クリストファー・ノーランすごい監督じゃん!と評価を改めた。大作が退屈な人はぜひこの作品を。
ただの目眩しや奇を衒った小手先芸におちいっていない、物語に大きな効果を与える時間軸のシャッフルで魅了された。>>続きを読む
フランス的なノリとユーモアを気楽に楽しめる作品。笑える。
ただし人が切り刻まれるので苦手な人は気をつけて。
長丁場だけどあまりダレることなく観ていられるのは緩く繋がった人間関係の面白さとテンポの良さのお陰だろう。登場人物もエピソードも多く雑多になりやすいところを飽きさせず戸惑わせずに惹きつけるカットと編集の>>続きを読む
子どもの頃はジブリで1番好きな作品だと思っていたけど、原作漫画を読んでから見返してみると漫画の方が断然面白い。原作ではナウシカこんなにメソメソしてばっかりじゃなくてカッコいいのになあ。
でも音楽は素敵>>続きを読む
めちゃくちゃ美しい、美し過ぎる絵。特に前半30分くらいのキレキレの映像美は圧巻。王家衛はこの作品に影響を受けたのかな?と思った。
しかし美しさ以外は退屈で、シンプルな話の筋の割にはよく分からないシーン>>続きを読む
絵は綺麗だし物語も面白くなりそうなのに、とにかく歌が好みじゃなさすぎた。好みの問題なのだけど、音楽が主題の作品で曲が好みでないととにかく辛過ぎる。中途半端に現代っぽくしたせいで音楽がすごくダサい。それ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ラストのどんでん返しに大衝撃を受けて以来10数年、2回目見てみたらどう感じるだろう?と久しぶりに見てみた。
ラストがわかっているからこその楽しみもあるけれど、ちょこちょこ筋が通っているのか気になる点も>>続きを読む
きちんと丁寧に、緻密に練られた脚本が素晴らしい。無駄なシーンがひとつもない。登場人物も多く、入り組んだ物語なのにツッコミどころがない。緩急のリズムも良く、飽きさせない。下手な役者がおらず、特に主演の3>>続きを読む
おばあちゃんと孫の関係が良い感じでほのぼのとする。人間関係が面白くなかなか楽しく観れた。
お洒落っぽい小道具や世界観に映像で撮ってて良い感じにパッケージングされているけれど、内容がなくセリフが薄っぺらいから心が全く動かなかった。
泣けるロボット映画と言えば、いまだにやっぱりアンドリューが名>>続きを読む
楽しめる作品だけど、前評判がすごく良かっただけにもっとエグるような辛辣な現代社会批判や男性中心主義な現実世界に対する皮肉があるのかと期待してしまっていた。もうちょっと攻めていても面白い作品になったので>>続きを読む
前作の面白さはどこへやら、よくあるハリウッドっぽい映画だった。
よくあるバンバン撃ち合うアクション系かなと思ったら意外に頭を使う展開で予想以上に面白かった!
作戦もお粗末だし警察もお粗末だし展開も「え?それだけ?」と驚くほど空っぽなトンデモ映画。名監督でもこんなに面白くもなんともない作品を撮れるんだなと驚いた。
クリストファーウォーケンが男前過ぎるところだ>>続きを読む
タランティーノ的軽いノリを楽しめる前半戦から一転、後半の展開に度肝を抜かれたのにそこからテンポが悪くなり長過ぎた。90分にまとまっていたら最高の傑作だったかも。
なんとも言えない哀しい気持ちになる。"普通"の人の残酷で浅ましい心と奇形であるエレファントマンの素直な心の対比に胸が詰まる。果たして私はどうなのか、と問われる作品。
よくあるどうしようもない男と、何故かどうしようもない男にどうしようもなく惹かれる女たちのどうしようない物語なのに、王家衛が撮ると良い感じに仕上がってしまう。
他の映画なら鳥肌が立ちそうなキザ過ぎるセリ>>続きを読む
とにかくずーっと独り言を言い続ける暗殺者の物語なのだけど、その独り言がとにかく面白くなさすぎて退屈な作品だった。
冒頭から怪しげなロビンウィリアムに期待したのだけど始めだけだった。演出と脚本と他の役者が良くないのか、狂気でもないしインパクトもない。中途半端な作品。
説明的ではないので物語の世界や設定を理解するのに努力を要するが、それがハマれば楽しめるかも。
内容よりも無機質な未来感とデストピア、感情の無い人間、真っ白な空間など映像が魅力的だった。LUHはどうなっ>>続きを読む
ゴーストドッグとレイモンドと女の子のやり取りだけで好きになってしまう作品。言葉の通じない親友。本の受け渡しがコミュニケーション。境界に生きる人の小さな交流。屋上、伝書鳩、葉隠、羅生門、舞台装置がお洒落>>続きを読む
莫大な資本を投入されたB級コメディ。マーベルの中でもソーは全くシリアスじゃないところが良いところ。嫌いじゃないけどそれにしても今回はかなりトンデモな物語だった。
ナタリーポートマンのミスキャスティング>>続きを読む
若いトムが可愛い。挑発されてヘラヘラ笑うところが良い。でも絶対にチームは組みたくないタイプ。チャーリーが恋愛面には重要だけどプロフェッショナル面では噛ませ犬でしかないところに時代を感じる。子供の時に観>>続きを読む
AIの反乱物の元祖。70年代の作品と思えない設定と着眼点の新しさが焦点を絞ってコンパクトにうまくまとめられている。ガンマンの歩き方が素晴らしく、後半戦で主人公がギャーギャー言わないところが変にドラマチ>>続きを読む
起だけが続いて承転結がなく案外サラッと終わる。限りなく夢に近い現実と、限りなく現実に近い夢が交差する、さながら大人のための御伽噺?ハイになったアリスの面倒臭い絡みが最高なカップルあるあるでこのシーンだ>>続きを読む