etcetranさんの映画レビュー・感想・評価

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侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

3.5

新左衛門
義理と人情と純情と
山口馬木也さんに
乗り移った
愛らしいキャラクター

チープながら血が通ってて
映画愛が伝わってきた

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

3.9

誰も悪くない

切なくて、でも
実は癒される

「彼」と
「妻」と
「ケーキ職人」と
見えない糸で繋がれていて
その糸は愛だったから
誰も悪くない

過去を探した筈が
今に生きる羽目に

それでいい
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.4

前作に思い入れがあるわけでもなく
戦闘機には何の興味もなく
トム・クルーズファンでも
なかったけど

良かったわ〜
見て良かった〜

これぞハリウッドムービーですね
そしてトム・クルーズ
彼こそムービ
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ローラとふたりの兄(2018年製作の映画)

3.8

最近映画を見る時間が
なかなか取れなくて

なのでこの作品を
今日と明日で1時間づつ
見ようと決意するも

結論、止めれなかった
ぶっ続けで見てしまい
他の用事は出来ずじまい

ローラを挟んで
だめだ
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ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密(2002年製作の映画)

3.6

明るい雰囲気とは真逆に
ガチな重たい過去があった

母ヴィヴィと娘シッダの間の
未消化のままだった出来事

母ヴィヴィはアルコール中毒だった
こうなってしまったのも
そのまた母から与えられなかった愛
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

4.0

なるほど賛否両論ある作品

ホアキン・フェニックス版
ジョーカー再び!
彼が演じるジョーカーは
やっぱりやっぱり魅力的で
歌い踊る彼も
自ら弁護人になる彼も
しっかり私の記憶の中に
刻み込まれてしまっ
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泣いたり笑ったり(2019年製作の映画)

3.6

誰もがエネルギー高
みんな元気 笑

自分の父親の再婚相手が
男性だったら
しかも年の差あるし
そりゃあ葛藤するー

問題はそこじゃなくて

問題は「愛」

自由人なパパトニーの
オリビアびいきは
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

4.8

最近YouTubeで
レディ・ガガの身に起きた
衝撃的な辛い体験と
身体に起きた二次被害を知り

「何故自分にこんな事が起きたのか。今はすべてに意味があったと分かった。自分を救えたように、誰かを救える
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ブルックリン(2015年製作の映画)

4.5

祖国アイルランドから
ニューヨークへ渡ったエイリッシュ

船での洗礼
慣れない接客業
強烈なホームシックを乗り越え
出会ったイタリア人ボーイフレンド

「私も愛してる」と
悩んだ末に言えたとき
彼女は
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ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー(2008年製作の映画)

3.5

gleeを想像してたから
合唱系じゃなかったのが
個人的に残念

ピアノ伴奏してたケルシーが
可愛くて性格良くて
一番よくない?

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)

4.2

エネルギーに満ち溢れた
時期でもあり
時代でもあったのか

思い切り楽しんで
思い切り傷ついて
思い切り生きてた
高校時代

大人になっても
熱い女の友情物語って
たくさんありそうで
あんまりない
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.6

乳児のとき誘拐され
そして監禁状態から
25歳で外の世界に出てきた
ジェームズ

ジェームズには
厳しい現実が待ち受けていた⋯って
そっち系のストーリーも
面白いのかもしれないけど

周りの包容力に
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.7

初っ端の車の渋滞から
ストレスフルですねー

この時代からすると
理解や工夫が進んで
ストレス社会も
危ない人の数も
まだマシになったような
気もするけど
どうかな?

皆のストレスを背負って
ブチ切
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.9

剥き出しのフランシス
彼女をみて
剥き出しだった
自分自身の断片思い出して
ちょっと苦くて愛おしい気持ちに

目標からズレてたり
親友の彼氏を恨んだり
よく知らん人から
グサッとくること言われたり
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

この家族に一体何があったの?
ピリピリイライラ

特に兄のアントワーヌから
溢れ出る怒り
対ルイに関しては
怒りを通り越してた⋯

愛に飢えていて
大事な物が見えていない

「たかが世界の終わり」
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コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー(2022年製作の映画)

3.6

病院の理事会で
中絶についての議論
男達がタバコ吸いながら
中絶を鼻っから認めないシーンは
本当に不愉快だった

結果ジョイがたどり着いた行為
まさかのジョイが⋯
これにはかなり驚いた

中絶をしなけ
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恋のドッグファイト(1991年製作の映画)

3.6

ローズ
決して美しくはないけれど
オシャレでもないけれど
話してるうちに
とても居心地の良さを感じて
こちらの話も
ちゃんと聞いてくれるから
肯定された気になって
ずっと一緒に居たくなるような
ローズ
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

3.5

ジュリアは恋愛のチャンスが
どの世界線でも
誰かしらと必ずあるので
“真実の愛”系に憧れる私には
誰かに絞って欲しいなーなんて

最後は感動の方向へ⋯
ちょっと強引!?

