天坂えみるさんの映画レビュー・感想・評価

天坂えみる

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

あえなく配信で鑑賞。
私自身、3.11以降、分断された様々な考えに翻弄されていたので、
劇中のふたばの行動に共感する部分がありました。

身近で大切なものを信じて、それを貫くことはシンプルだけど大変な
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

遅ればせながら後章を鑑賞。
前章は映画館で観ました。

浅野いにお作品がアニメで観れるだけでも
嬉しいのに、りらちゃん&あのちゃんの門出とおんたんへのシンクロ率が異様に高くて、声のイメージは2人意外あ
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.8

多感な時期に観て、夢みたいなライブ映像だなぁと思った作品。
今でも大好きなトーキングヘッズ。
今見ても踊れる!最高のライブパフォーマンスなのですが、大人の事情、、メンバーの軋轢も見え隠れしてしまい、複
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羅生門(1950年製作の映画)

4.6

年明けに投稿しようと思い、なんだかんだで1月も中旬になってしまいました。
そう、年明けの映画といえば黒澤明作品というイメージがあります。
子どものころ、出かけの準備をしていると
ふと流れてくるモノクロ
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三十四丁目の奇蹟/34丁目の奇蹟(1947年製作の映画)

4.6

サンタクロースの正体ってなんだろう?
そのベストアンサーが詰まっている作品。
クリスマスといえば商業戦略的なイメージ(作品の中にも皮肉な描写あり)も強いのに、なぜだか毎年ほっこりした気持ちになってしま
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.8

最近鑑賞。
原作の良さが上手く引き出された作画。
高評価も納得です。
何かしらの創作に熱中したことかある人には更に響くんじゃないかな。
食べることや寝ることを忘れて友人と曲作りをした思い出が浮かび上が
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ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

3.8

以前から気になっていたのですが、メルカリでたまたまDVDを購入することができ晴れて鑑賞することができました。
アッバス作品で観られる滑稽な会話劇を日本の環境に自然に落とし込んでおり、くすくす笑える場面
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ドナルド・リチー作品集(2004年製作の映画)

4.5

大学の図書館で昔に鑑賞。
今でも強く心に残っている作品集です。
裸の創作(劇中で本当に全裸なってるけど)
とはこういうことなのか!と感嘆しました。 私の心の中にだけ留めておくのもなんなので、こちらでそ
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私の好きなモノすべて(1993年製作の映画)

3.5

YouTubeで予告編を見て、アーティスティックで前衛的な作品だと思い、鑑賞したのですが、思いのほか会話劇(下ネタ強め)が面白く、ゆるい展開が心地よかった。
主人公の男性はなんだかんだで幸せ者なんじゃ
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.0

とにかく、リアルで胸が痛い。
やるせない性描写と兄弟がむさぼるマクドナルドのハンバーガー、、胸焼けしそう、、しかしながら監督の作品に対する気迫は沸々と伝わってきます。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.6

手垢がつくほど観ている作品。
一人で観て、家族で観て、気がつけばまた
家族で観ています。
ホグワーツのみんなの仕草が愛おしい。
色褪せないファンタジー。

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

3.0

映画というより壮大なPVとして楽しむのが良いかもです。
作品の世界観は好きなのですが、深みはあまり無く、飴玉を舐めているうちにエンドロールといった感じ。

ラスト・オブ・イングランド(1987年製作の映画)

3.5

全体に流れる終末感が凄まじい。
場面によって打ち出される赤、青、緑のイメージが印象的です。
そして、何はなくとも、この映画にはティルダ•スウィントンがいる。
終末のミューズ感、、妖艶だった。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

アフターヤンを観た流れで再鑑賞。
どうしようもなく、やるせない。
切なさが突き刺さってくる映画。
そのためか、剣道部の先輩と過ごす場面や
沖縄旅行(旅行の前半に限る)の場面がより美しく映える。
思えば
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

最近鑑賞。 次世代のSF作品だなぁと感じました。
もともと中国の古典が好きだったせいか、ヤンの言葉もすっと胸に入ってきて、心地良い。
リリイ•シュシュの『グライド』を新鮮な形で聴くこともできてそれもま
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

この間、ふと久々に鑑賞しました。
レオンがもし孤高の殺し屋だったら、筋金入りのハードボイルドアクションになっていたでしょう。
けれど、ヒロイン『マチルダ』の存在がレオンの弱さや優しさを浮き彫りにさせま
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(1954年製作の映画)

