remonさんの映画レビュー・感想・評価

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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.4

マーベル屈指のCGで描いた実はただのイントロダクションな作品

フェーズ4で初めて低空飛行となった感のあるMCU、ようやくフェーズ5開幕とウキウキしながら劇場に向かった
さすがはマーベル作品、CGは圧
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

超絶お洒落なB級サスペンスホラー

ジャケ写と予告編の期待を全く裏切らない作品

絶妙カメラワークや鏡などの随所に盛り込まれる反射を活かして、現代と60年代・現実と夢・味方と敵といった色々な境界が曖昧
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

師弟2人の魂が咆哮する106分

音楽の知識がなくわからない言葉などがあっても、そんなことは関係なく没入してしまう作品だった

主演2人のリアル感が凄まじく、チャゼル監督のテンポの良いカット割と合間っ
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.5

多くの人が佐々木のような誰かを思い出す作品

高校時代のクラスのあいつ今どうしてるんだろうとなんともノスタルジーな気持ちになった

誰にでも起こりうる日常を感情的でもなく、物語的でもなく自然に切り出し
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.6

天才と狂気は紙一重だと感じる作品

孤島で繰り広げられる天才シェフのディナーコース
客の中にも終盤までシェフを信じているメンバーがいたが、理解できないことを天才と崇めるのか狂気と恐怖するかはその人の心
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RRR(2022年製作の映画)

3.7

恐らくインドでしか作れない超弩級アクション大作。
起承転結をきっちりさせつつも全編クライマックスの血湧き肉躍る系映画。

前半はラーマ兄貴のイケメンニキ度合いに圧倒され、中盤はコムラムビームの歌で席か
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.6

繰り返す"毎日"の中で幸せとはなにかを探す物語。

タイムループといえば殺人犯と戦ったり、ハマった原因に向き合ったりと目的を持った作品が多いが、ループする"毎日"を積み重ねて2人の関係や考え方が深まっ
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トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.2

シリーズを通して心に寄り添い、ときめきをくれるピクサー屈指の作品。

1を観たのは小学生の頃、4を観たのは社会人になった頃、その時々でどの作品も何か心に残るものだったが、子どもが生まれてから観る本作は
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.6

エンドロールのあとなんとも言えない虚無感に襲われる映画。

アイスランドの大自然の美しさとアダの可愛さの裏側で、常に不穏な雰囲気が流れる本作。

ストーリー全体ののほほん感とクライマックスの急展開のG
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.6

美しい湿地の映像とそこに隠された秘密に引き込まれる映画。

切ない生い立ちを背負う少女の成長とラブストーリーが絡むことで、ミステリーという枠を超えているように感じた。むしろ見ている最中は主軸の殺人事件
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オールド(2021年製作の映画)

3.3

映画では意外と観たことないテーマのスリラー作品🎬

なにか手を打とうとするもあっという間に過ぎていく時間の感覚がリアルだった。


個人的にはシャマラン監督作品で久しぶりに楽しめた作品。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.1

あるファミリーのホームビデオ🎬

自分が車好きになったひとつの理由でもあるしこのシリーズが大好きなのだけど…さすがに現実離れが凄すぎて…

でも大好きな友達一家の映像編集が凄いホームビデオだと思えば楽
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.1

時を経たからこそ出来た最高の続編

CG全盛期に実写の迫力で胸を打たれたのは新鮮な体験だった、とにかく映画館で観るべき傑作

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

時間が経つほど深みの増す大人なウルトラマン🎬

よく賛否両論と書かれている本作だが、着ぐるみ全開の昭和・平成ウルトラマン世代からみるとフルCGのウルトラマンは初見では少し違和感があり、受け入れきれなか
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.3

これまでで最も身近なボンドのラストを描く映画

ダニエルクレイグのジェームスボンドはどの作品も人間味溢れ一線を画していたが、今作の英国ではなく子どものために全てを捧げる姿は今までの007では感じたこと
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

サムライミがmarvelの看板を借りて作ってみました的な映画🎬

marvelの映画というよりホラー映画だった
実際には全体の1/3ぐらいがホラー要素な気がするけれど、marvel作品群のなかでもズバ
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善き人のためのソナタ(2006年製作の映画)

3.2

寡黙な職人の変化と生き様を静かに描いた作品📽

主人公のヴィースラーはもちろん、場面場面も全ては描かず多くを語らないが、自分が忠誠を誓っていたものが虚像であったことを感じ自分の信念に従って生きるように
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.3

現実世界で起きる13歳の葛藤/悩みをピクサーというフィルターを通して描いた作品🎬

とにかく今どきだなぁというのが第一印象だった
そもそもピクサーが直接人間だけを描くことはそれほど多くない上に、扱う問
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.3

ありのままで生きることの大切さを今どきのナンバーで伝える映画🎬

ストーリーはディズニー作品にしては山場がなく少し物足りないように感じたが、音楽については全ての楽曲にかなり力が入っていると思った

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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

