ナゼルの夜会さんの映画レビュー・感想・評価

ナゼルの夜会

ナゼルの夜会

映画(147)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

誘惑(1957年製作の映画)

3.8

22.06.28 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
またまた、芦川いづみの愛らしさで和んだ。渡辺美佐子のツンデレ役がなかなか良かった。ストーリーもけっこう面白く中平作品らしい洒落た映画だった。登場人
>>続きを読む

その壁を砕け(1959年製作の映画)

3.5

22.06.19 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
芦川いずみの愛らしさに和む。殺人の濡れ衣を着せられた青年が、最後には容疑が晴れ、ハッピーな結末だったので良かった。しかしタクシーの運ちゃんでもない
>>続きを読む

大地(1930年製作の映画)

2.8

22.06.12 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
夕方、シネマヴェーラで映画を1本観てきた。サイレント映画であることは最初から承知の上だった。それでも、あまりに静的で、押し寄せる睡魔との闘いに終始
>>続きを読む

女狙撃兵マリュートカ(1956年製作の映画)

2.8

22.06.07 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
映画は個人的にかなりイマイチだった。主人公(女兵士)の言動、その根っこにある価値観というのだろうか、よくわからなくて、共感が持てず、そのせいでスト
>>続きを読む

月曜日のユカ(1964年製作の映画)

3.0

20.04.08 DVD(レンタル)

(日記より)
とても微妙。自分の価値観だと1000円以上出して映画館で鑑賞するほどではないかなという作品だった。主演の加賀まりこは見事なコケティッシュな小悪魔ぶ
>>続きを読む

さすらい(1975年製作の映画)

2.8

20.04.05 DVD(レンタル)

(日記より)
バスのようにでかいトラックで映画館を回る男が主人公のロード・ムーヴィー。登場人物も限られ、ストーリー的にはあってないような感じでダラダラと進行する
>>続きを読む

妻は告白する(1961年製作の映画)

4.0

20.03.31 角川シネマ有楽町

まだ東京で緊急事態宣言が発令される前だった。都内でもいくつかの映画館では自主的に閉館しているところもあったが、有楽町の角川シネマは通常営業してくれていた。発令がも
>>続きを読む

死の十字路(1956年製作の映画)

4.0

23.11.11 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
今日観た井上梅次映画も十分面白くて堪能した。江戸川乱歩の小説が基になっているとは、上映が始まるまで知らずちょっとビックリ。乱歩といえばおどろおどろ
>>続きを読む

エスパイ(1974年製作の映画)

3.5

23.11.10 DVD(レンタル)

(日記より)
「エスパイ」を観終わった。原作は小松左京のSF小説。藤岡弘と由美かおる、草刈正雄、出番はすくないが加山雄三も登場。全員がレベル差はあるようだが超能
>>続きを読む

女教師 汚れた放課後(1981年製作の映画)

3.8

23.11.07 DVD(レンタル)

(日記より)
女教師役の風祭ゆきも良かったが、女子生徒役の太田あや子がもっと良かった。さらに一番良かったのは、彼女の失踪した父親役の三谷昇だったと思う。彼は風祭
>>続きを読む

四畳半襖の裏張り(1973年製作の映画)

3.0

23.11.03 DVD(レンタル)

(日記より)
クレジットで永井荷風原作となっているが、この映画でどの程度原作をなぞっているのか気になる。前半の恥じらい気味に振舞う宮下順子に逆にそそられるものが
>>続きを読む

月世界旅行(1902年製作の映画)

3.0

18.05.24 DVD(レンタル)

1902年制作のモノクロ作品がオリジナルということになるが、着色されたカラー版のDVDをレンタルして鑑賞。満月に人間の顔を描く擬人化を最初に思いついたのは誰だっ
>>続きを読む

ジキル博士とハイド氏(1932年製作の映画)

2.5

18.04.05 DVD(レンタル)

日記には何も感想めいたことがなかったし、記憶に残っていない。
いちおうこの日観たという履歴だけ。(なにも残ってないなら、観てないも同然ではないのか・・・)

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

2.8

18.03.25 早稲田松竹

「クレオ」と同時上映で観た。ストーリーも登場人物像も自分の好みの作風ではなかった。一見、これは若い女性をターゲットして作られたんだろうなあという印象。

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

4.0

18.03.25 早稲田松竹

クレオのアパートメントでボーカルレッスンがあって、ピアノにあわせて歌うシーンがあった。ピアノを弾きにきたのは作曲家のミシェル・ルグラン(本人)。しっとりしたスローな曲の
>>続きを読む

ジュデックス(1916年製作の映画)

3.8

21.09.11 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
途中2回小休憩挿みながら6時間で12話一気上映だったので、正直かなり疲れた。途中でなんども意識が飛んでしまった。こういう長丁場でも最後までスクリー
>>続きを読む

赤い唇/闇の乙女(1971年製作の映画)

3.3

21.09.10 K's シネマ(新宿)

(日記より)
K'sシネマで、一昨日と同じ『奇想天外映画祭』のセレクト作品を1本鑑賞。クーメルという人の71年の映画で吸血鬼映画だった。かなりエロティックだ
>>続きを読む

銀河(1969年製作の映画)

3.5

21.09.08 K's シネマ(新宿)

(日記より)
仕事が終わってから新宿のKsシネマでブニュエルの映画。客の入りは50人前後。妥当な数だろう。かねてより観たいと思っていた気になる作品だったが、
>>続きを読む

