etcetranさんの映画レビュー・感想・評価

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グロリア(1980年製作の映画)

3.5

ツッコミどころが
そこかしこ

激情揺さぶる音楽が
じゃんじゃん

セリフが短く強め

なんかおしゃれ

グロリア版レオン
いやレオン版グロリアだったのか

小さめなピストルと
綺麗な足にハイヒールで
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To Leslie トゥ・レスリー(2022年製作の映画)

4.2

ダメ女やヤバ女の話は
割と好きなんですが
レスリー、正直苦手だった
魅力を感じなかったし
どこか計算してそうで
信じれなかった

の、だけど
段々と応援し始めてしまう

物語の構想だけじゃなく
アンド
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チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

3.6

ジュリア・ロバーツが
大きく口を開けて爆笑する姿は
この世をハッピーにします

ジョージ・クルーニーとの
息のあった演技が面白く

2人がこの映画の撮影を
楽しんでたんだろうなって
画面から伝わってき
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パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

3.8

主に娘エマの視点で
描かれているからか
エマが不憫でならなかった

親として
もう少し時間をかけて
もう少し繊細に
扱ってあげられなかったかな

受け入れられないのは当たり前
さらにその感情に
罪悪感
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.3

私にはとっつきにくい内容なのではと
疑いつつ、恐る恐る(?)再生

結果ダニエル・デイ=ルイスの演技に
引き込まれまくりの2時間半

石油王ダニエルの野心と欲望
彼に感じる「陰」の雰囲気

カリスマ牧
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ロスバンド(2018年製作の映画)

4.1

見やすさと
テンポの良さ

素朴な登場人物達の魅力

そして
バンドと友情とロードムービー
逆境と乗り越えたその先

完璧です
寄せてません
そちらが素直なので
こちらも素直に面白かったです

子供か
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コット、はじまりの夏(2022年製作の映画)

4.7

寡黙な少女コット

手のかからないコットは
さらに親から手をかけられず
ネグレクト状態
父親から向けられる
言葉も視線も冷たい

預けられた親戚夫婦の家で
静かに愛ある関係を築いていく

コットとこの
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画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

4.1

初見で波長が合う人だなと
分かる時がある
話が通じやすく
会話がスムーズに運ぶ

逆に合わない人とは
「あれ?そんな意味で言ったんじゃないんだけどなー」って
もやもやしてしまうこと
少なくない

この
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奇跡のシンフォニー(2007年製作の映画)

3.3

う~んと
ちょっと冷めた気持ちになってしまった。
出来過ぎやり過ぎシンフォニー

主役のフレディ・ハイモア君は
今やすっかり一流の俳優ですね

まさかのロビン・ウィリアムズが出てたなんて
とても嬉しか
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.9

ひとりの男をめぐって
親友であるふたりの間に亀裂が入る
そんなありふれた内容じゃなかった

相手を想うからこそ
大切だからこそ
言い出せない言葉があり

失うのが怖いからこそ
自分を守るために
強い言
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殺したいほどアイ・ラブ・ユー(1990年製作の映画)

3.8

わー!
行き当たりばったり
豪華キャストに会えた!
ケヴィン・クラインから~
ウィリアム・ハートに
リバー・フェニックス
キアヌ・リーヴス。

画像も古くてそれが逆いい。
内容は作品名の通り。
いや、
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それでも私は生きていく(2022年製作の映画)

3.4

尊敬する父が弱っていく姿に動揺を隠せない
シングルマザーのサンドラ。
新しい恋人は既婚者。
それでも日々は続いてく。

とある節目に差し掛かったひとりの女性のとある日々。ドキュメンタリーかのようなレア
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リトル・チルドレン(2006年製作の映画)

4.1

いつかの被害者は
もしかしたらいつか誰かの加害者。
いつかの加害者は
もしかしたらいつか誰かの救世主。

足りないものを求めて
これさえ手に入ればと思っても
本当に大切なものは
もうすでにそこにあって
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

3.6

人は愛を学んでいる途中
音楽とは心で聴くもの

心の奥底に届くsiaのパワフルな曲と歌声が大好きで、彼女が映画を作ったらどうなるんだろうと見るのを楽しみにしていた。

彼女がミュージックビデオで表現し
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ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気(2015年製作の映画)

3.6

同性カップルというだけでなく、この2人については年齢差という壁もあったのではと思う。

他人からの偏見にはウンザリするだろうし、いちいちカミングアウトしなきゃいけないんだから神経すり減るだろうな。
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女神の継承(2021年製作の映画)

3.7

モキュメンタリーという言葉をはじめて知った。ドキュメンタリーだと思ってしまったほどニム役の女優さんはリアルな演技だった。

正直もっと心理的に来るやつを期待してた。
ホラーと不快がセットで、視聴者を意
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

3.9

ひとりの女性と3人の男達。

青春時代から始まる。ポンコツ車をなけなしのお金で買い取り修理し、4人で爽快にドライブする様子は、この世はまだまだ希望に満ちているように見えた。

40年の間に結婚や離婚、
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レッド・ロケット(2021年製作の映画)

3.4

イン・シンクの「Bye Bye Bye」
ダサカッコイイオープニング曲からスタート。

ショーン・ベイカー監督の作品を見るのはこれで3作目。これも前2作同様、品のない薄っぺらい面々が人間ドラマする話。
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旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

3.5

アメリカ・フェレーラにおいては、他の3人とはテイストが違うからどうしても地味にうつる?いやいや、とんでもない。やっぱり主役級の何かをもってる人なんだなと納得してしまった。『アグリー・ベティ』は大好きな>>続きを読む

旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.5

たまにはシンプル分かりやすい映画も見たくなる。

「なかよしグループの約束だからね、ねーっ!」みたいなの強いられるのあまり好きじゃないけど。
それはさておき、4人ともキラキラ☆してて可愛かった。

バビロン(2021年製作の映画)

4.8

凄い、もの凄かった。
3時間を長いと感じない見応えだった。面白い!

