ぽぽろさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

肉屋(1969年製作の映画)

3.9

授業中に花を渡すみたいに肉を渡す肉屋
犯人は分かりきってたけどそれでも飽きることなく面白く見れた
自分のパンに血が落ちてきたら怖すぎる
カメラワークとか光の使い方とか無駄がなく全てが美しくて素晴らしか
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囚われの女(2000年製作の映画)

3.7

シモンがずっと独りよがりで情けなくて面倒くさい
自分から別れを切り出した癖に煮え切らない態度も最悪
ラストシーンが音楽も相まってとても素晴らしかった

トラスト・ミー(1990年製作の映画)

3.8

マリア、マシュー共に結構な毒親を抱えてる
個人的に始まり方がとても好きでした
ビンタ乱発映画

シンプルメン(1992年製作の映画)

3.9

良い!
出てくる女性が全員魅力的
ダンスシーンは言わずもがな最高
このダンスシーン見たさにまた鑑賞しちゃうかも

Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

答案用紙を自転車のライトで照らすシーンがあまりにも良すぎてひっくり返った
藤井樹なんて罪深い男なんだ…
最後までずっと切ない映画だった
中山美穂様の儚さに惚れ惚れ

カプリコン・1(1977年製作の映画)

3.8

後半からグンと面白くなる
蛇のシーンは思わずウッとなった
農薬散布おじを即刻トップガンに入れるべき

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)

4.2

統合失調症といっても全員が全員アダムのような症状とは限らないので、あくまでもこういう症状の人もいるんだという視点で観た
とはいえ、こういった苦しみを抱えている人もいるということを多くの人が知る機会にな
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サン・スーシの女(1982年製作の映画)

3.9

あまりにも哀しすぎる
最初から最後まで辛くて哀しくてやるせない想いが募る映画だった
モーリスがただただ善人
なんといってもロミー・シュナイダー様の演技に圧倒される
マックスの演奏を聴いて涙を流すエルザ
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バンドワゴン(1996年製作の映画)

3.5

電車のシーン良いよな
ウィン推し
このバンドは毎日喧嘩して毎日仲直りしてそうだな

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

3.9

静かに確実に人間が壊れていく映画
ほんの些細なズレや歪みが大きな綻びを生む
200分弱あったので集中力が途切れることもあったんだけど、淡々と規則正しい彼女の生活に少しずつ狂いが生じていく過程に段々と目
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プロヴァンス物語/マルセルのお城(1990年製作の映画)

4.2

前作に引き続きとても良い
伯父さんファミリーがあまり出てこなくて寂しかったけど...
二度と戻ってこないプロヴァンスの丘での日々
あたたかい物語だったからこそラストがあまりにも切ない
でもそれがまた良
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プロヴァンス物語 マルセルの夏(1990年製作の映画)

4.4

夏に観るのに相応しい心ときめく映画だった
登場する全員がとても愛おしい
ずっと心地よい風が吹いているような映画
なんといってもマルセルとリリの2人の友情が素晴らしい
デカすぎるパンを抱えて歩く2人がか
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いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.0

全編を通して父親のマイケルへのどデカい愛がひしひしと伝わってくる
過度な泣かせ演出もなく淡々と進んでいくところも良い
マイケルはきっと素敵な大人になる

恋のエチュード(1971年製作の映画)

4.0

ただただ美しいこの映像を見ているだけでも満足できる
終始3人のことを親のような目線で見守った
クロード本当に最後までどうしようもない男だったけど、その欲のまま正直に生きている感じが逆に清々しくて良かっ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.8

大人は判ってくれない
うんうん本当にその通り
"悪い草も悪い人間もいない。育てる者が悪いだけだ。”というヴィクトル・ユーゴーの言葉を思い出す
少年はこれからどんな人生を歩むのか
家庭や学校、それだけが
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ライフ・ウィズ・ミュージック(2021年製作の映画)

4.3

すごく好きな映画
時々挟まれるミュージックの見ている世界がカラフルでキラキラしていて本当に可愛いんだ
ミュージックの生活を支えている周りの人たちが理解があって素晴らしすぎる
破天荒だけど繊細なズー、優
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海底47m(2017年製作の映画)

