ナゼルの夜会さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ナゼルの夜会

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柔らかい肌(1963年製作の映画)

3.3

16.11.20 ブルースタジオ(北千住)

ブルースタジオという映画館のあることをこの少し前に知った。ちょうどトリュフォー作品を上映していたので観にいった。いつも閑古鳥の映画館で、いつ閉館になっても
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ブロンドの恋(1965年製作の映画)

3.5

16.11.04 新文芸坐(池袋)

(日記から)
時間をつぶし、7時半から新文芸坐で映画を観る。チェコのヌーヴェルヴァーグ映画。ヌーヴェル・ヴァーグにしては(?)ストーリーは至ってわかりやすい。ユー
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

2.8

13.07.08 DVD(レンタル)

(日記から)
ひっさしぶりのヒッチコック。有名どころだが、いままで観ていなかったので借りてみたが、少々期待はずれだった。一番ひどいのはまたしてもラストの手抜き。
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マルサの女2(1988年製作の映画)

3.0

13.08.10 DVD(レンタル)

(日記から)
個人的には前作の方が楽しめた。こっちはなんだか観終わったあとの印象が良くない。三国連太郎はもともとあまり好きな俳優じゃないというのもあるかも。主演
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宇宙人東京に現わる(1956年製作の映画)

3.3

13.08.02 神保町シアター

(日記から)
ギャグっぽい雰囲気もあり笑えるシーンも多々あったが、やはりこれはシリアスで平和への祈りを込めた映画だ。でもパイラ星からやってきた宇宙人たちが、地球を
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性と愛のコリーダ(1977年製作の映画)

4.0

24.01.20 DVD(レンタル)

3つのいちおう独立した話がパラレルに進む。メインは自殺願望のある小川亜佐美と2人の青年の三角関係。片方の青年はトラックにはねられ即死するが、女は私の代わりに自殺
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霧の中の風景(1988年製作の映画)

3.8

24.01.18 DVD(レンタル)

幼い2人の姉弟が家出しギリシャからドイツへ放浪の旅に出るリリカルなファンタジー童話。実際にあった事件に取材して作られたらしいが、現実離れしている。はじめてのおつ
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赤い夜(1974年製作の映画)

4.0

22.09.17 K's シネマ(新宿)

(日記から)
K'sシネマの奇想天外映画特集。2本目は初めて観る作品だった。「顔のない眼」ほど上映機会は少ないと思われ、観賞機会が得られたのはラッキーだった
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顔のない眼(1959年製作の映画)

4.0

22.09.17 K's シネマ(新宿)

(日記から)
K'sシネマの奇想天外映画特集。1本目は昨年も観ているフランジュの「顔のない眼」。すでに知る人ぞ知るカルト洋画の定番として名高い。
どうしても
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ヘカテ(1982年製作の映画)

3.0

22.09.11 ブルースタジオ(北千住)

その日の日記には、男優がイマイチだったとしか書いていない。内容に関してはあまり印象に残らなかったようだ。なんとなく女優のほうは気が強くて男なんて何さ!みた
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空、みたか?(1972年製作の映画)

2.5

22.08.27 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
時間ができたので渋谷で映画を観てきた。監督・脚本の田辺泰志という人は知らなかったが、「裸の銃弾」の吉澤健が主役だったので。
時系列のどうもわかりに
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クリミナル・ラヴァーズ(1999年製作の映画)

2.5

22.07.22 ブルースタジオ(北千住)

(日記から)
今日観た映画は、20年ほど前のフランス映画。正直期待外れだった。すべてが中途半端な印象。ラストも、え?ななんだ!?という、クライマックスに無
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狙われた男(1956年製作の映画)

3.3

22.07.03 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
ミステリ・サスペンスとしてはまあまあの内容だった。しかし被害者の目ん玉がゴミ捨て場からいきなり出てきたのはギクッとした。
5階か6階建て(と思われ
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危いことなら銭になる(1962年製作の映画)

4.0

20.03.04 DVD(レンタル)

(日記から)
昨年7月に渋谷で観た「カモとねぎ」に近いテイスト。こういうのはとても好み。宍戸錠、左卜全、浅丘ルリ子をはじめ主役・脇役がそれぞれ個性を発揮している
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競輪上人行状記(1963年製作の映画)

