっている。 終わり方もいじらしくて好き。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

ストーリーも非常に面白かったが、後半の作画はディズニーやピクサーにはない水墨画を思わせる絵が美しい。歌川国芳や、ゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」を思わせる。日本が誇る妖怪にはこれがピッタリである。>>続きを読む

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

4.5

途中、トールキンがライト教授と森の小径を並んで歩くシーンがあるので、そこをぜひ注目して観て頂きたい。「ホビット」や「ロード・オブ・ザ・キング」を観ていたなら感動のシーンである。アンパンマンのやなせたか>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.5

同じ銀行マンでも堺雅人とは違う阿部サダヲもいい。どちらのタイプもこれまた理想の上司だなぁ。

アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2016年製作の映画)

2.0

宗教の勧誘映画。大切な人の死を受け入れる事ができたり、犯人を許す気持ちがあれば自分が楽になるのは当たり前。
パパが現れてから宗教臭さを感じたもののあの世の娘の幸せそうな姿を見て涙がでてしまい、宗教勧誘
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アワ ~私は私の道を行く~(2022年製作の映画)

3.1

ありがちなストーリー展開ではあるものの、養子として大人に選ばれるのではなく、自ら理想の養母を追い求めるアワが可愛い。おばあちゃんの命が短い事を知り保護者が必要だと思う幼心が次第に成長して理想の女性を目>>続きを読む