emilyさんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

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嗤う分身(2013年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ドストエフスキーの小説「分身」を元に作られたドッペルベンガーがテーマの不条理系の物語。

内気で存在感のないサイモンは同じ職場のハナに恋しているが、デートに誘うことすらできず、望遠鏡で覗いて彼女を眺め
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美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

それぞれ海辺の素敵なお家とイケメンの息子も持つロズとリルは息子が小さいときから一緒に過ごしてきた無二の親友。
ある夏ロズにリルの息子が告白する事で、抑えきれない欲望が溢れ出し、禁断の関係が始まる。同時
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

1.7

35歳童貞、趣味は貯金の役所勤めの箱入り男と、盲目の箱入り娘が親同士の代理見合いを通して惹かれ合う純愛物語。

内気で人を寄せ付けない男を演じる星野源のメガネの奥の死んだような目がとても印象的。

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フローズン(2010年製作の映画)

1.2

リフトで、取り残されたカップル+友達の三人。
週末しか開いていないゲレンデなので1週間誰も来ない状態。
そこからの脱出を、試みるが。

閉じ込められるまでの、設定は、そこそこ面白いと思ったし、1人めの
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監禁/レディ・ベンジェンス(2015年製作の映画)

1.9

地下室で監禁されてるイブが、なんとか抜け出し、他にも監禁されてる少女達を助け、確か友達も一緒に監禁されてたはずなので、その居場所を探すが、待っていた事実を知ったとき、本当の男へのリベンジ劇が始まる。>>続きを読む

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

5.0

2➕2=4どんな時もこの事実はかわらない。
それに反する手のひらのなかのメモがないと言う逆のエピソード。物語の冒頭に大事なことはすべて詰まってます。

物語は三部になっていて、
白血病で余命わずかのア
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最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲(2014年製作の映画)

2.0

フランスで5人に1人はみた大ヒット作らしいですが、やはりそれも色んな人種、宗教が混在するフランスならでは。

娘三人が中国人、ユダヤ人、アラブ人と国も宗教も違う人と結婚していて、最後の娘にはカトリック
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乙女の祈り(1994年製作の映画)

5.0

ケイトウインスレットのデビュー作品にあたる、実話に基づいた思春期の妄想、幻想、夢物語のいく末がグロテスクな結末を生んでしまうお話。

時代は1950年代のニュージーランド。中学生のポウリーンはイギリス
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クロエ(2009年製作の映画)

2.9

歳を重ねてどんどん老けていくように感じるキャサリン。夫を試すため、誘惑してくれるように若くて美人のクロエに頼む。クロエの報告はどんどん加速し、その話にやがて欲情してしまう。

早めにネタバレされるが、
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

2.6

わたしも原作読んでてみた口です。ネタバレ知っていても楽しめる展開になってます。
主役のまゆ演じる前田敦子の立ち位置が変わっていくにつれて表情だったり目線の変化だったり、本当独特の存在感のある人だなぁと
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パラドクス(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

犯罪を犯した兄弟と、刑事。
一本道を車で走ってる家族。

どちらも誰かの死に直面したとき、そこに閉じ込められ出られなくなる。

ビルの中で刑事と若者。
一本道で夫婦と息子。

35年の月日が流れ若者は
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横道世之介(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

長崎から上京して大学生活を始める横道世之介。名前からちょっと笑えるんですが、人懐っこくて、お人好しで憎めない愛されキャラ。

大学でもすぐに友達ができて、年上に恋したり、社長令嬢のぶっ飛び少女祥子ちゃ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.7

実話をもとにゲイカップルが、母親に、見捨てられたダウン症の少年と一緒に暮らすが、法によって引き離され、取り戻すために戦うが、公平ではない裁判が悲劇の結末を生む。

まず時代設定が1979年であるので、
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5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

3.5

東京女子流というアイドルグループを全員が主役にみせるような切り口で閉鎖的な女子校での日常を描いたもの。

まずわたしは東京女子流というアイドルグループを知りません。当然ファンでもありません。
いわゆる
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桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

5.0

映画を見る上で、やはり大事なのはリアリティだと思ってる。
印象的なのが映画部顧問のゾンビ映画にリアリティはあるのか?と言う問い。

クラスのどこにでもいる生徒達のそれぞれの目線からいろんな問題や心情を
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マーターズ(2015年製作の映画)

1.6

フレンチスプラッターのリメイク版。

少女時代監禁されていた少女が大人になって家族を探し当て、殺していく。唯一の友達アンナに打ち明けるのだが、監禁されていたのには訳があって、痛みに耐えられた人が死ぬ間
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.1

離婚間近の手紙代筆業のセオドアは感情を持つ人工知能サマンサと出会い恋に落ち、妻との結婚生活と向き合い成長していく物語。

人工知能は声だけなんですが、感情があり、とてもかしこくやがて実態のない肉体のな
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

やっと観れました。終わった後なかなか立ち上がれず、ずっと映画の世界から抜けれませんでした。三時間の長編なので、途中寝ちゃうかもって思ったんですが、そんな隙なかったです。

七海はSNSで知り合ったおと
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ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