エンターティメントの世界の表と裏。栄光と衰退。時代の移り変わりに置き去りになるスター達。

映画は時の流れとともに古くはなるが、そ
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アンモナイトの目覚め(2020年製作の映画)

3.7

19世紀イギリス。
実在していたメアリー・アニングという人物。服を泥だらけにしながら化石を発掘していている姿から始まる。生活はかなり苦しそうで食もすこぶる質素。生活そのものにも彩りがまるでなかった。
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怒り(2016年製作の映画)

3.9

主役級の俳優さんが盛り盛りで、豪華にもほどがあった。彼らの演技がひとつの作品に集まってるという点だけでも十分に見応えがあった。

森山未來さんにおいては妖怪に憑依されてるみたいだった。凄い。

愛する
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眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.6

ヘレナ・ボナム=カーターを知ったのはこの作品だったっけ。存在感は最初から別格だった。髪の毛がふわふわモリモリで可愛い。

セシル役のダニエル・デイ=ルイスが愛おしい… 

良家の娘が良家の婚約者を選ば
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

殺し屋シガー役にハビエル・バルデム。衝撃的にハマり役。なんとも重厚感のある恐ろしさ。あの髪型はずるい。
彼はユーモア、つまり情けを持ち合わせていない男。
ベル保安官(トミー・リー・ジョーンズ)が追って
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声優夫婦の甘くない生活(2019年製作の映画)

3.7

内緒でテレホンセックスで働く奥さんの事、電話越しに気づいてしまう夫ヴィクトル。そもそも奥さんの声に一目惚れしたらしい。

仲良い夫婦も一瞬ですれ違うことがある。

そして一回のキスで仲直りできることも
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午前4時にパリの夜は明ける(2022年製作の映画)

3.8

パリの角部屋、ガラス張りの窓辺でタバコを吸うシャルロット・ゲンズブール。絵になる。

人生は思わぬ出来事が起きて
手に負えなくなるほど大変だったり
絶望したくなるほど理不尽なことがあり
眠れなくなるほ
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太陽の帝国(1987年製作の映画)

4.0

36年振りに鑑賞。

あの少年がクリスチャン・ベールだったと今回初めて知り驚き!演技力がすでに凄くて、その才能にさらに驚き。

ジェイミーは生命力が、エネルギーが、順応力が凄い。ただ、鉄砲玉のように興
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輝ける人生(2017年製作の映画)

4.5

人生最大のピンチが、本当の自分を取り戻す最大のチャンス。
よくあるよなストーリー進行?!だけどめちゃめちゃおもしろい。

年齢なんて関係ない!若かったあの頃の夢と才能を再び花咲かせる。サンドラがどんど
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

3.8

『燃ゆる女の肖像』セリーヌ・シアマの初の監督作品。作品自体、初々しくもあり同時に完成度も素晴らしかった。

引き寄せては突き放される恋。ヒリヒリと切ない。曖昧な境界線にいるティーンエイジャーのみずみず
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.7

親子のほのぼのムービー?単調でつまらないかな…見るのやめるか…いや、その前に皆さんのレビューを見てみるか…うーん、これはやめちゃいけなきゃいけなさそうだ…

その通りだった!ありがとう!

ラストのク
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鏡の中の女(1975年製作の映画)

3.7

現実か妄想か分からなくなった世界ってこんな感じなのだろうか。最初に信頼を寄せて見ていたイェニーが崩れていく。

正気と狂気の境界線ってどこ?
目だ、目。
リブ・ウルマンの演技でそう思った。目の表情がガ
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あのこと(2021年製作の映画)

4.2

マリアンヌは必死だった。選択肢はない。一刻も早く。

いずれは欲しいもの、だけど今じゃない。

マリアンヌの強い葛藤と、身体にかかる大きな負担が焦燥感をもって伝わってくる。 

誰かや何かを責める映画
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マジック(1978年製作の映画)

3.9

レクター博士以前のアンソニー・ホプキンスにゾゾゾ。狂気じみた演技にむしろワクワクしたと言ってもいい。

「恐怖」に辿り着くまで、なんとも言えない落ち着かない感情にさせられる。1987年、その古さも手伝
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.9

話がクリアに見えてくるまで少し時間がかかってしまった。クリスティン・ウィグも出てるしコメディの頭で見てたけど、途中からもう真剣!

旦那さんの行動はかなりひいた。バーナデットが何故今こういう状態なのか
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ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.7

変化することは怖い。
でも、小さな一歩がやがて大きなものへと繋がるかもしれない。

トレヴァー君が友人をいじめっ子から守るという勇気ある行動。その結果おきた悲劇は、矛盾じゃないかと思われて仕方なくてち
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