映画飲みすぎさんの映画レビュー・感想・評価

映画飲みすぎ

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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.9

主演4名の恋愛模様をもどかしさを感じながら見ていました。それぞれが抱える思いを垣間見ていきながら短期間で下しか向かない子が前を向いて明るくなったり、そんな子に元気をもらい、新たに恋心を抱く子がいたり、>>続きを読む

今夜、世界からこの恋が消えても(2022年製作の映画)

5.0

繊細で素敵な映画でした。
表面だけを見ていると切ない気持ちになるだけかもしれないけど、"その時その頃"だけにある大切な瞬間をこの子たちは駆け抜けていたと私は思います。
たった今、何度も記憶を無くして見
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ハニーレモンソーダ(2021年製作の映画)

3.3

吉川愛さんがとても可愛らしい。ただ、こういう男性の言葉で今の子らはキュンキュンするのか?ちと疑問ではある。

ういらぶ。(2018年製作の映画)

2.0

妹の一言で完全に話が入ってこなくなって途中で見るのやめました。
優羽(ゆう)が、"You" "ユーはさ"と周りに言われまくるんですね。ジャニーズ系が出てるから妹の目からしたらあからさまだと思うんですが
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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗(2009年製作の映画)

3.9

完結編にて、結構な伏線の回収が待ち受けていました。物事において可能不可能を自分目線で考えずに客観的に考えられる頭脳と本能を持ち合わせてほしいなと思います。

20世紀少年<第2章> 最後の希望(2008年製作の映画)

3.9

想像するだけでも情報渋滞になる、本当に頭を使って読み解く良い映画だと思います。前作同様、決して良い展開ではありませんが、予備知識を蓄えられる面で優れていると思います。

20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年製作の映画)

3.9

もっと早くに見れば良かったのにと唇を噛んでしまうほど面白かったです。映画の展開がこの前見た『ゴッドファーザーⅡ』に酷似していたので、目が慣れてて最後まで見れましたね。今だからこそ分かる知識や所謂オカル>>続きを読む

アナログ(2023年製作の映画)

3.8

二宮和也さんと波瑠さんの演技力と幅の広さに感動しました。脇役のキャストさんたちも芸達者でこの映画の良さを一緒に作っていく感じが伝わってきます。"アナログ" であることの美しさを表現した良い映画だと思い>>続きを読む

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃ温かい映画でした。
芦田愛菜さんと宮本信子さんの演技も素晴らしかったです。愛菜さんの走るフォームがきれいでちゃんと速くてビックリしました。意外と走るのって癖があってとても大変なのですが、お
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

5.0

ただただ面白かったです。実写版として描かれている本編自体はあくまでプロローグという立ち位置です。日本人である上で大事なことがたくさん散りばめられていて、感動しました。そして、映画の続きはドラマ版へと移>>続きを読む

レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.8

ディズニー映画の世界観とマーベル映画の世界観が融合したような作品でした。ドウェイン・ジョンソンとクリス・エヴァンスが出ている時点でそんな感じがしていました。占星術や呪術や秘匿組織などいつも何かの裏側を>>続きを読む

サマリタン(2022年製作の映画)

4.0

新年明けましておめでとうございます㊗️
今年もよろしくお願いします!
今年は去年よりも多く映画を見て、たくさんのレビューをしていきたいと思っています🎬
新年一発目に選んだこの映画はとても面白かったです
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

昨日に続いて見てきました。前回とは演出が大きく違い、ビトーの成り上がりのエピソードとマイケルの葛藤のエピソードの同時進行でした。前作に続き、言葉を大事にする場面が多々あり、裏切りや陰謀渦巻く展開でした>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

この年になって、何年も前から両親にこの映画を勧められては見ずに来たけれど、父からの半ばゴリ押しで初鑑賞しました。思っていた想像していた以上に人間味の深い映画だったなと思います。コルネオーネの懐の深さと>>続きを読む

愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.0

こういうお話って現実にも表に出ないだけでありふれているだろうなと思いました。とにかく松岡茉優さんの演技が上手すぎました。腐れ縁の家族との再会、ボロボロな状態を救ってくれた男性との出会い、何故かその男性>>続きを読む

愛なのに(2021年製作の映画)

3.7

何とも言えない女子高生役の河合優実さんの演技がとても良かったです。亮介のセクシーみたいな行為がド下手だった所も最後まで繋がっていく展開は個人的に好きです。社会的に表に出したらダメでも心の中だけで思って>>続きを読む

BECK(2010年製作の映画)

3.8

心の優しい青年が音楽に出会い飛躍していくお話。小幸のギターが上達していく展開だったり、小幸の状況に謝れない竜介に真帆が後ろからキックをかますシーンだったり、ラップバトルをする千葉の姿だったり。ちゃんと>>続きを読む

ReLIFE(2017年製作の映画)

3.8

今現在に至っても主要キャストがめちゃくちゃ良い。岡崎紗枝さんがめちゃめちゃ初々しいし、中川太一さんや平祐奈さんもキャピキャピで、青春(アオハル)だなと思いました。"誰かを陥れることは自分を陥れることな>>続きを読む