4.0

22.02.05 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
今日観た映画は、ラスト(オチ)にしてもギャグみたいに受け取れなくもないが、テーマは人間の弱さだろう。いろいろ考えさせられ一筋縄ではいかない変な映画
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殺されたスチュワーデス 白か黒か(1959年製作の映画)

3.0

22.01.29 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
120分近い映画の割に話はとてもシンプルで、急展開もあるでなし、意表をつくどんでん返し的流れもなしで、けっこう冗長に感じた。ま、実際の事件に題材を
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第七の十字架(1944年製作の映画)

3.3

22.01.17 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
午後観た映画はジンネマンというF.ラングなどと同時期にドイツからアメリカ亡命した監督の作品で、たぶんこの監督の作ったものを初めて観たと思う。かなり
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愛欲の罠(1973年製作の映画)

3.8

21.11.23 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
渋谷で観た「愛欲の罠」、これぞまさしくカルトなポルノだった。圧巻なのはやっぱり後半に登場する、主人公を始末するために組織が送った二人組の殺し屋だ。
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ピンクカット 太く愛して深く愛して(1983年製作の映画)

3.0

21.11.21 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
今日は、昼から渋谷で映画。日活ロマンポルノ特集の1本。終わってからトークショーがあって、この作品の主演の1人、寺島まゆみさんから撮影時のエピソード
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日曜日の人々(1930年製作の映画)

3.0

18.03.11 DVD(レンタル)

(日記より)
サイレントで途中途中に登場人物たち(男2+女3)の会話が画面いっぱいに映しだされる。(翻訳された字幕が同じタイミングで下に表示される。)1930年
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フェリーニの道化師(1970年製作の映画)

3.8

18.02.23 DVD(レンタル)

(日記から)
フェリーニのDVDを観終わった。後半、特にチャプターでは「道化師の死」の、道化師達が大勢出てきて繰り広げるコミカルな劇から、余韻の残るラストへの流
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野いちご(1957年製作の映画)

2.5

16.04.20 DVD(レンタル)

(日記から)
ベルイマンの「野いちご」を2日かけて観た。主人公は老人(学者)だ。頑固者で自分は友人もいなくて孤独だ、とか心情吐露してるが、死別した妻との間に子供
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カンバセーション…盗聴…(1973年製作の映画)

3.8

16.04.03 DVD(レンタル)

(日記から)
フランシス・コッポラ監督、ジーン・ハックマンの「盗聴」を観終わった。テーマも良かったしストーリーもなかなか面白かった。流れる音楽も良かった。3日に
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緑の光線(1986年製作の映画)

3.5

24.01.14 ブルースタジオ(北千住)

夏のバカンスに恋人がいなくてどこにも旅行に行けず一人で過ごさないとならないというのが、そんなにみじめでつらいことだったのか。じゃあ何週間もの休暇はかえって
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後ろから前から(1980年製作の映画)

3.5

24.01.13 DVD(レンタル)

この手の映画としてはまずまずの出来だった。暴走族デビルのトップの若者が童顔で迫力がなかった。畑中葉子は客観的に見て可愛いとは思わない。好みの問題かもしれない。僕
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明日はいっぱいの果実(1960年製作の映画)

3.0

2014年8月 ラピュタ阿佐ヶ谷

(日記より)
主演が鰐淵晴子、助演は姫ゆり子(どこかで見たことがありそうだが名前は初耳)の2人の田舎娘の東京ストーリー。アッケラカンと逞しい。だまされて金を巻き上げ
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監獄への招待(1967年製作の映画)

3.8

2014年7月 神保町シアター

(日記から)
サスペンス物だがユーモアセンスも感じられる。内容もまずまず面白かった。そんなに破綻してなかったと思う。しかし最後はちょっと切なくホロリとくる。

追記:
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眠るパリ(1923年製作の映画)

3.8

2014年3月 無声映画鑑賞会 @H.ラングウッド(西日暮里)

(日記より)
サイレント映画でも、字幕が英語で出れば(平易なレベルなら)理解できるので、弁士はいなくていいかなと感じた。2本目のルネ・
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