マイノルさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

マイノル

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ソーセージ競争(1907年製作の映画)

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人が笑うポイントって100年前から変わってないんだなあ。ことばはなくても通じるものがある。

冬の旅(1985年製作の映画)

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寒い映画だった。物語が進んで行くにつれ、ますます寒くなる。海から上がってきた時は季節はずれだけれど寒そうに見えず、むしろ清々しいくらいだった。モナは何がしたかったのだろう。どこに行きたかったのだろう。>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

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よかった〜。
漫画だけ読んでいてアニメはほとんど見ていなかったので、声の違いは気にならなかった。
漫画の世界観を残したまま映像化されていて、さすが原作者が参加しただけあるなと。技術的なことはわからない
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

前二作より自分的にはしっくりときた。
伝えたい思いが今回は感じられた気がする(パンフレットの力も借りて)いろいろ気になることは多いけれど、置いといて…
ダイジンを追って北へ向かう途中、素晴らしい出会い
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窓辺にて(2022年製作の映画)

3.7

ここのところ映画をみる体力が湧かず、久しぶりの劇場だったが、ちょうどいい塩梅の映画に出会えた。143分という上映に怯んだが、杞憂であった。素なのかと思わせるセリフのやり取り。寿司屋のカウンターで、喫茶>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

3.8

なんだか日本の怪談話しを見ているような。
そっちに行くと転がり落ちるよ、という方を選んで進んで、どうしてこんなことに…と後悔先に立たず。アネットがはじめ人形だったこともラストには納得。両親は娘をひとり
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

ミー坊のお魚愛、好きなことを貫き通す姿がキラキラしてほんわかした気分になった。冒頭の「男か女かはどっちでもいい」はほんとその通り。気にならないしミー坊はミー坊だ。のんさんがとてもいい。セリフのない時の>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

何度見ても、ストーリーがわかっていても面白い。映画館の大きなスクリーンで見られてよかった。細部の音までクリアにきこえた。「炎のたからもの」危うく歌いそうになってしまった。

さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.4

スティングが出てる!エースって役もカッコいい。しかし、ジミーには少しも共感できなかった。10代があまりにも遠い過去だから、という事で。

ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.6

物語と言うよりムードかな。
映画の冒頭から少しだけ右肩上がりになったと思ったら、あっと言う間に不穏な空気になって後は下がって行くだけ。しあわせって泡沫なんだ、浮かんだと思っても、あっと言う間に消えてい
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パリ13区(2021年製作の映画)

3.8

モノクロって綺麗だ。陰影が色をより感じさせる。カラーだと露骨過ぎる画も美しくどこか幻想的な雰囲気を醸す。監督の見せ方なんだろうなあ、技術的なことはわからないけど。
ノラとアンバーの関係性が深まっていく
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

なかなか複雑な両親の元で育った、感受性豊かで正直な子。親は愛情たっぷりに接していて、それもわかっているけど不安で、僕はここだよって、感情を持て余し自分でもどうしたらいいかわからない。「大丈夫」って大丈>>続きを読む

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

3.6

身につまされる。息子の気持ち、母の気持ち、父の気持ち。自分を受け入れてくれる大好きな人が居なくなる。人と上手く交流できない。彼の言動の理解できない部分が怖い。悪い方に転がって行く、彼に救いはなかったの>>続きを読む

世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.6

人生って
悲劇で喜劇で
厳しくて優しくて
いろんな繋がりの中で
また歩き出せるんだと。
見終えてなんだかいい気分の1本だった。

林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.8

忘れた方が、幸せなのか。
覚えている方が幸せなのか。

記憶喪失になる奇病が流行るって
よく考えたら恐怖じゃないか。
その割に淡々として事務的で
適当な感じの医師達、緊張感なさすぎで面白い。

記憶、
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偶然と想像(2021年製作の映画)

3.8

タクシーの中。教授の部屋。リビング。
何気ない話をしているようだが,
そうそうある話じゃない。
気軽な気持ちで見始めた筈が、徐々に
前のめり(気持ちが)引き込まれる。
「わからない」
「わかりません」
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.5

アニメも知らず、キャンプも趣味ではないけれど
いいもの見たなぁ、とほっこり。
アニメ見て見よう。

杜人(もりびと) 環境再生医 矢野智徳の挑戦(2022年製作の映画)