裸のキッス(1964年製作の映画)

3.5

21.08.29 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
ちょっと期待外れだったのは、たぶん期待しすぎていたからだろう。出だしのインパクトはすごいものがあった。また、殺人事件の張本人として、粘着質な刑事か
>>続きを読む

サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.0

21.08.28 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
渋谷で夕方観てきた映画はとても良かった。主演のグロリア・スワンソンという女優、恥ずかしながら知らなかったが、圧倒するような存在感だった。相手役のウ
>>続きを読む

大当り狸御殿(1958年製作の映画)

3.8

19.01.15  神保町シアター

(日記より)
夜、神保町で観た今年2本目の映画はとても面白かった。先週観た伴淳の映画より10倍は面白かった。ストーリーが奇想天外で、蜘蛛コスチュームの悪党の踊りと
>>続きを読む

間諜X27(1931年製作の映画)

3.0

19.01.15 DVD(レンタル)

(日記より)
スタンバーグのスパイ映画は、5段階評価で3。つまり並。M.D.の色気には圧倒されたが・・・。役柄は元娼婦で女スパイ。売国奴として最後に銃殺される悲
>>続きを読む

黄金時代(1930年製作の映画)

2.8

19.01.10 DVD(レンタル)

(日記より)
レンタルしてきたブニュエルのシュール実験映画を観る。内容はあるようでない。とりあえず中心人物といえる若い男女の情愛を描きながら、社会道徳やキリスト
>>続きを読む

歌う弥次喜多 黄金道中(1957年製作の映画)

3.0

19.01.07  神保町シアター

(日記より)
伴淳がなんと若々しい。高峰三枝子が逆に老けてみえた。内容はまあまあだが、笑いを誘っている部分であまり笑えない(おかしくないので)。幽霊ショックでノイ
>>続きを読む

争闘阿修羅街(1938年製作の映画)

3.0

14.09.02  ラピュタ阿佐ヶ谷

(日記より)
戦前日本SF映画小回顧シリーズというお題目で8月10日から1カ月ちょっとの期間、さまざまな、謂わば特撮を駆使した戦前の実験的な映像作品を上映してい
>>続きを読む

密林の怪獣群(1938年製作の映画)

2.8

14.09.04  ラピュタ阿佐ヶ谷

(日記より)
「密林の怪獣群」は、最低限度のストーリーと起承転結があった。ただラスト(ジャングルから都会に出稼ぎにいくシーン)があまりに脈絡がなさすぎる。もうち
>>続きを読む

百年後の或る日(1932年製作の映画)

3.3

14.09.02  ラピュタ阿佐ヶ谷

(日記より)
戦前日本SF映画小回顧シリーズというお題目で8月10日から1カ月ちょっとの期間、さまざまな、謂わば特撮を駆使した戦前の実験的な映像作品を上映してい
>>続きを読む

モダン怪談100,000,000円(1929年製作の映画)

3.3

14.09.02  ラピュタ阿佐ヶ谷

(日記より)
戦前日本SF映画小回顧シリーズというお題目で8月10日から1カ月ちょっとの期間、さまざまな、謂わば特撮を駆使した戦前の実験的な映像作品を上映してい
>>続きを読む

処刑の丘(1976年製作の映画)

3.8

22.06.05 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
今日は午後、2本渋谷で映画を鑑賞。1本目はかなりシリアスな反戦映画だった。哀しい結末にちょっと胸が苦しかった。主役の俳優が特にすばらしかった。2本
>>続きを読む

灰色の石の中で(1983年製作の映画)

3.0

22.06.05 シネマヴェーラ渋谷

(日記から)
今日は午後、2本渋谷で映画を鑑賞。1本目はかなりシリアスな反戦映画だった。哀しい結末にちょっと胸が苦しかった。主役の俳優が特にすばらしかった。2本
>>続きを読む

裸の銃弾(1969年製作の映画)

3.5

22.05.28 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
こちらも若松孝二特集。食わず嫌いなのかもしれないが若松作品はあまり性に合わないような感じがしており、あえて観たいと思うのがあまりない中、これを観た
>>続きを読む

処女ゲバゲバ(1969年製作の映画)

2.5

22.05.21 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
シネマヴェーラの若松孝二特集にて。今までもそんな本数は観ていないし、よく知らない監督だが、これはタイトルだけずっと知っていて、どんなんかなと思って
>>続きを読む

女性自身(1962年製作の映画)

3.3

18.06.09 シネマヴェーラ渋谷

(日記より)
午後、渋谷シネマヴェーラで2本続けて観る。予想したより観客が少なかった。「つり橋」はオムニバス仕立てということもあってまとまりがなくイマイチだった
>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

4.2

18.06.01 DVD(レンタル)

(日記より)
とても完成度が高い。不倫カップルによる計画的殺人が行われ、そこからのハラハラドキドキの展開。ストーリ―としてはぜんぜん凝っていないのにめちゃ面白く
>>続きを読む

猟人日記(1964年製作の映画)

4.0

24.01.03 DVD(レンタル)

(日記より)
なかなか見ごたえがあった。2部構成で前半の1時間は猟人=仲谷が主人公。カタコト日本語を操っての狩猟行為はけっこうナマナマしさがあった。殺人の容疑で
>>続きを読む