3.2

こんな状況に陥ったら全てを諦めてしまうわ
この姉妹は何気に有能すぎる
特に底が見えない海とか怖いどころじゃないな

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)

4.0

展開が読めてしまう王道ストーリーかもしれないけど良いシーンが至る所に散りばめられている
ジョハと母親のダンスシーンは最高だし、ジンテとガユルが一緒にピアノ弾くシーンも素敵すぎる

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

4.0

とてつもなく面白かった
ソル・ギョングとイム・シワンのコンビ良すぎる
何もかも失ってしまったヒョンスがどうなったか行く末がとても気になる

くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

3.4

水彩画タッチのアニメーションが素晴らしい
ネズミの国がかわいすぎる
でもやってること立派な犯罪だからちゃんとごめんなさいしてね

チャーリング・クロス街84番地(1986年製作の映画)

3.8

じんわり沁みる良作
へレーヌからの贈り物に古書店の皆が群がるシーンがかわいい

リュミエール!(2016年製作の映画)

3.7

"映画は運動と時間の芸術である”
シネマトグラフの発明者リュミエール兄弟の作品を解説付きでじっくり見られる大変贅沢な映画、いや映画というより資料集
これは吹き替えで見た方がいいかも

サムライ(1967年製作の映画)

3.9

アラン・ドロンがカッコよすぎる映画
内容云々というよりただただアラン・ドロンの存在に圧倒される映画
台詞や説明を省きすぎて意味が分からないところが少々あったのはもしかして自分だけ?
まあでもアラン・ド
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私はあなたのニグロではない(2016年製作の映画)

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私はあなたのニグロではない
観終わった後、このタイトルに差別され迫害されてきた人々のあらゆる感情が反響する
ジェームズ・ボールドウィン氏が淡々とかつ冷静にしかし怒りを滲ませながら語る言葉にずっとハッと
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ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.2

このような状況では他人のことを考える余裕などないし、ただ自分自身が生きていくことにのみ執着するのも分かる
でもそういったロゼッタの言動を見続けているのは正直しんどかった

散歩する惑星(2000年製作の映画)

3.4

マジック失敗されたおじをただただ見守ってました

母なる証明(2009年製作の映画)

3.8

終わり方…すごいいい
母親は息子のためならどこまでも狂える…
愛と狂気は紙一重
ただただ純真な息子への愛なのか、それとも母親であるという呪縛にとらわれた上の愛なのか
印象的だったのは母親がジョンパルと
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.0

重く苦しい2時間
実際の事件もかなり凄惨な事件で目を覆いたくなる
韓国警察の無能っぷりには少々イライラしてしまうけど、終始犯人の掌の上で転がされているようで歯痒く焦る気持ちも理解できるので辛かった
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.0

眩しい
高校時代のもう戻れないあの頃を思い出して泣きそうになった
いいな〜一生の思い出になっただろうな

リアリズムの宿(2003年製作の映画)

4.2

すごくいい
最初の2人のあまりの気まずさに見ているこっちは終始ニヤニヤしてた
絶妙な空気感とロケーションが最高
好きなシーンたくさんあるけど、あんなに距離感微妙だった2人が最後布団で笑い合うシーンが1
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.6

4時間は流石に長すぎた
集中力が中盤切れてしまい、途中流し見してしまった
台湾社会ではかなり問題となった事件をベースにしているのか
しっかりこの時代の歴史背景を勉強しておけばもう少し楽しめた気がするの
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

3.9

はぁ……
どうなるのかとずっとハラハラしていた気がする
誰が悪いとか誰が正しいとかいう答えはこの映画にはない
"育てる者が悪いだけだ"という最後の言葉に尽きる
正直警官の行動にも少年たちの行動にも全く
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帰れない二人(2018年製作の映画)

3.7

知らん人の結婚式でバカ食いするシーン最高
これ見た瞬間チャオのこと好きになった
正直最後までビンの良さが分からず、なんでチャオがここまで追い続けるか理解不能だった
愛は理屈じゃないんだよね、それは分か
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