3.6

息をしている限り生を全うしていく。
矢野さんは植物の、命あるものの力を信じている
地球は人間のためだけに存在するんじゃない。
そろそろ目を覚まして、責務を果たす時間じゃないかな。さて足下からはじめよう
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メイド・イン・バングラデシュ(2019年製作の映画)

3.5

自分の身につけているものが、どこで、どのように作られるか、目を向ける。自分で選んだものに責任を持つ。思いを馳せる。
最後まで諦めず、仲間を募り自分達の権利のため戦い続けたシム。遠い国の話しではない。市
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

4.0

アンディの気持ちを想像しつつ鑑賞。おもちゃのバズのルーツがわかって面白かった。散りばめられた伏線は、しっかり余さず回収される。ラストのほうで、おもちゃのバズに付いていたある物が大活躍。なるほど。

初仕事(2020年製作の映画)

3.5

残された者の気持ちの整理。
時間と対話。
閉ざされた光のない部屋。
緊張と緩和。
開けられる窓、差し込む光。まだ弱い。
もっと明るいひかりの下、
曝け出す、炙り出される無自覚の気持ち。

ゴンドラが揺
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.8

人は誰しも様々な事情を抱えて生きていると、改めて思った。正しい事を言うのは簡単だけど、それだけじゃ辛すぎる。様々な家族、親子の形。ヘジンが優しく、いい存在感だった。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

トムのトムによるトムのため…もとい、映画を愛する人々のための映画だ。いろいろ細かいことはいい。これぞエンターテインメント。予定調和なんのその、期待を裏切らない王道っぷり。この作品が、映画を映画館でみる>>続きを読む

流浪の月(2022年製作の映画)

3.7

人は見たいようにしか見ない。
一方的な情報や少ない事実や憶測で、物事をわかったつもりになって無責任に面白がってたり糾弾したり。正誤に関係なく、いとも簡単に瞬く間に情報の拡散が行われる昨今。ふたりを追い
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

トム・クルーズ代表作をほとんど触れずにきた。嫌いではない。公開当時、思春期真っ只中で主流なものを揶揄するような気持ちから避けていたのかもしれない。映画は見ていないのに、なんだろうこの懐かしさと聞き慣れ>>続きを読む

A Film About Coffee ア・フィルム・アバウト・コーヒー(2014年製作の映画)

3.5

コーヒー飲んでから見たけど、また飲みたくなった。生産者と消費者、大きく分けたらそうなるんだな。一杯のコーヒーは、遠くから旅をして多くの人の手を経て飲めるもの、忘れがちだけど。心して飲もうと思う。ホンジ>>続きを読む

今日もどこかで馬は生まれる(2019年製作の映画)

3.6

知らなかったで済ませられない事。生み出した人間の責任は大きい。葛藤しながらも日々馬と向き合っている人たちには頭が下がる。光がある所に影も必ずある。目を向けるきっかけをもらった。

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

開始早々に把握できない情報量、考えるな、感じろの世界。懐かしいけど、ちと違う。シン・ウルトラマンだから。不思議なカメラワークはどのような意図か、その他もろもろ。パンフレット読んで出直しますか。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

3.8

個人的にはジェイコブがどんな戦力になるのか興味津々。期待を裏切らないナイスな存在感。マグルの良心だな。冒頭のアルバスとグリンデンバルドの対峙するシーンは痺れたなー。マッツの存在感、不足なし。次回作が待>>続きを読む

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.9

闇に浮かネオンや薄暗い舞台裏、楽しげな雰囲気に潜む非日常の怪しい気配。カーニバルはちょっと怖いけど興味をそそられる。監督の作る世界に引き込まれスタンの転がり落ちるような運命をみせられる。綿密に散りばめ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

ルビーが歌を歌うことで自分のやりたいことや好きなことに目覚めていく感じがよかったな。子を思う親心と、親を守ろうとする子の心、お互いを思い合ってぶつかりすれ違いながら新たな道を選んでいく。聞こえない歌声>>続きを読む

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.2

原作からの映画。
カラーになって、声が入って、音楽がついて、
漫画で読むのとはひと味違う。
憂太くんが何度かシンジくんに見えたような見えないような....

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.8

誰の話を信じるか?
自分に都合の悪いことは言わない。自分の思うようにしか捉えない。事実はひとつでも真実は人の数。家柄や身分、性別で人生が左右されるような時代。マルグリットの決断は生半可な覚悟ではなかっ
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