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リトル・チルドレンのetcetranのレビュー・感想・評価

リトル・チルドレン(2006年製作の映画)
4.1
いつかの被害者は
もしかしたらいつか誰かの加害者。
いつかの加害者は
もしかしたらいつか誰かの救世主。

足りないものを求めて
これさえ手に入ればと思っても
本当に大切なものは
もうすでにそこにあって
あとはそれに気づくだけなのかもしれない。
サラの子供がふと居なくなるシーンでの
ケイト・ウインスレットの演技が
いろんな事を教えてくれる。

大人になっても
私達の中にいる子供は
救われる時を待っている。
だから人と人は
加害者や被害者や救世主を演じながら
自分自身で気づく時を
待っているのかもしれない。
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