4.5

私の大事な映画のひとつです。
全編に漂う哀愁でいつも夕暮れみたいな気分になる。
そして、『ごんぎつね』に初めて触れた哀愁に少し似ているが気がするのです。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

5.0

本当に痛快!
ドタバタ音楽映画の殿堂ですね。
個人的にはキャブ•キャロウェイのエンターテイナーぶりが痺れました。
出演者みんなかっこいい☆

チェブラーシカ(1969年製作の映画)

4.8

ロシアのマスコットとして有名なチェブラーシカ。
いざ作品に触れると当時のソビエトの緊張感が巧妙なオブラートに包まれてはいるけれど、ひしひしと伝わってきます。
作品の裏の主人公はいじわるおばさんのシャパ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.8

少しひしゃげた青春を送った私にとって、
共感の塊のような映画。
スティーブ・ブシェミの冴えないけれど、ちょっとモテちゃう感じとか、突如現れるヌンチャク男とか、たまらない要素満載。

ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

4.5

秀逸なポエトリーディングがそのまま画になったような作品です。
私は詩作をするので、心の中はこの作品に出てくる人々と同じような感じかも?
メルヘンチックな部分だけではなく、争い、分断、葛藤、苦悩の描写も
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.6

フェリーニが見た夢が元になってるせいか
、展開(特に中盤以降)が本当に夢のせかいにいるようでした。
ラストシーンはわたしの中の映画史上最高といっても過言ではないです!

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

パターソンの日常が優しくて可笑しくて
ずっとエンドロールが来なくてもいいやと思ってしまいました。
詩的だし、なんともステキな映画です。

ロビン・フッド(2010年製作の映画)

2.5

息子とゆったり鑑賞☆
ロビンフッドが義賊になる前の物語というのが興味深かったです。
やはり弓矢の狙い撃ちは鉄板なのですね。

狂った一頁(1926年製作の映画)

3.8

まさに大正のクリエーターの知の結晶です。
無声映画のため、予備知識無しで観ると現実と幻想の狭間で慌てふためくことになるでしょう。。でも、、それはそれでまた良し!

東京画(1985年製作の映画)

3.8

『パーフェクトデイズ』の流れで鑑賞。パチンコ、ゴルフetc 滑稽な東京を撮った映画。
小津さんも滑稽な日本を撮るのが上手い監督。全てはつながっているんだね。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

遅ればせながら、鑑賞しました☆
ひとつひとつの台詞や画を噛みしめながら
丁寧に映画を観たのは久しぶりな気がします。
素晴らしい映画でした。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.8

小さな頃、この作品の雰囲気がなぜか苦手で、ナウシカレクイエムなんてトラウマでした。 子どもながら、作品の重さが暗に、伝わっていたのかもしれません。
今となっては原作も含め、大切な作品のひとつです。

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.3

Vol.1と比べてB級感は抑え気味。
クライマックスに向けて、スマートに仕上げた印象を受けました。
これはこれでよいのですが、前回の痛快なぶっ飛び感を期待してたので、若干、物足りなさも感じましたね。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.8

タランティーノのB級愛が詰まった作品!
潔いB級アクション、胡散臭いネーミング
などなど、、とても痛快です。
賛否両論あるけれど、私は笑って楽しめました☆

都会のアリス(1973年製作の映画)

4.8

私の映画におけるツボ。
利発な少女と冴えない男というワケあり構図のルーツ的な作品。
バッファロー66の証明写真の2ショットや
somewhereの気怠い日光浴はここが原水なんだろうなぁと思うと感慨深い
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.5

中学生の時に背伸びして観ました。
画になる俳優をこの上なく格好良く撮った映画。
今まで観てきた映画と全然違うな。なんだろうこの感覚は、、普通だったら間延びして退屈になってしまうシーンもさらりと観れてし
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煉獄エロイカ(1970年製作の映画)

3.3

突発的な時間軸の変化に振り回されて、途中何を観てるのかよくわからなくなってしまいました。
しかしながら、監督の独特のアングルは凄まじく、こんな構図ありなの?と驚嘆でした。 稀有な映像体験をしたい方はぜ
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テンペスト(1979年製作の映画)

3.8

シェイクスピアを題材に珍味を精製した感じ。青白い暗がりの映像が主体なのですが
、その中で瑞々しい魚のようなトーヤの演技が光ります。
そしてラストの多幸感が素晴らしい。
デレク•ジャーマンは本当にヒロイ
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.5

深夜にたまたまテレビでぼんやりみてたら、本当に台風のような映画で、気持ちを彼方に持っていかれたのを覚えています。
この間、配信で見直して少年少女の感情により丁寧に触れることができました。