天坂えみるさんの映画レビュー・感想・評価

天坂えみる

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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.0

とにかく、リアルで胸が痛い。
やるせない性描写と兄弟がむさぼるマクドナルドのハンバーガー、、胸焼けしそう、、しかしながら監督の作品に対する気迫は沸々と伝わってきます。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

3.6

手垢がつくほど観ている作品。
一人で観て、家族で観て、気がつけばまた
家族で観ています。
ホグワーツのみんなの仕草が愛おしい。
色褪せないファンタジー。

Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

3.0

映画というより壮大なPVとして楽しむのが良いかもです。
作品の世界観は好きなのですが、深みはあまり無く、飴玉を舐めているうちにエンドロールといった感じ。

ラスト・オブ・イングランド(1987年製作の映画)

3.5

全体に流れる終末感が凄まじい。
場面によって打ち出される赤、青、緑のイメージが印象的です。
そして、何はなくとも、この映画にはティルダ•スウィントンがいる。
終末のミューズ感、、妖艶だった。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.0

アフターヤンを観た流れで再鑑賞。
どうしようもなく、やるせない。
切なさが突き刺さってくる映画。
そのためか、剣道部の先輩と過ごす場面や
沖縄旅行(旅行の前半に限る)の場面がより美しく映える。
思えば
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.0

最近鑑賞。 次世代のSF作品だなぁと感じました。
もともと中国の古典が好きだったせいか、ヤンの言葉もすっと胸に入ってきて、心地良い。
リリイ•シュシュの『グライド』を新鮮な形で聴くこともできてそれもま
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

この間、ふと久々に鑑賞しました。
レオンがもし孤高の殺し屋だったら、筋金入りのハードボイルドアクションになっていたでしょう。
けれど、ヒロイン『マチルダ』の存在がレオンの弱さや優しさを浮き彫りにさせま
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(1954年製作の映画)

4.5

私の大事な映画のひとつです。
全編に漂う哀愁でいつも夕暮れみたいな気分になる。
そして、『ごんぎつね』に初めて触れた哀愁に少し似ているが気がするのです。

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

5.0

本当に痛快!
ドタバタ音楽映画の殿堂ですね。
個人的にはキャブ•キャロウェイのエンターテイナーぶりが痺れました。
出演者みんなかっこいい☆

チェブラーシカ(1969年製作の映画)

4.8

ロシアのマスコットとして有名なチェブラーシカ。
いざ作品に触れると当時のソビエトの緊張感が巧妙なオブラートに包まれてはいるけれど、ひしひしと伝わってきます。
作品の裏の主人公はいじわるおばさんのシャパ
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.8

少しひしゃげた青春を送った私にとって、
共感の塊のような映画。
スティーブ・ブシェミの冴えないけれど、ちょっとモテちゃう感じとか、突如現れるヌンチャク男とか、たまらない要素満載。

ベルリン・天使の詩 4K レストア版(1987年製作の映画)

4.5

秀逸なポエトリーディングがそのまま画になったような作品です。
私は詩作をするので、心の中はこの作品に出てくる人々と同じような感じかも?
メルヘンチックな部分だけではなく、争い、分断、葛藤、苦悩の描写も
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8 1/2(1963年製作の映画)

4.6

フェリーニが見た夢が元になってるせいか
、展開(特に中盤以降)が本当に夢のせかいにいるようでした。
ラストシーンはわたしの中の映画史上最高といっても過言ではないです!

パターソン(2016年製作の映画)

5.0

パターソンの日常が優しくて可笑しくて
ずっとエンドロールが来なくてもいいやと思ってしまいました。
詩的だし、なんともステキな映画です。

ロビン・フッド(2010年製作の映画)

2.5

息子とゆったり鑑賞☆
ロビンフッドが義賊になる前の物語というのが興味深かったです。
やはり弓矢の狙い撃ちは鉄板なのですね。

狂った一頁(1926年製作の映画)

3.8

まさに大正のクリエーターの知の結晶です。
無声映画のため、予備知識無しで観ると現実と幻想の狭間で慌てふためくことになるでしょう。。でも、、それはそれでまた良し!

東京画(1985年製作の映画)

3.8

『パーフェクトデイズ』の流れで鑑賞。パチンコ、ゴルフetc 滑稽な東京を撮った映画。
小津さんも滑稽な日本を撮るのが上手い監督。全てはつながっているんだね。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

5.0

遅ればせながら、鑑賞しました☆
ひとつひとつの台詞や画を噛みしめながら
丁寧に映画を観たのは久しぶりな気がします。
素晴らしい映画でした。

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.8

小さな頃、この作品の雰囲気がなぜか苦手で、ナウシカレクイエムなんてトラウマでした。 子どもながら、作品の重さが暗に、伝わっていたのかもしれません。
今となっては原作も含め、大切な作品のひとつです。

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

4.5

中学生の時に背伸びして観ました。
画になる俳優をこの上なく格好良く撮った映画。
今まで観てきた映画と全然違うな。なんだろうこの感覚は、、普通だったら間延びして退屈になってしまうシーンもさらりと観れてし
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台風クラブ(1985年製作の映画)

4.5

深夜にたまたまテレビでぼんやりみてたら、本当に台風のような映画で、気持ちを彼方に持っていかれたのを覚えています。
この間、配信で見直して少年少女の感情により丁寧に触れることができました。

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

ひとつひとつの場面が絵画のようで、見入ってしまいます。
煙草の煙のゆらめきさえも計算されたような構図。
そして杉村春子さんの演技も、なんとも煙たく、たまらないんですよね。
世代を超えて、胸に響く映画で
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