実話ベースだからこその圧倒的な臨場感と暴力の無慈悲さを感じる映画

当時のニュースは覚えておらずどこまでが事実なのかはわからなかったが、当時その場にいた人たちの恐怖や決死の覚悟がひしひしと伝わってきた
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.6

難しいことなんか1つもないハッピーな映画✨

ゲームのモブキャラが主人公という設定だけで面白い映画。
ライアンレイノルズというキャスティングもぴったりで設定落ちせず最初から最後まで楽しめる。

他作品
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

3.5

元B級映画な映画。キングスマン1作目の印象は”なんてレベルの高いB級映画なんだ”だった。2作目もそれなりに雑なスプラッタ要素ありお下劣なユーモアありで1作目に近い印象だったが、今作ファーストエージェン>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

3.7

何のために生きるのか考えさせられる映画。

結末は切ない面もあるけれど、個人的にはウォルトは友情の為に生き、その生き様/魂はグラン・トリノとともにタオに引き継がれた=生きた証が残ったんだなぁと感じた。
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ナイト・ハウス(2020年製作の映画)

2.2

アメリカン悪魔な映画。この手の映画を面白いと思えないのはもはや文化の違いなのか…
キャラクター/カメラワーク/音楽全てで醸し出す一貫した不穏な空気、ホラー映画としての完成度は高いように思うが、どうして
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

スパイダーマンアッセンブルな映画。前情報いれずに見れて本当良かった。
アメスパがMJを救うシーンは鳥肌立ちました。全てのスパイダーマンをリアルタイムで見てきたけど、本当にいい時代に生きているなぁと思い
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[リミット](2010年製作の映画)

2.8

なんとも言えないリアル感にやるせなくなる映画。

シチュエーションの設定は秀逸なのに、なぜもう少し上手く活かせなかったのか。

予告編に期待すると少し裏切られるタイプの作品だった。

ジェイソン・ボーン(2016年製作の映画)

3.4

だいぶ渋くなったジェイソンボーンが観れる映画。

約10年ぶりの新作とし作られた実質4作目。基本プロットはこれまで通りボーンの失われた記憶だが、さすがに都合良く忘れすぎな感は否めない。戦闘もだいぶ派手
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ボーン・アルティメイタム(2007年製作の映画)

3.6

ボーンの謎が明かされる完結編的な映画。

3部作では最後に当たる作品だが、全2作に負けず劣らずマッドデイモンがかっこいい。序盤の駅での戦闘がボーンらしさが出たスマートな戦い方で痺れる。

CIAが間抜
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.5

終わったはずの話を絶妙にリビルドしたホラーのようなコメディ映画。

多少ご都合主義な点や冗長な場面もあるものの、続編という設定の生かした展開が面白く、個人的にはバックトゥザフューチャーに通じる構成だな
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.5

スリラー大さじ1に、コメディ/SF/ラブロマンス小さじ1ずつ混ぜた、そんな映画。

序盤は普通にスリラーな展開と思わせつつ、コミカルに話を展開、かと思いきややっぱりスリラーで最後まで楽しめるジェットコ
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X-メン(2000年製作の映画)

3.3

スパイダーマンと並ぶアメコミの先駆け的映画。

今観るとvfxは古く感じるものの、ミュータントの能力にはワクワクする。

そしたハルベリーはストームの時が最も魅力的だと思う。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.7

作品全体に漂う、ミステリアスな雰囲気に魅了される映画。

冒頭からとにかく怪しい雰囲気に包まれ、孤島の監獄という舞台装置がとにかく生かされている。伏線貼りまくりのストーリー展開、主役2人の絶妙な演技も
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パターソン(2016年製作の映画)

3.4

休みの昼下がりにぼんやりみたい映画。

パターソンの平凡だけど輝く日常を静かに描いた作品。何か起こりそうで起きない、でも少しだけ違う毎日が丁寧に描写されている。

気合を入れてみると肩透かしを喰らうの
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

3.6

1に負けず劣らず楽しめるジェイソンボーンの映画。

幸せの絶頂から5分で復讐劇になる、相変わらずコンパクトなストーリー展開。スピード感や敵の魅力は多少1に劣るが、敵を出し抜くスマートさやキレのあるアク
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ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

3.7

若きマッドデイモンがとにかくクール&スマートアクションで魅せる映画。

これまでなんとなく観ることがなかったボーンシリーズだが、他のスパイ映画とは一味違うテイストが新鮮で面白かった。

基本1対1、い
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

2.8

映像体験とはこういうことだと思わせる映画。

始まりから終わりまで圧倒的な映像と豪快なアクション、マッドマックスにしかない世界観で駆け抜けていく。ストーリーは非常に単調だが、展開の怒涛さはシリーズ最高
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