ストーリーは面白かったけど
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ジュリアン(2017年製作の映画)

4.2

何が起こってしまうのか
いっときも目が離せなかった
手に汗握った

ジュリアン役の子の表情が
素晴らしい
この父親がどんな奴か
教えてくれる

ジュリアンをもうちょっと守ろうよ
父親はもちろんだけど
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.4

ドラマは未視聴

整くんのセリフが
深くて好きだった

子供は固まる前のコンクリ

“女性の幸せ”とは
男性の感性、都合から
作られた言葉

人の幸せ人それぞれ

人は弱くて当たり前だと
誰もが思えた
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さらば、わが愛 覇王別姫(1993年製作の映画)

4.7

蝶衣と小楼の関係は
単なる“同性愛”という枠には
当てはまらない
この微妙なところが
見る側を惹きつけさせる

蝶衣は母親に
多指症の指を切断される
という衝撃の行動をもって
捨てられている
小楼を失
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.6

サイレント映画時代の
大女優ノーマと
売れない脚本家ジョー

破滅への道へ向かうしかない
皮肉にも運命的な出会い

どちらとも現実を
直視できずにいる
執着して手放せない
いずれ真実が
逃れようもなく
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監督失格(2011年製作の映画)

3.8

これは心して
見なければならなかった

彼女にいずれ訪れる「死」を
知っていたからこそ
選んだ作品であることは
否めない

だけど周りの方々の悲しみは
直視できなくて
この作品を見てしまったことに
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.2

典子がふと悟るシーン
すごく好きだった

頭がすんと静まりかえり
理屈ではなく
心が何かを思いだす

子供の「なんで?なんで?」に
親がうまく答えれない
その方が子の脳は育つという

「茶道は形を作っ
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サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

3.6

逆境を勢いに
大きな勇気と
行動力を発揮する話には
いつも励まされる

サンドラの
「昔の夫が恋しい」の言葉は
意外で考えさせられた
暴力振るわれても
思い出の中の彼までは嫌いになれない
いい時もたく
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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

3.4

痴呆が進む妻
落ち着かない様子で
キョロキョロ何かを探すように
ずっと視線が動いている
とても頭のいい方だったのだろう
どんなに立派な方だったとて
脳の病気は襲いかかる

夫は悪くなる妻に
オロオロ度
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.7

何でも自分でできちゃう人
他人に厳しくなりがち

疎遠になってしまった家族
子育てさえも
私の子育て大成功!
にしてしまうマインド
ある意味尊敬

シャーリー・マクレーン
年をとっても
年をとったなり
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トト・ザ・ヒーロー(1991年製作の映画)

4.0

トマにとって
結局はアルフレッドへの嫉妬が
生きる意味になっていて
姉アリスへの愛を深くし
本当の幸せを見つける
鍵だったように思う

アリスがトマへ示した
愛の形は悲劇だったけども

アリスと二人き
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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.2

アメリカ田舎ののどかな風景に
バカでかい何でも食いそうなワニ

パールの服装、髪型
特にかわいい声と
無邪気な夢
ところが⋯

沸点超えるととんでもない
いっちゃってるねー
酷いサイコパスぶり

親が
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小さき麦の花(2022年製作の映画)

4.8

有るのが当たり前の
反対側で
生きてきた人は

有ることに
丁寧に感謝して
幸せを倍、感じられる

ヨウティエの深い優しさ
クインの無垢な心

ひとりではきっと
大泣きしてしまうことも
ふたりなら泣き
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レイルウェイ 運命の旅路(2013年製作の映画)

3.8

PTSDの辛さの一片は
分かったような気がする
コントロール不可能
その時と同じ恐怖が
時間が経った今でも
強く再現されてしまう

2度と見たくないものと
2度と会いたくない人に
直接向き合い会いに行
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スイッチ 人生最高の贈り物(2023年製作の映画)

4.4

「面白かった!」
と見終わった後
言ってしまった

ストーリーのテンポが
そして展開がおもしろくてたまらん

ファンタジーで
コメディで
心が暖まって涙して

ポイント無しで
見れるようになるなら
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.1

期待を裏切らない
ボリウッドエンターテイメント映画
結末読めちゃうのもいい感じ

カシミール地方の宗教問題など
社会的問題も含んでいて

越えちゃいけない線をまたいだ
人と人の触れ合いの物語といえば
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オフィシャル・シークレット(2018年製作の映画)

4.0

政府に背いて
報道関係に
とある事実をリークした
キャサリン・ガン

事実だということも手伝って
すごく緊迫感があるにも関わらず
盛り盛りで大袈裟にしていない
抑えたテンションがよかった

よくぞ無事
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ウィ、シェフ!(2022年製作の映画)

3.5

料理への自身の信念を
曲げられないシェフ
カティがカッコいい

一流レストランを捨て
さあどうしよう
そこからホントのドラマが始まる感じも
ワクワクした

移民の子供達
それぞれの個性と共に
料理を通
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.5

ゼンデイヤなら
見なきゃってことで⋯
彼女は可愛かったり
妖艶だったり
時にゾットするほど
闇落ちな表情するから凄い

テニスで果たせなかった野望
2人の男でそれをプレーするタシ

前半は三角関係が
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