恐らくインドでしか作れない超弩級アクション大作。
起承転結をきっちりさせつつも全編クライマックスの血湧き肉躍る系映画。
前半はラーマ兄貴のイケメンニキ度合いに圧倒され、中盤はコムラムビームの歌で席から立ち上がり、最後には2人の肩車無双に拳を突き上げていた。
主人公2人の肉体も凄まじいが、それを引き立てるためだけに投下されるCGも凄まじい。CGキャラ/演出全盛期に主人公2人の生身一つ(と弓矢)のエフェクトに全ての制作費を注ぎ込んでいるような勢いだった。
3時間はちと長いところもあるがその分背景がわかり感情移入しやすくなっていると思う。劇場で感じる迫力は圧巻だが、家で休憩しながら見るのもありかもしれない。
とりあえずナートゥをご存じない方には観ることをおすすめしようと思う。