3.5

ブエノスアイレスの大都会に立ち並ぶ建築物。新旧がひしめき合い、無機質だったり不思議な並び合わせだったり。

靴箱と呼ばれる窓のないマンションで交わりなく暮らす男女。

2人とも問題を抱えてて、引きこも
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

4.7

あと味わるい鬱映画に必ず名前があがる薬に依存して転落していく様を描いた作品。

ドラッグのために自らの体まで売ってしまう女の子や、痩せたいためにどんどんクスリの量を増やしてしまう母親だったり。

ただ
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もらとりあむタマ子(2013年製作の映画)

3.4

就職せずにニート状態のたま子が父親が1人で暮らす実家に帰ってきて、ただご飯食べて、漫画読んで、でもちょっと頑張ってみたり、やめてみたり、特に何もおこらないニートの毎日を淡々と綴る物語。

映画だからっ
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ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)

3.1

15歳、青春真っ只中のミニー・ゲッツ。母親の彼氏と初体験をし、売春まがいなことをしたり、3Pまがいなことをしたり、あくまでそれに溺れるわけではなく、秘密と言う儚く壊れやすい枠の中で成り立つ夢物語を楽し>>続きを読む

ほとりの朔子(2013年製作の映画)

3.2

浪人生の朔子は叔母の海希江に誘われて海と山に囲まれた避暑地で夏休みを過ごす。そこでいろんな人とであいがあり、海希江の幼なじみの兎吉の甥で福島から避難してきている年下の孝史とであい仲良くなっていく。>>続きを読む

レイプ・オブ・アナ・フリッツ(2015年製作の映画)

2.1

アナフリッツと言う有名な女優が亡くなった。遺体安置所ではたらく少年は友達2人をさそい遺体をみせてあげるのですが、三人の内2人がレイプした途端なんと彼女が生き返ると言う、非常に面白いのテーマでの幕開け。>>続きを読む

永遠のこどもたち(2007年製作の映画)

3.4

パンズラベリンスのギジェルモデトロ制作とあってホーラーのカテゴリーを超えて、ファンタジー要素もあり、最後には感動もあり筋の通った物語構成で、意外性もあり楽しめる。

物語は孤児院再建を試みるの、当日に
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キラー・インサイド・ミー(2010年製作の映画)

3.0

田舎町の保安官が、上司に頼まれ売春婦の家を訪ね、彼女に平手打ちされたことから、眠っていたサディスティック心がよみがえり、売春婦をベルトで叩きつける。しかし彼女はその痛みを受け入れて、保安官との関係を続>>続きを読む

ピースオブケイク(2015年製作の映画)

3.1

漫画からの実写化らしいですが、わたしは読んだことないです。

仕事も恋愛も流されるまま生きてきた志乃が、家と仕事を変え、バイト先の店長と恋に落ちる。この店長には彼女がいるんですよね。

2人ともどこに
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

素晴らしいストーリー展開。
まさかの裏切りが、さらに新しい展開を生む。

見てる間瞬きもできないぐらい
ドキドキしながら見入ってしまいました。

女って怖いね

とか

そんな簡単な言葉で片付けられな
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デッド・オア・リベンジ(2015年製作の映画)

1.5

トレッキングにきた男子2人と、女子1人。地雷を踏んでしまう男。それは三角関係のもつれによる復讐の罠だったのです。

罠を仕掛けた男はさっさと山を降り残された2人はとある男にであい、助けを求めるが、その
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.0

アルゼンチンとスペイン共作の6話からなるオムニバス。

6個の物語には絡みはなく、基本偶然が重なり悲劇を生み、予想もしていない結末を見せる。

偶然の重なりの中でそれぞれ主人公達のスイッチが入ってしま
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幕が上がる(2015年製作の映画)

2.0

ももクロのあの全力なイメージは払拭されて、どこにでもある青春映画でした。

ももクロという先入観で鑑賞しはじめて、はじめは映画の中で演技してる感があったんですが、徐々に中和され、気がついたらちょっとセ
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父の秘密(2012年製作の映画)

3.8

母を亡くした娘と父が新しい土地でやり直そうとD.Fに引っ越してくる。

なかなか妻の死から立ち直れない父親を励ましつつ、新しい学校に馴染んでいく娘アレ。

ある日のパーティでクラスの人気者と体の関係を
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きみはいい子(2014年製作の映画)

3.6

認知症の人や、子供への虐待、子供にバカにされてる先生、いろんな人がいて、どこにでもあるような現実を描いてる群集劇。

特に子供への虐待のシーンがすごくリアリティがあるなって思いました。殴られてもやっぱ
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.7

四時間と言う長編。
しかもテーマが宗教絡みでかなり重めなんですが、初めはシュールなコメディタッチではじまるので、終始笑いっぱなしなんですよね。

だから途中からどんどん愛がむきだしになってきて、シリア
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あやしい彼女(2016年製作の映画)

1.5

韓国の怪しい彼女のリメイクらしいです。

73歳のカツが20に若返り。そうして昭和の歌謡曲とポップなおようふくが懐かしいのに新しくて、こんな良い歌だったんだぁ〜なんて思ったり。

まぁ若干長すぎて退屈
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アレックス(2002年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

カノン、カルネで知られるギャスパー・ノエの問題作。

"メメント"のような結末からさかのぼっていく、ワンカット構成。

赤(肉)を基調とした復讐のシーンは独特のカメラワークでアレックスの今の彼氏マルク
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