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

白石和彌さんの作品なので、描写がほとんど生々しいですし、全くダメな方は本当にダメだと思います。しかし、新解釈または隠された真実なら話は別になるかと思います。私は見て良かったと思っています。主人公側の">>続きを読む

からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

5.0

ドラマを見ずに本編を見ました。高木さんにとって、"からかい・からかわれる"の意味がとても深くて、どれだけ月日が経っても変わらなくていいこともあるんだなと感心して最後まで見ていました。西片がエッチな意味>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

4.5

今回はアクションの要素と魅力と迫力が3段階ぐらいアップした出来だったと思います。特にあの団地のシーンは必見の価値ありです。堤真一さんの光る演技力も掛け合わさり、闘う者vs暗躍する者の展開は面白かったで>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

5.0

全体的な構成と主人公の普段の様子と仕事の時のギャップに魅力と迫力があり、とても面白かったです。序盤のアクションこそ『ジョン・ウィック』を彷彿とさせる動きでしたが、途中からそこに幕末後の『緋村剣心』が合>>続きを読む

ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.6

この映画を見る直前まで私は山田杏奈さん目的という実に浅く安易な気持ちで臨もうとしていました。見ていくうちに次第に凄惨なヒロインへのいじめから、彼女自身が豹変していき、完全にカオスと化した世界に飲み込ま>>続きを読む

シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

4.4

ジャーナリスト目線のアメリカ内戦の映画となっています。本編における政権を転覆すべく動く勢力とLGBTQ+や不法移民万歳の政権との一騎打ちを生々しく映画化したものでした。特に印象に残っているところは、並>>続きを読む

ヴァン・ヘルシング(2004年製作の映画)

3.6

映画本編の展開こそ読めてしまうのかもしれませんが、映画音楽(サウンドトラック)は個人的に好きです。それこそ夜中に聴くと本編の場面と臨場感が全て合わさるので既存の生活リズムを壊す=夜行性になる・夜更かし>>続きを読む

キングダム 大将軍の帰還(2024年製作の映画)

5.0

IMAXより鑑賞。
全てのシリーズを映画館で鑑賞してきて今作がやはり一番迫力があり見応えがあったような気がします。大戦なので悲しみも付いて回りますが、私はラストに信が言ったセリフを聴いて心から安心しま
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.4

ここ最近の日本の映画の中では個人的にはトップクラスの映画かなと思います。"家族"というものに自分は相応しいのかと葛藤し続ける主人公が水墨画と出会い、前を向いていくお話。それぞれが"己の線"を見つけた時>>続きを読む

87分の1の人生(2023年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃ心の底まで響く映画でした。
加害者対被害者の立場であっても、"行動する"ことで許されずとも、"寄り添う"距離まで関係が修復していく過程に目頭が熱くなりました。

密輸 1970(2023年製作の映画)

4.0

母とレイトショーより。
海女さんが生活苦から抜け出す為に密輸品に手を出したことで税関や密輸王などを巻き込んでいく狂想曲。
個人的にはやはり歳は取ったものの、今も変わらず立ち振る舞いがイケメンなチョ・イ
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

3.5

ー かつて人と竜はひとつだった ー
事実です。だって人のDNAの螺旋が竜の形と同じですもの。

るろうに剣心 最終章 The Beginning(2021年製作の映画)

3.6

最終章にしてプロローグにあたる内容の映画です。なぜ緋村剣心が "人斬り抜刀斎" と恐れられたか、なぜ緋村剣心が人を斬ることを辞めたのか、ここに全てがあると思います。個人的にはもうちょっと尺が欲しかった>>続きを読む

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.6

父に勧められて見ました。"無実の罪"を背負って囚人となった主人公と、彼よりもずっと前から服役している囚人との絆を描く作品です。鬼教官と特に所長に関してはとても腹が立ちながら見ていましたけど、受け入れ難>>続きを読む

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

定期的に見る映画です。これは最高です。見れば分かります。脇役でロバート・ダウニーJr.さんが出てくる細かい豪華さもありますが、主人公カールの料理が全部美味しそう。キューバサンドは一回食べてみたいぐらい>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.9

頂点が腐ると組織は腐る。それを思い知らされた映画でした。野村萬斎さんの台詞と演技力には大変驚きました。『アンチ・ヒーロー』の伊達原検事正の衝撃も然り、本当に演技がお上手です。

ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

5.0

これは暗くて重かった心を救ってくれた大切な映画です。劇中でも主人公が勤務先を志願退職する際に、言いたいことを全て言わせていただくというところはめちゃくちゃ勇気をもらいました。黙ってちゃダメだな、おかし>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.5

短編映画にしてはかなり暗くて重めの内容でした。ただ、こんな永野芽郁さんは見たことがないと断言できるぐらいの緊張感が漂っていました。毒親に対していつも良い子を演じる日々、親元を離れても記憶の中で付き纏い>>続きを読む